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ゴドーを待ちながら
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公演情報
新国立劇場「
ゴドーを待ちながら
」の観てきた!クチコミとコメント
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雨模様(5627)
満足度
★★★★
あの道は
一本道なのか、それとも違うのか?!
ネタバレBOX
新国立劇場小劇場のいつもの舞台や客席が取っ払われ、左右に客席を配置し、中央が舞台、すなわち木が一本だけある道になっていました。
途中、二人はワーッと言いながら中央から中野坂上方向へ走って出て行きました。そして、二階バルコニーをL側を石倉さんが、R側を橋爪さんが中野坂上側から初台方向へ走って行き、今度は一階の初台側から中央へ戻ってきました。
原作がどうなっているのかは知りませんが、二階のバルコニーを使ったのはバルコニー席のお客さんへのサービスでしょうか?
さあしかし、それで悩みました。あの道はどうなっているのかと?!
一方向へ進むと元に戻るというのは正にメビウスの輪です。
ゴドーを待っている道、あるいは彼らが歩いてきて、これから向かう世界へと続く道は、地球規模どころでなく宇宙規模の長い一本道だと私は思うのです。メビウスの輪のように閉じた世界ではないと思うのです。
彼らは、少なくとも一人は、翌日になると記憶が残っていません。縄を用意しようにも忘れてしまうのと、ポッゾの持っている縄も日毎に短くなっているようで、彼らは永久に死ぬこともできなさそうです。
赤かぶ検事で共演した二人らしく、石倉さんが食べ物を欲し、橋爪さんがポケットから赤かぶを取り出したのも一興でした。
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2011/04/24 22:30
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