満足度★★★★
不思議な職業のお話
誰か死んだときに残ったものを処理する人たちのお話。話自体はドラマチックで面白いのだけどどことなく処理業者さんというよりは大変なお仕事に携わった人たちのショートなこゆいドラマな感じであんまり業種特有な感じでもなかったのがプチ残念。意外とこの手の人たちとお付き合いがある業種だからってのが大きいのかもしれません。でも登場人物の個性が豊かで面白かったです。
満足度★★★
意外に暗くない
以前、こんなメールが届いた。
・・・・・・・
お客様と作り手は、車の両輪のようなもの。演劇は、“その場”と“そ
の時間”を、お客様と作り手とが共有しているときだけ存在し、そして
跡形なく消えてしまうメディアです。お客様なしでは決して成立しませ
ん。そしてお客様あってこそ輪は回り、前に進んでゆけるのだと思って
おります。
たとえ厳しいご意見をいただきましても、キャスト/スタッフと
も真摯に耳を傾けて、次回公演にいかしてゆく所存です。どうかよろし
くお願い致します。
国松里香(制作協力)
・・・・・・・・
素晴らしいね☆
ここの劇団のカラーはこうゆうスタッフ達の支えによって成り立っているんだね。(^^)
ですから、観る前から好感は持ってました。
好感を持つと言うことはその劇団に対する思い込みも強くなると言うことで、客席に座った瞬間から「期待は裏切らないだろう・・。」みたいな状況になってます。
そんな好印象からか・・・物語の内容は孤独死の後、残置物の処理を仕事とする人達の人間模様を描いた作品だったけれど、決して暗くない。
特にお葬式の場面では結構笑えたし、処理班の人達の困った様子が面白かった。
色んな問題が織り込まれた作品だったような気がする。
それは仕事や生活や生き方に対して期待を裏切らないようにしたかったけれど、出来なかった経緯や自分自身に対する不甲斐無さをさらりと表現する。
でもでも・・そんな重荷は背負うことないんだよ。
生きてるだけでいい。。
そして作家の言いたかったこと・・・「家族」という意味なんじゃないかなぁ。。
両親も兄弟もいなくなって一人になったとき、きっとリアルに孤独なんだろうな。と感じるだろうね。
感じなかったらニンゲンじゃあないよね?(・・)
じゃあどーしたらいい?って単純な質問に見えるけれど単純じゃあないよ。
結構難しい事なんだ。
一人だけでいい。
ずっとずっと仲良しでいられる人を作っておくべきだよね。。
満足度★★★★
状況がわかりやすいね。
孤独死が新聞の片隅に記事になっても、誰もが他人事で通り過ぎてしまうけど、その関係者の周りではさまざまなことが囁かれ、行われ、悲しむ人がいることを思い浮かべながら、無感情でいなければ出来ない仕事。人間の生き方や性格まで変えてしまうかも・・・
満足度★★★
とてもインパクトがある作品
普段誰も意識する事のないテーマに鋭くスポットを当て、問題点を抉り出したような作品。
難しいテーマを取り上げ、とてもインパクトがある内容。
難しい問題を考える事は苦手な自分だが、たまにはこういう事を意識することも必要なんだろう、と真面目に考えさせられた。
満足度★★★
面白かったです
ただ、途中で話の流れがわからなくなることがありました。「残置物」、普段の生活にはない言葉なので、最初はピンとこなかったのですが、見終わった後はなんだか切なくなってしまいました。
舞台には関係ないのですが、後半客席のエアコンが冷たい風を出すので寒かったです。
満足度★★★
テーマと切り取り方が
おもしろかったです。ドキュメンタリー番組がそのまま演劇になったような。それってこんな感じになるんだ、って。様々なスタンスを持って処理班に所属するスタッフの個々の思いを伝えるエピソードがじーんと来ました。
満足度★★★
公開ゲネを観劇
目の付け所は面白いと思う作品だったけど、作品の組み立てがちとバラバラな感じがしてしまったのは残念。
主となるお話とそれを取り巻くお話との時間軸が合っていなかった気がしてしまったし・・・
もう少し繋がりが見えてくる様なお話の構成にした方が良かったかも・・・
公開ゲネだったので、途中でお芝居が止まってしまうかな・・・っていう心配もあったが最後まで止まらずに上演されました。
上演中に照明の微調整はあったけど、それはご愛嬌というコトで・・・