満足度★★★★
上手い!
ほぼ全員の演技が上手かったです。
特に岡田さんと今村さんのコンビはDSゲームの「レイトン教授」が実写化されたらそのまま任せてもいいくらいです。
その他の脇役もよかったです。
満足度★★★★
懐かしき「明智vs二十面相」の世界
懐かしき「明智小五郎vs怪人二十面相」の世界を想起させる怪盗とその犯行を防がんとする探偵の攻防。
時代設定が曖昧なのは珠に瑕だが、探偵がいるのにクライマックスの謎解きはその友人が語る(探偵が犯人ということではなく)という仕掛けも面白いし、東京コミックショウのスネーク芸に Perfume ネタや最近のギャグを掛け合わせて笑わせておき、最後のレッドスネークを「あのように」使うというのも巧い。
また、スネークネタの時に目を逸らせて笑いをこらえている共演者たちがなんとも観ていて楽しい。危婦人のザンヨウコってば「共演者殺し」か?畏るべし!
満足度★★★★
エンターテイメントでしょう!
ひどくガラガラな客席を前に(30人位)、大きく作られた舞台を、
十二分に利用して、かなり贅沢な粒を揃えて上演されてます。
ゴシック調に作られた装置を背景に、
稲垣吾郎に似た感じの座長さんが、江戸川乱歩調の話の構成で、
テンポよく綴っていきます。
池袋芸術劇場(小ホール)の大きな舞台で、こないだスケールの
大きな芝居を見せてくれたコーヒー牛乳の人達が、
その時と同じ演技で、話に彩りを加えてます。
(ポーンって今にもいいそう!)
この規模の公演で、笑いあり涙有りのドラマを詰め込んで、
これはエンターテイメントでしょう。いやいや楽しかった。
このまんま、グローブ座に持っていってジャニーズの子達に、
やらせても十分に受けると思います。
もちろん、この作品として、もっとメジャーな劇場でも
いけるんじゃないかな。
残念なのは、複数の人間相関図が絡み合うのですが、
これが今一つ、よくわからない。
どこがどうなっているのか。
あれは主役の線の細い男の子の演技力の問題なのかなぁ。
ミステリーをベースに色々な話を絡ませていって、
約100分、変な小細工もせず、よくある押し付けがましい作家の
自己主張もなく、エンターテイメントに徹して、
いやいや好感度◎
女優陣が皆素敵でした、存在感十分。
笑いを取る場面は笑いを、決めのポーズの立ち姿、
色香が漂うオーラ。
小劇場だからでしょうが、堪能致しました。
この中野ウエストエンドスタジオって、
普段は何をしている場所なんだろう??稽古場?
駅から遠いし、劇場内への入り方も、ちょっといびつだったな。
満足度★★★★
観劇☆
ミステリーのお手本という感じで安心して観れました。オープニングの引き込み方がうまく、いかにもミステリーなキャラクターもとても魅力的。犯人が誰かってことをメインにするよりはキャラクターを楽しむという感覚で観た方が楽しめるのではないかと思います。
満足度★★★★★
春の心地よい曇り空
チケプレで観劇しました。シルエットや外枠、その筋道がしっかりしている。ミステリーなんて結末が見えている事こそがセオリーだとミステリー好きの私は思いますが、それをちゃんと踏襲しておられたように感じます。作品としては全体を通してやんわりと明るい曇り空なようなお芝居。どの出演者も他の作品ではみなカンカン照りな芝居でばかりでしたので、この感覚が私はとても新鮮で気持ちがよかったです。私はこのストーリーがたまらなく切なくて好きです。賛否が分かれているようですが、それはこの作品が持つアンブレイカブルな仕組みがそうさせているのだと思います。気持ちよくさせようとすればいくらでも気持ちよくなるはずですから。配役がカンカン照りなだけに、悪く言えば物足りない。雲ひとつ無い晴れが好きな人はこのお芝居は物足りないのかもしれません。私はこれを今回のキャストでなく、曇り空の配役(?)で見てみたいとさえ思いました(笑)ともあれ最終日、もう一度観劇します!
満足度★★
これだけのキャストを揃えておきながら・・
どーしてもっと練らなかったのでしょうか?
笑いも浅い。
キャストを生かしきれてない。
ストーリーもありふれててイマイチ、どんでん返しがない。
要は、ワタクシ、観客なのにストーリーの結果が中盤でみえてしまう。
名探偵明智のパクリでしょう?
そしたらさ、そしたらよ?(・・)
中盤でストーリーの結果が解っちゃったらダメでしょう?
次回、中途半端な笑いの導入はやめてください。
笑いを仕込むなら大爆笑です。
以下は劇団関係者は見ないでください。ネタバレBOXに。。
満足度★★★★★
上質なミステリーってだけじゃない
小説を読んでいるかのような没頭する感覚を楽しめた。役者もみな上手く、なにより本がよく出来ていると思えた。芯がしっかりしていると、とても見ごたえがある。最終日までどのように出来上がっていくのか楽しみでもある。これはまた観に行くだろう。