なんかの味 公演情報
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公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

なんかの味

ムシラセ(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

【団体紹介】
2008年結成。保坂萌が主宰する演劇プロデュースユニット。
丁寧な取材を通じて練った緻密な構成の上にフィクションとして観客の心に残るセリフと脚本、保坂の舞台写真家の経験を活かした一枚絵の美しさを追求するビジュアル構成が特徴。
リアルな痛みの果てに、すこしでも希望を見つけられるような、観終わった後の帰り道で世界が美しく見えることを願った演劇を作っています。

2019年佐藤辰海演劇祭「つやつやのやつ」にて観客・審査員投票で優勝。
2022年本公演「瞬きと閃光」がコロナ禍にも関わらず口コミで満員御礼を達成。CoRich舞台芸術アワード2022第5位にランクイン。
2024年「ナイトーシンジュクトラップホール」で新宿シアタートップス初進出。
【応募公演への意気込み】
今回上演する『なんかの味』は、家族の在り方をテーマにした作品です。戦前から戦後にかけて、家族や男女関係の変化を日常生活の中で描き出した名作、小津安二郎監督の『秋刀魚の味』を現代の視点で再解釈し、親世代と子世代が織り成す世代間のギャップや価値観の違い、そしてその葛藤を描きます。
親世代には、演劇人としても大先輩であるナイロン100°Cの松永玲子さん、扉座の有馬自由さんのお二人、子世代には主宰公演にも精力的なカリンカの橘花梨さん、これまでもムシラセで要のキャラクターを演じてきたあやめ十八番の中野亜美さんを迎え、それぞれが異なる価値観や家族の在り方、そして個人が選択してきた生き方を巡り、舞台上で火花を散らします。
血の繋がりは強くも脆く、時には呪いになることもある。それでも現実に向き合うことを避け続ければ、気がついたときには何も残らない──「バンドがやりたい」と謎めいた一歩を踏み出す父を起点に、生活、人生、そして現代家族像を描き出します。
【将来のビジョン】
昨今の物価高騰によるチケット代の値上げと、コロナ禍による観劇人口の減少が顕著な中、特に演劇に馴染みのない若い世代に劇場に足を運んでもらうことを最優先の目標としています。
2023年から始めた「あちらのお客様からですチケット」という取り組みでは、チケット代金の出資を通じてU-25の観客をお芝居に招待しています。この取り組みは他団体にも広がりつつあるため、既存の演劇ファンと共にその輪をさらに広げる新たな企画を増やしていきます。
新作をベースに、好評を得た演目は定期的に再演し、作品のクオリティを常に保つことで観劇を一時の体験にとどめず、定着させたいと考えています。
どこかに遊びに行く日常の選択肢の一つとして、演劇が気軽に楽しめるものとして認識されるよう、上演日数と劇場キャパを増やし、数年内にツアー公演も実現させます。

公演に携わっているメンバー(6)

美沙
照明

「なんかの味」に携わっているメンバーです。
中野亜美
役者・俳優

出演いたします!
橘花梨
役者・俳優

「なんかの味」に携わっているメンバーです。
白猫屋
役者・俳優 制作 当日運営 その他(キャスティング)

「なんかの味」に携わっているメンバーです。
Ramin
役者・俳優 脚本 演出 演出助手 制作 その他(翻訳)

「なんかの味」に携わっているメンバーです。
保坂萌
脚本 演出 その他(写真)

「なんかの味」に携わっているメンバーです。

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