満足度★★★★
生き方を問う内容
大政奉還、明治維新、国と時代が大きく揺れ動き、その中で生きた人々の思いをうまく纏め上げていたと思いました。
土佐弁や薩摩弁、東京弁の方言の言い回しは素晴らしかった。
独特のイントネーションの言葉をとてもよく消化していて、観ていて違和感を感じませんでした。
2時間ちょっとの壮大な物語でしたが、とても楽しませて頂きました
満足度★★★★
明治武士
ちょうど「龍馬伝」が薩長同盟結ばれるや否かを放送していたので、なるほどこの先そんなんになってゆくのかと勉強になった。
歴史に明るくないのでどこまで史実でどこから物語なのか判断つかなかったが、それでもなんとなくかなり史実に忠実に、隙間に物語を組み込んでいるんだろうなーと感じた。歴オタだったらもっと楽しめたのかしら。
体感時間は長かった。というより、一つの場面が大河ドラマの一週のように、いちいち盛り上がり暗転するタームの積み重ねで、終わりかなと思ったら終わってないというのが何度か続いたので体内で終わりのタイミングを逃した感。
個人的に、関ヶ原後のカブキ者みたいに生き延びてしまった虚しさを反骨パフォーマンスとして変換していくような、愛嬌のある思想の方が共感を持てるので、葉隠思想な侍魂は根本的に受け付けないんだなと気付かされた。
満足度★★★★★
お腹いっぱいですぅ〜
日本史の勉強をたっぷりして、終わった時には、大河ドラマをまるまる見たような、満腹感でした。
私は、日本史苦手だったから、へ〜とか、感心することばかり。私だったら、あの時代では、生きていけないわね・・。
劇団め組は、今回初めてで、殺陣はとてもかっこよいし、立ち姿も、シャキとして、皆さんステキでした。
満足度★★★★
時代の流れを解りやすく解説
明治維新の激動の時代を描いたものだったが、史実を随分脚色した物語だった。物語を理解して貰おうという視点は随分、努力されたように感じる。見ごたえのあった舞台だった。
満足度★★★★
時代と死す
藤原習作の岩倉には参った!毎回の藤原の役柄から逸脱した飛びっぷり!笑)・・・しかも意外に似合うじゃん!笑)、でもって菅原貴志の牡丹っぷり!
いあいあ、お見事!カマ風味の釜めしでも食したくなったほど。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
お初
幕が開いたところからして重みのあるムードで始まる。なかなか出来のいい舞台だなと思って観ていると・・・・ん?高知弁やら鹿児島弁が耳に馴染んでいないからといい聞かせ、耳をダンボにするも何いってんのかわからない。そう、問題は方言ではなくカツゼツが悪いんだ。やたらガナリたてるからわけがわかんない。あと殺陣がちょっと下手だったり、アラが見えてしまうのが残念だった。全体としては合格点だが、なにやら一流料亭でファミレスの料理を食したような感じかなあ。そういえば最後のほうで勝海舟が3段の階段を踏み外しそうになったのは危なかった。あそこでコケたら肝心の場面が台無しになるところだった。観ているこっちが、本人以上に気になった(笑)。
満足度★★★
時代に殉じた男たちだけれど・・・
「め組」初見です。「任侠伝」といっても博徒の話ではない。悲劇的な時代劇の場合、優れた脚本・演出だと俳優が好演すれば否応なく感情が高まって泣くまいと思っても泣けてくるものなのだが、残念ながら私はこの芝居ではワクワクもできなかったし、泣けなかった。歴史ものは俳優のルックスがカッコ良いだけでは感動できない。
観終わってスッキリできなかった。これは自分の中ではかなりのマイナス点。
満足度★★★★★
めちゃ!かっこイイ!
作品は、もちろん!生き方も、役者さんも、殺陣も、かっこ良かったです。
夢、誇り、愛、義理、人情、・・・忘れては、いけないことばかりです。
次回11月公演も、絶対、観たいと思いました。