満足度★★★
暗号がタイトルこれは観なきゃ
と思って観た。当日パンフレットに暗号表が載っていたがそれでも解読できない。暗号問題は脇役でメインのストーリーはまあまあの出来。それにしても……
満足度★★★
限りなく4に近い☆3
それぞれのキャラが生きていました。
あーこんなヤツいるいる!とか、
こんなヤツ居そう!と思わせてくれます。
台詞のやりとりで、クスリと笑わせてくれるあたりも良かったです。
ただ、みなさんが書かれているように、
最後のオチがあっさり過ぎて、物足りなく、
物語自体悪くないと思えただけに、勿体無い気がしました。
あと、パイプ椅子で2時間弱の観劇は辛い。。。
満足度★★★★
様々な対人関係が織り成す鬱の描写が上手い!
菊地奈緒(elePHANTMoon)が出演されてるからではないが、物語の紡ぎ方がelePHANTMoonのソレと似ている。それぞれの離れられない人間関係の深さの捕らえ方が絶妙だった舞台。個人的には河本家の模様が面白い。キャストらのポジションの取り方も素敵だった。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★
ホロ苦さが独特
前半が若干平板なのと後半が浮世離れ気味なのがひっかからないでもないが、15年の歳月を隔てても許せないこと、逆に忘れ去ってしまうことなどのリアルさと、特に後半に漂うホロ苦さが独特。
また、最近観た他作品と併せて「韓国的な考え方」というものを知る。
満足度★★★★
距離感と関心度の描き方
表層的に齢を重ねていく感覚と、
その内側に積もっているものの存在感に目を見張りました。
タイトルがしっかりと物語の骨になり、
観る側の目を惹きつけて・・。
でも、観終わって、
回収されているものの
内側に埋もれていた様々な感覚にこそ
心を奪われました。
満足度★★★
オチがもったいない
「非日常から日常に戻るための数式アンハッピーストーリー」という謳い文句に惹かれて観てきました。あまり謳い文句のような感じではありませんでしたが、旗揚げ公演としてはしっかりと方向性を打ち出せてる作品になっていたと思います。
序盤は軽いコメディータッチかと思わせ、じわじわとサイコホラー風味になって行く構成は、笑って良いのか悪いのか悩んでしまう独特の雰囲気を醸し出していて良かったです。伏線も上手く考えられていて、効果的でした。
ただ残念なことに、タイトルにもなっている数字にまつわるエピソードが弱かったです。どんでん返しがあるのかと期待させておいて、あのオチでは勿体なく思います。
セットや映像やダンスが中途半端に感じられたのですが、この劇団だったらそういう小細工がなくても充分にやっていけると思います。今後に期待しています。
満足度★★★★★
地下の花火
二日酔いの夏。暑さに誘われ
非現実からの現実
終演後の覚醒
コンマ数ミリ単位の差
僕が僕であることの不自然さ
何かを分かったような状態が一番の無知
今後の中野さんの作品に期待です
満足度★★★★
魅了
ややこしい環境であるが、案外いるかもと思わせる変なリアルさが、なんとも面白くはまりました。
旗揚げ公演とは思えない、内容の充実に満足感たっぷりです。
ラストの数字のオチが弱いのが惜しい。
満足度★★★★★
第一回公演とは思えぬ
今後の展開が楽しみな完成度。人というものは基本的にすんなりと残酷なのだ、と淡々と説く脚本に、役者の演技が上手く行間を醸し出している。語りすぎない美学が非常に好み。
脚本も演技も安定度が高く、人と人とのあれやこれがメインとなりながらも緩やかに数式の謎が全体を牽引していて、2時間の長丁場を集中力とぎらせることなく観させる。
しかし見終わった後の印象がなんとなく地味だったので、もう一瞬ほど、なにかえぐりとるようなものが欲しい気もする。
役者では当て書きのようにも見える役を演じていた吉田啓子の個性がひときわ目に付いた。