満足度★★★★★
学芸会の感想
それは上演後のアフタートークイベント…。
さっきまであんな活き活きしてた役者さん達が揃っていながら、
彼らのつくるきつきつな静寂を眺めることになろうとは!
演出家から決まった台詞を与えられ、
表現する時間をきっちり与えてもらわないと、
…こうなっちゃうんだねぇ。
イベントの司会を務めた役者さんも
「これが初舞台なんです」と緊張気味。
そしてこの『学芸会レーベル』という舞台は、
この現実そのものを描いた傑作!
永久に封印され人類の歴史からも抹殺された「学芸会」を発動し、
その恐ろしい「学芸会」に取り込まれてしまった者達が
こまばの舞台に「演劇」としてついに開放されたのだった!
そういうことですよね??
素晴らしい!
あー、笑った!笑った!
実は深い深い?中屋敷法仁の世界が見事に開花。
キレなかった14才りたーんず 『学芸会レーベル』を観た
前から気になって観たいと思っていた柿食う客主宰中屋敷氏の作品。
夢の遊眠社!ってのがオレのとにかくの印象。
演出した明確な色を持った演技。
好き嫌いがはっきり分かれるんだろうな~。
周りのファンと思しき客達はホント楽しそうだった。
オレは嫌いじゃないけど、後半正直お腹一杯になってしまった。
クラブを思わせる爆音の音響は好感もてた。
オレの前の舞台と幼稚園、バトルという点だけ被っていたが、
全く異質な作品で気にならなかった。
頭も感性も要らない。
同企画の中でこれは評判が良いらしい。きっとその理由は「分かりやすさ」から来ているのだろうと思います。最近は戯曲を如何にリミックスするかが演出力の見せ所みたいになってる節があって、尚且つ演劇以外の要素が入って判断に困る時がある。そうなると演劇を観るつもりで来た客には捉え所がなくなってしまう。そういう意味でこの作品は異常なほどに分かりやすい。感動もしないけど疑問や不満も残らない。散々観てきた中屋敷作品が今になって実は正攻法なのだと実感。面白くする為に本気でハメを外しながらそれでいて演劇であろうとしたらああなるって事か。
個人的なツボはアップリケの不細工具合。特にア●パンマン。
満足度★★★★★
当日券で見ました
最初の方、あまり乗れずにあれっと思いましたが、すぐに乗せられ、
濃密な時間を過ごすことが出来ました。
当日券に並びましたが、足を運んでよかったです。
満足度★★★★★
中毒になるほど、面白いったら、面白い!!
とにかくテンションがいい感じに高いまま、流れるように見事に疾走していく。
それに振り落とされないようについていく感じの私。
最初から顔がゆるみっぱなしで、だらしない笑顔で観劇。
セリフも佇まいも物語そのものもキレがいい。
満足度★★★★
キーーーッ!
どこかアラを探してやろうと見たけど、そんな事忘れさせられて、ずっと引き込まれっぱなしだった。腹立つ!
それと、特に女性役者みんな魅力的で可愛かった。
好きでした。
満足度★★★★★
た、楽しい!(^0^)
14歳の頃の学芸会かと思いきや、幼稚園の学芸会!
いあいあ、楽しいったりゃありゃしない。
そこにはとてつもない大きなおとぎ話が仕込まれている。
それにしても・・なんで14歳が幼稚園なんだろねー??
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★
正確には、高度なお遊戯会
幼稚園で先生が園児(あるいは他の先生、はたまた園児が園児)を操るための“お遊戯な呪文”が上手く作られていて、楽しい。
一方、中屋敷法仁演出の役者を操る呪文は、役者のもっている背景によってか、ちょっと掛かりにくくなったりも。役者個人のアニメや少年漫画との親和性も大きかったような印象。
そんななかで得した部分もあるだろうけど、「木の演技」が素晴らしい。
きっと、非常ベルがなっても逃げなさなかったり、モノを投げつけられても顔をしかめたりしないんだろうなあ(←ガラスの仮面だよ、それは!w)。
20090423
、ン、)ノ 演劇をこばかにしつつも演劇でしかありえない演劇をやっているかんじがどうしようもなく演劇で演劇とたたかっているかんじでおもしろかったとおもいます
満足度★★★★★
漫画的世界をそのままやりきる。
極端な設定とキャラを突きつけたまま、観客の思考を入れる余地なく作り上げた世界を突っ走り、まとめあげ、エンタメに昇華してる。70分。
満足度★★★★★
なんという学芸会。
リアルとフィクションのトランスが、奇跡的に成功している作品。
柴幸男が言うように「劇中劇に逃げて/落ちていない」のは見事の一言。
いつもの有象無象のリミックスについても、「おかあさんといっしょ」や童謡を
メインに据えた結果、どこまでも健全/健康的に仕上がっている。
そのトランス状況を支えるのは、骨太な俳優陣。
伊東沙保の少年漫画的な主人公、荻野友里の訳ありな悪役から、
今村圭祐の“学芸会らしい”役に至るまで、本当に献身的な面々だ。
健康/健全な部分において柿喰う客を完全に凌駕した。
中屋敷作品を観続けて10年弱。今のところの最高傑作、かもしれない。
子どもだった頃がある人ならば是非、観てほしい作品だ。
今まで観たことのない音楽劇がそこにある。
満足度★★★★
14歳りたーんず の繫がりは分からなかったけれど
14歳りたーんず の繫がりは分からなかったけれど。
劇中劇の巧みな繋ぎにワクワク。
残念ながらニコニコ・プンの世代ではないんですが、十分楽しめました。