満足度★★★★
お初
幕が開いたところからして重みのあるムードで始まる。なかなか出来のいい舞台だなと思って観ていると・・・・ん?高知弁やら鹿児島弁が耳に馴染んでいないからといい聞かせ、耳をダンボにするも何いってんのかわからない。そう、問題は方言ではなくカツゼツが悪いんだ。やたらガナリたてるからわけがわかんない。あと殺陣がちょっと下手だったり、アラが見えてしまうのが残念だった。全体としては合格点だが、なにやら一流料亭でファミレスの料理を食したような感じかなあ。そういえば最後のほうで勝海舟が3段の階段を踏み外しそうになったのは危なかった。あそこでコケたら肝心の場面が台無しになるところだった。観ているこっちが、本人以上に気になった(笑)。