ゴドーを待ちながら 公演情報 ゴドーを待ちながら」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★

    ゴドーを待ちながら
    最初の演技でつまづいてしまいました。

    ネタバレBOX

    少年が最初とは違う方向から登場するのを観たのは初めてかも。月が美しかったです。
  • ゴドーを待ちながら
    おもしろかった

    月がきれいでした

    いい気分でとっても楽しめました

  • 満足度★★★★★

    素晴らしかった。
    戯曲を読んだり、解説書なんかを読んだりして
    哲学的命題がどうとか、どのように解釈すべきかとか
    いろいろと予習をして、ある程度の「覚悟」を持って
    観に行ったのですが、そんな、妙な心配は無用でした。

    めちゃくちゃ良かったです。

    官能的な鑑賞で、十二分に楽しめる作品であることが
    このお芝居で理解出来ました。

    有り難うございました。

  • 満足度★★★

    さすが。
    役者お二人の力が光ってました。絶対に頭を抱えながら小難しい内容なんだろうと勘繰ってましたが…そんなことない!ホントに楽しめた。

  • 満足度★★★★★

    黄昏時に・・何を待つ。誰と。
    時代・世相が変わっても誕生と死は繰り返えされ、気がつけば・・、ごっこ遊び~靴・帽子遊び~夫婦の様な会話遊び~静寂・怒号~歌・ダンス~権力・脅威・異端・格差との遭遇と押えられない好奇心~時を経て~権威・脅威との再会そして克服(経験と成長)、落差(栄華と衰退)を目の当たりにして出てきた余裕(脅威のトラウマの克服は?)、而して、皆、母なる大地に横たわれば・・。何かがやって来るのを待つのも、待ち続けるかどうかを決めるのも人生、最後に同じ道を歩んだのか、別の道を選んだのかは・・。世相風刺を織り込んだ黄昏時のお芝居と解釈しましたが、橋爪さん石倉さん名コンビの好演、石井さん「ラッキー」の鬼気迫る長台詞、いやぁ~、良かった。不条理な・・展開故、思わぬところで前の台詞が繋がる可能性もあり一言も聞き逃せない中、2幕2時間半強、珍しく集中できました。時代・世相がどうであれ、如何に心豊かな老後を送るべきか、老いは経験を積む楽しさがある事を知っている60代の尊敬すべき凄すぎる先輩諸氏(演者)には負けられないという気持ちにもなりました。それと、相棒さえいれば何とかなるのかも・・。
    モナカ興業と森さんに関しては、「理解Understanding」1作品を拝観させて戴きましたが、芝居のインパクトはあったものの、ん~Under抜きのスタンディングリーディング劇?と思える様なシンプル過ぎる演出は、正直いって下名素人故「理解、不能?」でした、が・・、今回は、大ベテランさんを、お相手に大変なお仕事をされたと感服致しました。
    <ハナモズクさんのコメント>
    ベテランの役者さん個々の演技力が凄いと思った。
    只待つことの退屈さ、如何にその時間を大切に過ごし心のバランスを取るか、自分の気の持ちようで、変えられるものと感じました。[理解できなかったので、☆2]

  • 観てきた
    4/28

  • 満足度★★★★

    ベケットの世界
    ハードブックのは読んだりしていたのですが、
    こうやって目の前で見ると感じ方が違ってきますね。

    役者さんの力によるところが大きいのでしょうが、
    ヴラジミールの感情表現がなかなか良いカンジでした。

    舞台セットも、あれはあれで面白いです。
    願わくばこれを青山円形劇場でやってみるのも面白いのではないかと。

  • 満足度★★★★

    ベケットの恐るべき吸引力
    2時間半余、片時もたゆまず、見る者の集中を吸い込み続けてビクともしない。ブラックホールのようなベケットの恐るべき吸引力。
    たとえば一夜明けて裸木にしょぼくれた葉っぱがついている。それにはべつに「意味」なんかないよ、そうベケットは言っている。意味を求めて踏み込む観客の背中を、その行為の無意味さを、観客自身が眺めている。ベケットの吸引力の強力さの源泉は、その無限遡及にある、と私は解釈する。
    そのベケットのDNAを表現型に結実させたのは、戯曲翻訳者、演出をはじめとするスタッフと、橋爪功を筆頭とする演者の力である。満腔の賞賛をおくりたい。

  • 満足度★★★★

    楽しかった!
    橋爪功さんと石倉三郎さんじゃなかったら観ることはなかったかも・・でした。そしてこの『ゴドーを待ちながら』は岩切正一郎さんの新訳とのこと。時間と空間が不確かなのが面白かったですし、台詞が軽快で柔軟、そして詩的でリズミカル。待つことの哀しさが美しくも感じました。

  • 満足度★★★★

    難解かな...と思ったが
    不条理劇の傑作とされている作品
    はじめは難解でわからないだろうな、見るのよそうかとも思ったが、足を運んでよかった。

    橋爪さん、石倉さんのやり取りは観るに値する演技だったと思う。シンプルではあるが奥の深さを感じた。咀嚼できたかといえばできていないだろう。

    でも、心には響いた。

  • 満足度★★★★

    あの道は
    一本道なのか、それとも違うのか?!

    ネタバレBOX

    新国立劇場小劇場のいつもの舞台や客席が取っ払われ、左右に客席を配置し、中央が舞台、すなわち木が一本だけある道になっていました。

    途中、二人はワーッと言いながら中央から中野坂上方向へ走って出て行きました。そして、二階バルコニーをL側を石倉さんが、R側を橋爪さんが中野坂上側から初台方向へ走って行き、今度は一階の初台側から中央へ戻ってきました。

    原作がどうなっているのかは知りませんが、二階のバルコニーを使ったのはバルコニー席のお客さんへのサービスでしょうか?

    さあしかし、それで悩みました。あの道はどうなっているのかと?!

    一方向へ進むと元に戻るというのは正にメビウスの輪です。

    ゴドーを待っている道、あるいは彼らが歩いてきて、これから向かう世界へと続く道は、地球規模どころでなく宇宙規模の長い一本道だと私は思うのです。メビウスの輪のように閉じた世界ではないと思うのです。

    彼らは、少なくとも一人は、翌日になると記憶が残っていません。縄を用意しようにも忘れてしまうのと、ポッゾの持っている縄も日毎に短くなっているようで、彼らは永久に死ぬこともできなさそうです。

    赤かぶ検事で共演した二人らしく、石倉さんが食べ物を欲し、橋爪さんがポケットから赤かぶを取り出したのも一興でした。
  • 満足度★★★

    少し違った見え方がしたのは…
    いまや古典中の古典といってもよいこの作品が、少し事前に思っていた感じと違って見えた理由は…
    (その1)舞台美術が凝っていた、(その2)新訳×演出が新しかった、(その3)震災のイメージがどうしても重なってしまった、(その4)観客の平均年齢がむちゃくちゃ高くて違和感…など、イロイロあるわけですが、その一番の理由は、「第一幕=喜劇、第二幕=悲劇」というような、自分の中にあった紋切り型のこの作品のイメージが邪魔してしまったようです。
    もちろん、それは決して「失望」なんかではなくて、「意外」ということであって、むしろ「いま、ここ」性をもつ芸術として、「良い」作用ではあると思うんですが・・・正直いうと、ちょっとどうしてか予想通りには乗れなかった感じもありました・・・

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