義経千本桜 公演情報 義経千本桜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
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  • 満足度★★★

    義経千本桜
    すみません。正直しんどくて少々寝てしまった。4時間半以上の上演時間ということもあるのですが。
    1『渡海屋』『大物浦』:選曲がひどい。せめて選曲のラインは揃えてほしい。作品の良さを楽しむ前に音でげんなりとさせられた。作品にたどり着けず。
    2『椎の木』『小金吾討ち死』『鮨屋』:素直に楽しめる。選曲も作品にリズムを添えてよかった。
    3『吉野山』『河連法眼館[通称|四の切]』:鼓の効果音がすかしていてげんなり。もうこの辺になると意識が朦朧としてそんなときにこの演出はつらい。通称四の切はもう学芸会のようで蚊帳の外に置かれてしまったような感覚で、しかも時間がとても長く感じた。。
    この小生の長たらしい文を読むことはつらいですよね。だから作品もしゃきっと適切な尺でお願いします。

  • 満足度★★★★

    木ノ下歌舞伎「義経千本桜」3「吉野山」「河連法眼館[通称|四の切]」観ました
    悲壮さただよう原本が、劇団四季をも彷彿とさせる、楽し過ぎるエンターテイメントに(笑)おそろいの衣装の役者が総出演で世界を形作り、全ての物語が鼓に宿る。そして、親子・主従・恋人、様々な絆も、織り成す飾り紐のように収束…大団円へ。狐の動きと、静様の制御された身体と、後で出る癒し系の声のギャップが妙に印象的(笑)。

  • 満足度★★★★

    木ノ下歌舞伎「義経千本桜」2「椎の木」「小金吾討ち死」「鮨屋」観ました
    悪漢が一転して忠義者になる、原本に忠実な凄まじい強引さ(汗)事の次第をあざ笑う、あまりに現代的な維盛さえも、うむを言わさず存在する、古典パワーのにじみ出る権太の前についに自壊…また涙しそうに。美術、感覚、所作等の入り混じる違和感も不思議。あいま合間の遊びもまた感覚の張り方を変える。3演目の中ではもっとも分かりやすかったのでは?

  • 満足度★★★★

    木ノ下歌舞伎「義経千本桜」1「渡海屋」「大物浦」観ました
    義経や安徳の非人間的クールさと、知盛や典待局のみっともない人間くささの対比に涙しそうに。赤と白、平家と源氏、生と死…衣服は生者の思念を含む影…それを道連れに消える男の悲壮さ。照明も空間や人間を浮き立たせてステキ。美し過ぎるビジュアルも悲しい…練り返す物語、身体が同じ演出家の舞台「再/生」を連想させる。3演目の中では一番分かりにくい部分も多いけど、観客が自由に観られる面も大きい。

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