満足度★★★★
懐かしき「明智vs二十面相」の世界
懐かしき「明智小五郎vs怪人二十面相」の世界を想起させる怪盗とその犯行を防がんとする探偵の攻防。
時代設定が曖昧なのは珠に瑕だが、探偵がいるのにクライマックスの謎解きはその友人が語る(探偵が犯人ということではなく)という仕掛けも面白いし、東京コミックショウのスネーク芸に Perfume ネタや最近のギャグを掛け合わせて笑わせておき、最後のレッドスネークを「あのように」使うというのも巧い。
また、スネークネタの時に目を逸らせて笑いをこらえている共演者たちがなんとも観ていて楽しい。危婦人のザンヨウコってば「共演者殺し」か?畏るべし!