満足度★★★★
明治武士
ちょうど「龍馬伝」が薩長同盟結ばれるや否かを放送していたので、なるほどこの先そんなんになってゆくのかと勉強になった。
歴史に明るくないのでどこまで史実でどこから物語なのか判断つかなかったが、それでもなんとなくかなり史実に忠実に、隙間に物語を組み込んでいるんだろうなーと感じた。歴オタだったらもっと楽しめたのかしら。
体感時間は長かった。というより、一つの場面が大河ドラマの一週のように、いちいち盛り上がり暗転するタームの積み重ねで、終わりかなと思ったら終わってないというのが何度か続いたので体内で終わりのタイミングを逃した感。
個人的に、関ヶ原後のカブキ者みたいに生き延びてしまった虚しさを反骨パフォーマンスとして変換していくような、愛嬌のある思想の方が共感を持てるので、葉隠思想な侍魂は根本的に受け付けないんだなと気付かされた。
2010/08/12 11:23
2010/08/11 15:46
2010/08/10 23:13
2010/08/10 15:32
>昔の大劇場の和物の商業演劇芝居って、暗転のたびに音楽が鳴って、拍手が起きたんですよね。ここの劇団は年配の常連ファンもいらっしゃるようなので、もしかしたらそういう感覚で拍手が起きてたんでしょうか。
その拍手だったように思います。なるほど大劇場の和物商業演劇から来ている作法だったんですね。
今までにも何度かそのような状況に出くわしていたので(やはり、年配の常連ファンが多く見受けられる劇団でした)どこから来てるんだろうなーと気になっていました。勉強になります。
次で終わるのか?終わるのか?と思っているところに、ラストにかけての死に場がパターンのように連続してしまったのがダメ押しでした。
>いよいよ本当のラストが来たとき、逆に「あ、終わり?」と思い、「体感時間の長さ」からくる疲労感がありました(笑)。音楽の悲壮感が浮き上がってた感じです。
まさにそうです(笑)。会場にいると他の人がどう観たかなんてわからないのでもやもやが募るんですが、ここではこうやって「そうそう!」って共有できるのでいいですね。