満足度★★★★
木ノ下歌舞伎「義経千本桜」1「渡海屋」「大物浦」観ました義経や安徳の非人間的クールさと、知盛や典待局のみっともない人間くささの対比に涙しそうに。赤と白、平家と源氏、生と死…衣服は生者の思念を含む影…それを道連れに消える男の悲壮さ。照明も空間や人間を浮き立たせてステキ。美し過ぎるビジュアルも悲しい…練り返す物語、身体が同じ演出家の舞台「再/生」を連想させる。3演目の中では一番分かりにくい部分も多いけど、観客が自由に観られる面も大きい。
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2012/07/26 10:55
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