kaguya 公演情報
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公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

kaguya

まぼろしのくに(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

【団体紹介】
まぼろしのくには2019年、「目に見えないもの」をテーマに旗揚げ。しかしその直後、ウイルスや感染症といった目に見えないものの猛威が、社会を襲う。その中で人と人との距離や、噂話やデマ、フェイクニュースや陰謀論など様々な目に見えないものの力を目撃し、以降まぼろしのくには原点からぶれず、「大人のためのおとぎ話」「どこへもいけないあなたの、まぼろしのくにへ」をテーマに、情報化社会の中に埋もれた目に見えない真実を追求した作品創りを行なっている。作品は、唐十郎氏や野田秀樹氏などといった小劇場ブーム時代の特徴を感じると観客から評されることが多い。2022年に王子小劇場にて上演した『アリス供養』では、最優秀宣伝美術賞(はぎわら水雨子)、優秀衣装賞(living for small)、優秀助演俳優賞(奥泉)を受賞。
【応募公演への意気込み】
夜空の星の光が わたしたちの地球に降り注ぐまで、光の速度で何年、何万年もかかります。そうしてようやく辿り着いた光は、「現在」の光ではなく、何万年、何億年も「大昔」のものだとされています。100億年の昔からようやく届いた時間という光が、竹筒の望遠鏡を通り抜けて、太古のお話へと遡り………合わせ鏡は時間を逆流させ、現実の事件へと発展します。『kaguya』はそのタイトルの通り、現存する日本最古の物語『竹取物語』を下敷きにした日本最新の「かぐや」の物語。しかし本作では、「かぐや姫」は「かぐや少年」に。竹取の「竹」は、夜空を覗く「宇宙望遠鏡」に反転します。
本作における「月の都」は異国の文化、握る望遠鏡は、やがて自作した銃へと姿を変え……近年、テロリズムと移民問題、少子高齢化とそれに伴う若者への無言の圧力と宗教二世問題が深刻化しています。本作は急速なグローバリズムがもたらす人間文化の発展とその副作用、未来が抱える不安感を浮き彫りにし、劇場を出たあとに見える「日本」そして「東京」を新しい都市・国に見えるよう問いかけます。
【将来のビジョン】
これまで小劇場を中心に公演を行う中で、小劇場ならではの魅力や表現を観客と共に分かち合うことができました。しかし、現在進行形で世界各地で戦争が起こっている今日、文化芸術の存在意義とは何かと今、問いただされているように感じます。私達は文化芸術を単なる自己表現のエンタメではなく、過去から未来への継承と発展、そして何より平和を訴えるツールであると考えます。そのためには、より多くの人に、より大きな劇世界で文化を発信していくことが求められていると感じます。過去公演作品は一貫して「なかったことにされた歴史を伝える」をテーマに上演してきました。日本は祭り大国と言われており、お金を払わずとも祭りを見ることができます。それは祭りが祈りであり、祈りが宗教や部落間の境を超えて、普遍的であるからです。私達は日本を祈りの演劇のメッカにしたいと考えています。そのために、本企画公演をステップアップに、今後は海外公演も行う予定です。ギリシア悲劇やイギリス演劇、そしてパリのオペラだけが演劇の中心地ではありません。あたらしい古典の誕生と文化の中継貿易を目指して、祭りと祈りの演劇を発信し続けます。

公演に携わっているメンバー(5)

二瓶大河
役者・俳優 演出助手 制作 当日運営

「kaguya」に携わっているメンバーです。
福地海斗
役者・俳優 脚本 演出 ドラマターグ 映像 作曲 制作 Webサイト

「kaguya」に携わっているメンバーです。
塚越華
役者・俳優 演出助手 制作 当日運営

「kaguya」に携わっているメンバーです。
西本凜太郎
役者・俳優

「kaguya」に携わっているメンバーです。
宮坂莉乃
役者・俳優 演出助手 当日運営

「kaguya」に携わっているメンバーです。

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