なぞらえ屋~不思議底七歌~ 公演情報 なぞらえ屋~不思議底七歌~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    惜しいっ!
     魔界の鬼退治的な話で面白かったが、戦闘シーンの照明や音響がいまいち(地味)なのが残念だった。

  • 満足度★★★★

    様々な要素を取り入れて面白い
    敵側のキャラが不思議の国のアリスの登場人物になぞらえてある他、7つの大罪、七福神(良い初夢を見るための回文歌含む)なども引用するなど和洋折衷で様々な要素を取り入れて面白い。
    また、太田忠司作品と通ずるニオイも感ずる。

  • 満足度★★

    器に合わない内容
    うーん。
    もっと小さい小屋なら輝けるはずの役者さんたちだと思うんだけど…
    なにもかも(芝居、殺陣、ダンス、脚本、演出、音響、受付スタッフまわり…etc.)が劇場の大きさをもてあましてる感が満載でした。

    あ、衣装だけは良かった。

    けど、その衣装の衣擦れまで拾っちゃうマイク使ってるのに、クライマックスでのたぶん一番いいセリフが全然聞こえないってどうなの。

    客席誘導が間に合ってなくて、受付にお客さんが並んでるのに開演しちゃうってどうなの。

    前回も思いましたが、なんで主役の一番肝心なセリフを客席にケツむけて言わせるんでしょうか。
    セリフを届ける技量もまだ無い若い役者さんなのに。
    伝える気がないとしか思えません。

    これで4,000円・・・
    たっかい舞台だなぁと思いました。

    千葉さん、清水さんなど、さすがに光っている方が出ていらしただけに残念。

  • 満足度★★

    舞台にするなら、もっと
    派手な舞台でした。
    ストーリーの展開自体は熱いので観ててテンション上がるには上がるんですが、結構舞台ならではの痛々しさも目立ちます。
    こういった展開はアニメの方がやりやすいんでしょうな。

    舞台で、となるなら徹底的に、新感線的勢い、技術力が必要かと。
    歌は、生で、歌ってほしい。

  • 満足度★★

    外装だけ
    脚本、演技、歌、ダンス、殺陣、全て専門外の人がやってるんだろうなぁ・・・と感じた舞台でした。


    脚本は必要な情報を伝えるための会話が続き、面白みがない。

    演技は舞台の広さに見合わない発声。本をめくる音まで拾うマイクを使い、台詞はスピーカーからしか聞こえてこない。若本規夫の物真似芝居も不快だった。

    歌は口パク。歌詞は聞き取れず。

    ダンスは動きが小さく地味で、舞台の広さを持て余す振り付け。

    殺陣は驚くほど遅い。あんなパンチや剣なら女子供でも避けられる。


    衣裳はとても綺麗だった。外装だけ整えた舞台、という印象。

  • 満足度★★★★

    バージョンアップ
    前回に続いて今回のなぞらえ屋もまた不思議な世界観だった。
    アリスという洋の世界に、なぞらえや轍といった和の世界を融合させた、実に見事な作品。

    前回はどちらかといえば、衣装や小物などは地味だったが今回は全てがバージョンアップされていた。
    立派な背景に絢爛な衣装や特殊メイクしかり、前回とは比べ物にならないくらいすごかった。
    出演者の演技も前回より数段上手くなっていると思った。
    殺陣なども迫力があり思わず目を奪われ一緒に興奮してしまったくらいだ。
    また有里作品にある人の優しさや絆にも触れていて最後は泣いてしまった。

    残念なのは他の方も書いてらしたが、観客に背中を向けてのシーンが何度かあり、声が聞きずらかった。
    それだけが残念かもしれない。

    しかし、今から次の舞台が気になる。気になって仕方ない。
    そんな作品でした。

  • 満足度★★★★

    あえて言えば
     本当に久しぶりの“千秋楽”に遭遇しました。
    あの雰囲気、やはり良いですねぇ!やりきった!っという出演者の気持ちがガンガン来ました。私にはなじみのない方たちばかりで(千葉 繫・清水マリの大御所お2人を除く)チラシの雰囲気だけで観に行ったのですが見事に私好みのカラーの舞台でした。不思議ワールド、それも少し“陰の気配”のある、衣装のせいもあるのですが、サーカスの華やかなのに少し物悲しいイメージそんな感じでした。
     しかし、話の構成としては少し強引に持って行ってしまった感もあり!原作または前回作を観ていない者には“早急すぎる展開”でした。作品として“続く”としていないならやはり観る側の理解、入ってくる速度も考えて欲しいかなと思います。それと私も歌の口パクはやめて欲しいなと思います。なんだかすごく陳腐に感じました。そして殺陣、勉強して下さいの一言です。出来ないのではなく、まだもっとできると思うので、あえて言わせていただきます。
      上げたり下げたりの感想ですみません。でも次回作期待からの苦言です。




  • 満足度★★★★

    Comicの実舞台では・・・傑作!
    前進座劇場は梅雀さんがフリーになる前に通った劇場で、祖父の翫右衛門の想いをも連想してとても懐かしく観劇(感激)!
    実はこの日、昼公演の演舞場で藤十郎を観てがっかりして帰った後で・・・美術や衣装には期待していなかったけど・・・良かった。★
    でも何よりも感動したのは、私と同じ道産子の有里紅良さんと主宰タッグを組む漫画家の夢来鳥ねむさんは大震災被災地宮城県仙台出身の方なのでその行動・活動力は復興への何より勇気付けになる!★
    芝居は多少のパクリは有るけど・・・・・立ち上がりの千葉繁さんのナレーションが実に良い・・・流石に本物だ・・・久しぶりに聞いた生舞台へ★
    タイトル通り劇中に歌唱場面が何曲かあったが、特に男優の英文Verの出来が悪く発音や♭にハズレ一気に引いてしまった。芝居の歌唱場面の殆どが多分口パクだったのでしょうが・・・?
    もう一つ残念なのは、舞台での演技と台詞が観客席に背を向けた発声も多く有って声が通らなかったり・・・音響さん含めた演出演技陣のもう少しの研究努力が欲しい!!
    ダンス陣に実にキレの良い動きをするショートカットの娘がいたので・・・見つけた ★
    次回公演も期待したいチームで、合せて ★★★★+α・・・です。

  • 満足度★★★★★

    豪華絢爛
    舞台がなんとも豪華絢爛。衣装もすごい!欲が支配する魔界の魅力に飲み込まれそう。不思議の国のアリス X 仕事人 X 宝塚風。 照明と音楽と舞台がこの世のものとは今でも思えない。私は夢を観て来たのかも。

  • 満足度★★★★★

    闇のアリス
    小説家・脚本家の有里紅良と、漫画家の夢来鳥ねむとのコンビなので、アニメヲタは涎を垂らして観たい舞台だ。困ってる人を裏から助ける「なぞらえ屋」が織り成すエンタメ性抜群の舞台だった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    舞台はまんまアニメキャラクターと七つの大罪を捩った「黒アリスの魔界不思議な物語」笑。

    63年前に魔界に連れ去られたみよちゃんが人間の負の感性に囚われて暗黒のアリスとなってから、悪魔達は更に強大な力を得て暴れまくる。そして人間の欲望を満たすために人間と悪魔の間で取引が交わされるが、その取引は常に人間にとって理不尽なバランスの悪い契約だった。

    みよちゃんを助け出すべく、そして悪魔に魂を奪われてしまった人たちを助けるために「なぞらえ屋」の奮闘と悪魔達の戦いを描いた物語だったが、悪魔達のキャラクターが実に楽しい。妖怪の宴さながら、悪魔達が織り成すダンスやお茶会はまるで妖しい夜の舞踏会のさまで、そのイカレっぷりも最高だった。

    悪魔達が着用しているアニメコスプレも楽しく、更に「不思議な国のアリス」に登場する、トランプの精やらチェシャ猫、時計ウサギやその他のキャラクターの立ち上がりが絶妙だった。七つの大罪から生み出された悪魔達がキャラクターチェンジして更に強靭になった展開は実に楽しいというか、パワーアップぶりが尋常ではない。笑

    浅草七福神の描写も組み入れ、現代と過去とレトロとアニメが混在する不思議な舞台だった。惜しむらくは亮輔が終盤で後ろを向いてセリフる場面があるのだが、これが客席を背にして話していたため、聞き取り難かったのと声が音響に負けてしまっていたのが残念だった。

    個人的にゲフラビケィットのキャラクターが好みだった。
    バカ馬鹿しくも楽しくそれでいてキュートな舞台!

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