新明治仁侠伝 公演情報 劇団め組「新明治仁侠伝」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    明治武士
    ちょうど「龍馬伝」が薩長同盟結ばれるや否かを放送していたので、なるほどこの先そんなんになってゆくのかと勉強になった。
    歴史に明るくないのでどこまで史実でどこから物語なのか判断つかなかったが、それでもなんとなくかなり史実に忠実に、隙間に物語を組み込んでいるんだろうなーと感じた。歴オタだったらもっと楽しめたのかしら。
    体感時間は長かった。というより、一つの場面が大河ドラマの一週のように、いちいち盛り上がり暗転するタームの積み重ねで、終わりかなと思ったら終わってないというのが何度か続いたので体内で終わりのタイミングを逃した感。
    個人的に、関ヶ原後のカブキ者みたいに生き延びてしまった虚しさを反骨パフォーマンスとして変換していくような、愛嬌のある思想の方が共感を持てるので、葉隠思想な侍魂は根本的に受け付けないんだなと気付かされた。

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    2010/08/10 11:50

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  • きゃるさま

    >昔の大劇場の和物の商業演劇芝居って、暗転のたびに音楽が鳴って、拍手が起きたんですよね。ここの劇団は年配の常連ファンもいらっしゃるようなので、もしかしたらそういう感覚で拍手が起きてたんでしょうか。

    その拍手だったように思います。なるほど大劇場の和物商業演劇から来ている作法だったんですね。
    今までにも何度かそのような状況に出くわしていたので(やはり、年配の常連ファンが多く見受けられる劇団でした)どこから来てるんだろうなーと気になっていました。勉強になります。
    次で終わるのか?終わるのか?と思っているところに、ラストにかけての死に場がパターンのように連続してしまったのがダメ押しでした。

    >いよいよ本当のラストが来たとき、逆に「あ、終わり?」と思い、「体感時間の長さ」からくる疲労感がありました(笑)。音楽の悲壮感が浮き上がってた感じです。

    まさにそうです(笑)。会場にいると他の人がどう観たかなんてわからないのでもやもやが募るんですが、ここではこうやって「そうそう!」って共有できるのでいいですね。

    2010/08/12 11:23

    ヨウさま

    >自分が観た回は、暗転になる度に拍手を入れていた方がいて終わり感が更に分散してしまったようで、ラストの盛り上がりが余計にピンときませんでした・・・(笑)

    そうだったんですか。最近は観てませんが、昔の大劇場の和物の商業演劇芝居って、暗転のたびに音楽が鳴って、拍手が起きたんですよね。ここの劇団は年配の常連ファンもいらっしゃるようなので、もしかしたらそういう感覚で拍手が起きてたんでしょうか。自分もそれに慣れてる年配者ですが、さすがに違和感がありました。それとも「今度こそ終わりだ」と思って拍手してた人だったんでしょうか(笑)。暗転も最後のほうになると、また、これかと思っちゃって、いよいよ本当のラストが来たとき、逆に「あ、終わり?」と思い、「体感時間の長さ」からくる疲労感がありました(笑)。音楽の悲壮感が浮き上がってた感じです。
    ヨウさんの的確な表現にホッとさせていただきました。ありがとうございます。

    2010/08/11 15:46

    きゃるさま

    こちらこそどうもこんにちは。
    よかった同じように感じていた方が。
    週刊連載がコミックになった時の感覚とも近いですね。一つ一つのタームはいいんですが、通してみるとここぞというタイミングで高揚できない、という。
    自分が観た回は、暗転になる度に拍手を入れていた方がいて終わり感が更に分散してしまったようで、ラストの盛り上がりが余計にピンときませんでした・・・(笑)

    2010/08/10 23:13

    ヨウさま

    こんにちは。

    >体感時間は長かった。というより、一つの場面が大河ドラマの一週のように、いちいち盛り上がり暗転するタームの積み重ねで、終わりかなと思ったら終わってないというのが何度か続いたので体内で終わりのタイミングを逃した感。

    自分のネタバレにも書きましたが、ここ、まったく同感です。そうなんですよね。いつ終わるんだろうと思ってしまいました(笑)。徐々にでなく、大河のように1回1回盛り上げてタイミングを逃した感があったせいか、最後に一人一人にスポットが当たる演出も、自分は気分が高揚しなかったんです。


    2010/08/10 15:32

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