バンク・バン・レッスン

演劇ユニットZANNEN座（東京都）

公演に携わっているメンバー：20人

【団体紹介】

2013年に座長・鵜濱咲紀によって結成された演劇ユニット。
うえから読んでも、したから読んでも、「ZANNEN座」。シュールな世界観のコントや現代の若者を描いたストレートプレイ等、これまで１０本以上を上演（イベント公演も含む）。２０１６年に上演された「師走の月に何思ふ」は翌年の宮崎県岡田心平戯曲賞で最優秀賞を受賞。２０１７年「２０２」で下北沢進出。

【応募公演への意気込み】

今回は「演劇ユニットZANNENN座」と演劇団体「レティクル座」の2劇団による合同公演になります。

「２劇団×１戯曲＋２作品=混ぜるな危険」をキャッチコピーに両劇団の演出家がWキャストで髙橋いさをの代表作「バンク・バン・レッスン」の上演に挑みます。
従来のような劇団同士で劇場をシェアし、自分たちの作品を上演する形式ではなく、共通の脚本をそれぞれの持ち味で演出することによって新しいシェア公演の形を模索します。

また、新型コロナ感染拡大の影響により劇場に足を運ぶ機会が減った今こそ解釈が異なる作品を楽しむ機会を提供したいです。劇団間の交流だけで終わるのではなく、お客様にも両方観劇して頂き、是非見比べて頂きたいと思っております！

共に結成から10年以上のキャリアを持つ劇団です。
「混ぜるな危険」の字の如く両劇団による新しい科学反応にご期待下さい。
グランプリ受賞の暁には、次は下北沢本多劇場で再演します！

※審査対象は鵜濱咲紀(演劇ユニットZANNEN座)の演出チームでお願いいたします。

【将来のビジョン】

旗揚げから『今しかできないことを、今』をモットーに10年運営を続ける当劇団は、今後の展開として全国的な演劇の文化の底上げを目指しております。

当劇団はメンバー5名中、2名が都心を離れ地方に在住しており、遠距離劇団として活動しております。その為、地方の演劇との結びつきを強化し、活性化を目指して活動しております。

日本の演劇界全体が盛り上がるには、地方との結びつきを強める他、都心の劇団との繋がりも広める必要があり、今回の試みはその最初の一歩だと考えております。自身の劇団の発展だけでなく、都心・地方関わらず全国的に演劇界が盛り上がるよう尽力して活動していく所存です。

今回の合同公演を皮切りに、5年以内に東京の劇団と地方の劇団のコラボレーション公演、10年以内に47都道府県すべての地域とのコラボレーション公演を目指します。