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みんな幸せ
友池創作プロジェクト(東京都)
公演に携わっているメンバー:6人
- 【団体紹介】
- 脚本演出の友池一彦を中心に2023年に旗揚げ。
「人生捨てたもんじゃない」をモットーにした作品創りをしている団体です。
社会の不条理に悩まされる負け犬な大人たちの奮闘や挫折を、笑いを交えながらも残酷なほどリアルに、そして登場人物たちの妄想や心理描写を大胆で抽象的な表現をして、一筋縄ではいかない大人の会話劇を目指して劇場公演と映像制作に取り組んでいます。
どの作品も共通して必ずラストには様々な形で希望を描く事で、リアリティーや芸術性を追求しつつもエンタメとしての側面も大切にしています。
また現場では、人×人で成り立つ演劇だからこそ、演出家の指示通りに固めていくのではなく、俳優やスタッフの現場で起こる化学反応を楽しめるクリエイティブな場として、稽古場ではプランのディスカッションを繰り返し行い創作しています。
- 【応募公演への意気込み】
- 今回の作品は「足元から考える社会問題」をテーマに家族の問題と再生エネルギーの闇に斬り込んでいきます。
2年半前に作演出の友池が描いた、リフォーム業者が事件に巻き込まれるサスペンスコメディーを原作に今回は主役を男性から女性に変えて、コメディーテイストな会話劇の部分は残しつつ、社会の不条理をより繊細な目線と大胆な切り口で表現していこうと思います。
昨年は常連組の役者さん中心の公演とワークショップから選抜した若手中心の公演を行ったのですが、今回はその両方のキャストさんに出演してもらう事で新鮮さと渋みの共存する人間ドラマを作り上げます。
また美術セットも駅前劇場の横幅と奥行きを活かした抽象的な造形で表現をして、演劇の可能性を更に探り挑戦していく公演にしたいと思います。
- 【将来のビジョン】
- 友池創作プロジェクトは「演劇を身近なものにする」と「海外に通用するコンテンツ作り」の両方を考えて、昨年から隔月で毎週金曜日にライブハウスでイマーシブ公演を行っています。ライブハウスが設定で50分の演目にする事で経費を下げてお客様に気軽に演劇に触れてもらう。キャストにはこれからもっと増えるであろうイマーシブ演劇の経験と新規のお客様の前で演技が出来てバイト代にもなるようにしている取組みです。
また今年は映像や音声の制作にも力を入れて、以前から進めていた公演の予告編動画に加えて、作品の前後のエピソードをスマートフォンで観る用の縦型ドラマの形式で撮影して配信。また作品から派生したエピソードを短いラジオドラマにしてポッドキャストで配信する予定です。
より沢山の方に演劇に興味を持ってもらいやすくする活動をしつつ、メディアミックスをして海外に作品を発信する事に繋げられるように活動していきます。
公演に携わっているメンバー(6)