満足度★★★
日韓共作
日本と韓国の二つの国の役者が共演して、戦争について上演するのはとても刺激的だなと思いました。テーマも良いし、要所に出てくる格言のような言葉もうまいなと思いました。それでも何故か既視感が強くて、物語にのめり込め無かったのは、僕の頭も平和ボケしてるのかな〜と思いました。
満足度★★★★★
見応えありました
お芝居が終わってから、タイトルのつけ方がうまいなぁ、と感じました。日韓関係を半島側からこういう風に見えるんだ、という驚きが新鮮でした。それも、納得できる驚きで、理解が進めばもっといい関係になるんじゃないかと感じました。
満足度★★★★
良かった
知らないことや不安が、間違えた選択をするとすれば、一緒に創作活動をすることは、素晴らしいと思うし、継続して戴きたいです。応援します。
満足度★★★★
時代を見ようとする目
4年前に国連決議された一国一核制度のお陰で、世界は完全に平和になった。戦争カメラマン、タリタリは、世界的に知られた戦場カメラマンだが、世界中に平和が蔓延してしまって仕事が無い。それで、旧知のヌードカメラマン、橋の事務所を頼った。二人は、友人だが、国籍は異なる。橋の国は、かつて、タリタリの国を植民地化していたのだ。
何れにせよ、目先の問題は、仕事が無いことである。橋も優秀なカメラマンなのだが、モデルに手を出すのが早く、業界では要注意人物なのである。
こんなわけで2人とも崖っぷちに立たされていた。尚、事務所には、もう1人、音門という仲間が居る。マネジャー役とでも言っておこう。橋の大学時代の写真部仲間なのだが、音門は、被写体に寄ることができず、プロはあきらめたのだった。
何れにせよ、食わなければならない。企画を出し合うが。ここには、もう1人、押し掛けてくるシェルターの販売人、ラーニャソンがいる。彼女は、タリタリと同国人だが、矢張り、平和のせいでシェルターが売れない。
彼らは日々、新たな企画、売れる企画を考えていたのだが、終に、その企画を発案、チャレンジしてみた。結果は爆発的なヒットであった。平和に飽き飽きしていた人々に議事戦争写真を呈示したのである。だが、人々は、疑似的なものに、心象風景を犯されていった。(追記2013.10.28)
満足度★★★
強い批評性
現在、大きな問題になっている日本と韓国(広くみれば中国も)との国際間摩擦をメディア批評を中心テーマに置きながら描いた寓話作品。
今の社会状況で、そしてBeSeTo演劇祭で、日本人と韓国人が一緒にこの舞台を作る意義は大きい。