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- 応募作品
湿ったインテリア
ウンゲツィーファ(東京都)
公演に携わっているメンバー:5人
- 【団体紹介】
- 劇作家・本橋龍を中心に結成された演劇ユニット。2014年に「栗☆兎ズ」として発足し、2017年に「ウンゲツィーファ」に改名。2024年で活動10周年を迎える。リアリティある日常描写と意識下の幻象を、“演劇であること”を俯瞰した表現でシームレスに行き来させる独自の作風を持ち、「ネオ会話劇」として確立。
代表作『動く物』が平成29年度北海道戯曲賞で大賞を受賞し、以降も『転職生』『さなぎ』が2年連続で優秀賞を受賞。北海道戯曲賞で3年連続の入賞を果たす。2024年10月にはスタジオ空洞にて『8hのメビウス』を上演。緻密な舞台構成と脚本、観客を没入させる演出が高く評価され、SNSでも大きな話題となった。
- 【応募公演への意気込み】
- ウンゲツィーファは、劇作家・本橋龍を中心に、これまでアートスペースやギャラリーなど、小規模な会場を中心に公演を行い、観客との濃密な距離感を大切にしてきましたが、今後はより多くの観客に作品を届けるべく、収容人数の多い劇場での公演へと活動の幅を広げていきたいと考えています。
今回上演する「湿ったインテリア」での本コンテストへの応募は、その第一歩となる機会と考えています。多くの観客に作品を届けることで劇団の認知度を高め、さらにメディアへの露出を増やすことで、新たな観客層の開拓も目指します。劇団としての挑戦を重ねながら、これまで培ってきた表現をより大きな舞台へと昇華させ、観る人の記憶に残る作品を創り上げます。新たな環境での公演を通じて、ウンゲツィーファの持つ世界観をより多くの人に届けることができれば幸いです。
- 【将来のビジョン】
- ウンゲツィーファは、今後3年以内に現在の小規模な会場から、徐々に観客動員数の拡大し、200~300席規模の劇場での公演を目指します。
また、東京のみならず地方公演にも積極的に取り組み、まずは年1回の地方公演を目標に、愛知・大阪・北海道などでの上演機会を増やしていきます。将来的には全国ツアーの実施を視野に入れ、各地域の文化拠点との連携を強化していきます。
さらに、演劇作品を届けるだけでなく、観客や作り手との対話の場も広げることを重要視しています。公演に合わせたアフタートークやワークショップを開催し、1年間で3回以上の交流イベントを実施することを目標とします。これにより、ウンゲツィーファの作品をより深く楽しんでもらうとともに、演劇に触れる機会を増やし、新たな観客層の獲得につなげていきます。
劇場の規模、活動地域、観客との関わり方を拡張し、演劇の可能性を広げること。それが今後のウンゲツィーファの目標です。
公演に携わっているメンバー(5)