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- 舞台芸術まつり!2025春
- 応募作品
染明色
Prelude(東京都)
公演に携わっているメンバー:6人
- 【団体紹介】
- ―そこにあった景色を、生きた会話でー
Preludeは西村賢人が脚本と演出を手がける演劇ユニットです。
作品作りの根底にあるのは『リアリズム』です。
メソッドを元にした会話劇により、
お客様の目の前で物事が起こる “生(なま)” 感を大切にしています。
いわゆる舞台演劇の大きく動いて、ハキハキとセリフを、と言うよりは
映像作品で見られるような日常を切り取ったリアルな演劇を目指しています。
作品は主に、『人間の生と性』をテーマにしています。
「生」の不条理さや「性」の困難さを、作品のメッセ―ジとして発信します。
シリアス、かつスタイリッシュに“エグる“ 演劇を目指します。
- 【応募公演への意気込み】
- 今回上演する作品は、昨今よく話題に上がる「多様性」というワードがテーマになっています。
いわゆるヒューマン系の温かいお話というよりは、内容はやや尖ったものになっているかと思います。
昨今は特にSNS文化により”抑圧”の時代になっていると私自身は感じていて、
人が生きていく上で抑えられている感情だったり、口にはしないが昨今の世の中で皆が感じていることが、裏(特にSNSに顕著)では攻撃性を持った状態で蔓延しているように思えるのです。
そんな鬱蒼とした感情を作品として昇華できればと思い、今回の作品を上演するに至りました。
この企画を通じて、会話劇の魅力や普段目を背けたくなるような感情を目の前で目撃することの不思議な感覚が、少しでも多くの方に伝われば幸いです。
- 【将来のビジョン】
- 将来のビジョンとして、
「都内で活動する会話劇の団体といえばPrelude」
と演劇界隈の方がすぐ思いつくほどの知名度と、
それに値するような作品を世に残していきたいと考えています。
今年の秋頃に新作公演
来年春には150人キャパの会場で公演を行わせていただける予定で、
団体の規模としても徐々に大きくなりつつあります。
いわゆる舞台での「大きくわかりやすい表現」とは一味違う
目の前で物事が起こることのリアルな感覚を、舞台観劇に慣れている方にも、
はじめて演劇を目にする方にも是非味わっていただきたいと考えています。
扱うテーマに関しては、その公演のタイミングで世間的に問題視されていることや、裏で皆が世の中に対して感じている事を、できるだけ反映させて作品を創るように心がけます。
観ていただいた方が、「現実は厳しいけれど、それでも前を向いて歩こう」という思いを持っていただけるような演劇を目指します。
公演に携わっているメンバー(6)