零れ落ちて、朝 公演情報
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公演地:京都府

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公演地:京都府

零れ落ちて、朝

世界劇団(愛媛県)

公演に携わっているメンバー:6人

【団体紹介】
愛媛大学医学部演劇部を母体とし医師と医学生の劇団として結成。代表の本坊由華子は現役精神科医であり、現在は作品ごとに俳優を集めるプロデュース集団として活動している。拠点日本を掲げ、全国から俳優やスタッフを集め国内各地を巡るツアー公演を行い、高い評価を受けている。幻想的で熱を持った劇文体を特徴とし言葉遊びや歌を得意としている。医学用語を詩的に用いた独自の語り口「サイエンスポエム」も特徴としている。また、躍動感溢れる身体表現を積極的に取り入れたフィジカルシアターの手法も作風の一つである。
受賞歴は以下の通り。2015年に三代目四国劇王・中国劇王を獲得。利賀演出家コンクール2018にて観客賞2位を受賞。第10回せんがわ劇場演劇コンクールにてオーディエンス賞を受賞。2020年に東京芸術祭2020アジア舞台芸術人材育成部門APAF young farmers campに参加。ツアー公演のみならず、医療現場での演劇WSや講演会も精力的に行っている。
【応募公演への意気込み】
本公演「零れ落ちて、朝」は、グリム童話「青髭」をモチーフに、医師の戦争犯罪に着目した作品である。「青髭」のモデルとなったジル・ド・レイは、フランス革命で活躍した英雄である。しかし、晩年は凌辱と虐殺を行う極悪人へと転じた。また、第二次世界大戦中に起きた生体解剖事件を知っているだろうか。この事件は、戦時中に医師たちが捕虜を解剖した史実の大罪である。
両者に共通することがある。時代が混乱するとき、人間はこれまで培い続けた倫理を容易く手放してしまうということだ。なんと危うい生き物であろうか。人間が血を流すことは生き物が海に帰っていくように、抗いようのないことかもしれない。どれだけ人間が反省を繰り返しても、時代は変わらないのかもしれない。新型コロナやロシアのウクライナ侵攻が重なり、「新たな戦前」と言われる今、本作品を通して人間の危うさを描きたい。究極の内省エンターテイメントとして、小宇宙を爆誕させるのだ。
【将来のビジョン】
世界劇団は、団体設立以降、“舞台芸術を「地方から全国に」「全国から地方に」” “医師という職能を生かした社会貢献”という二つの目的を掲げて活動してきた。この目的を達成するため、短期的、中期的、長期的展望の三つを掲げる。
短期的には、継続的な創作活動を重要課題として捉え、創作と発表を継続する事でさらなるステップアップを図る。また、医療従事者が積極的に芸術活動を発信することにより、コロナ禍から回復しつつある舞台芸術界を後押ししたい。中期的には地域の文化芸術の環境整備を行う。団体のステップアップにとどまらず地域の芸術文化を整備する事業にも関わるようになった。今後は全国各地で上演を重ねた経験や地域を超えたネットワークを用いて、全国各地の地域演劇を盛り上げる一翼を担いたいと感じている。長期的には、世界に通じる作品を創作する。新型コロナウイルス終息を意識し、海外進出を具体的に視野に入れた準備を行う。

公演に携わっているメンバー(6)

ワシ
制作

寝冷えに気を付けます。
フジモトミズキ
演出 制作 宣伝美術

ツアーに帯同しない制作として関わっています
小林冴季子
役者・俳優

広島県から「零れ落ちて、朝」に出演します!
本坊由華子
役者・俳優 脚本 演出 振付

「零れ落ちて、朝」に携わっているメンバーです。
本田椋
役者・俳優

東北仙台から「零れ落ちて、朝」に出演します!!
なおき
役者・俳優 制作 当日運営

「零れ落ちて、朝」に携わっているメンバーです。

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