満足度★★★
意外に暗くない
以前、こんなメールが届いた。
・・・・・・・
お客様と作り手は、車の両輪のようなもの。演劇は、“その場”と“そ
の時間”を、お客様と作り手とが共有しているときだけ存在し、そして
跡形なく消えてしまうメディアです。お客様なしでは決して成立しませ
ん。そしてお客様あってこそ輪は回り、前に進んでゆけるのだと思って
おります。
たとえ厳しいご意見をいただきましても、キャスト/スタッフと
も真摯に耳を傾けて、次回公演にいかしてゆく所存です。どうかよろし
くお願い致します。
国松里香(制作協力)
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素晴らしいね☆
ここの劇団のカラーはこうゆうスタッフ達の支えによって成り立っているんだね。(^^)
ですから、観る前から好感は持ってました。
好感を持つと言うことはその劇団に対する思い込みも強くなると言うことで、客席に座った瞬間から「期待は裏切らないだろう・・。」みたいな状況になってます。
そんな好印象からか・・・物語の内容は孤独死の後、残置物の処理を仕事とする人達の人間模様を描いた作品だったけれど、決して暗くない。
特にお葬式の場面では結構笑えたし、処理班の人達の困った様子が面白かった。
色んな問題が織り込まれた作品だったような気がする。
それは仕事や生活や生き方に対して期待を裏切らないようにしたかったけれど、出来なかった経緯や自分自身に対する不甲斐無さをさらりと表現する。
でもでも・・そんな重荷は背負うことないんだよ。
生きてるだけでいい。。
そして作家の言いたかったこと・・・「家族」という意味なんじゃないかなぁ。。
両親も兄弟もいなくなって一人になったとき、きっとリアルに孤独なんだろうな。と感じるだろうね。
感じなかったらニンゲンじゃあないよね?(・・)
じゃあどーしたらいい?って単純な質問に見えるけれど単純じゃあないよ。
結構難しい事なんだ。
一人だけでいい。
ずっとずっと仲良しでいられる人を作っておくべきだよね。。
2008/02/04 23:39
2008/02/04 17:07
脚本家は真面目な方なんでしょうね。
芝居って、その時々で色んな事を教えてくれるし、導きもあるよね?
今まで読書が人生のバイブル的な役割ってあったけれど、そういう意味ではいい芝居はやはり、バイブルかと。。。
素晴らしいですね☆
ん(^0^)同感ですなっ。素晴らしいスタッフですわ。
逢ってくれば良かったですわね。