松竹亭一門会Ⅱ 春の祭典スペシャル

afterimage（愛知県）

公演に携わっているメンバー：6人

【団体紹介】

ふとしたことをきっかけにダンスの洗礼を浴びてしまった服部哲郎の呼びかけで、2003年名古屋で唯一のコンテンポラリーダンスカンパニーとして発足。ダンサーは男性のみ。

「何者と形容できない集団」をスローガンに「終演後に客席を撤収しそのままクラブイベントを開催する」、「元東京バレエ団プリンシパル大嶋正樹さんと『ようかい体操第一』踊ってみたを動画投稿しバズる」、「3分間で1円玉を15万枚舞台上に降らし、1分で片づける」、果ては「メンバー全員が落語を一席披露する落語一門会」を開催し、既存のダンスカンパニーの枠組みを大きくはみ出す活動を展開。
しかし、普遍的なカタルシスを追求した演出で、だれもが楽しめる作品を目指しており8th『ダブルビル』において地方のダンス公演では異例の有効観客動員700名を突破した。

結成20周年となる2023年は11月の記念公演と待望の「松竹亭一門会Ⅱ」を予定しており、益々勢いを増すアラフォー突入の男たち。

【応募公演への意気込み】

小名古屋落語会『ナゴヤはいゆう寄席』にて所属メンバーが順番に落語に挑戦し、演出・制作含むカンパニー全員が落語をかけられるようになったことから立ち上がったスピンオフ企画「松竹亭一門会」。
落語会だが口上にはジャズが流れ、それぞれの噺の中ではジャッキー・チェンが大暴れ、X JAPANが鳴り響き、ダンサーは体を座布団から片時も離さず落語を「踊り」きり、一部の落語ファンからの物議も醸した。

愛知県唯一の落語一門、「登龍亭一門」の登龍亭福三氏から落語指導を受け、
今回メンバーはなんと全員新ネタをご披露する。

松竹亭一門会は「全員落語・全員ダンス」ワンチームの精神で、全応募作品の中でトップの振れ幅をご覧に入れます！

【将来のビジョン】

afterimageは今後も愛知県を中心とした東海地方のダンス文化の向上の担い手として、レッスンや公演終了後のジャムセッション企画を通し、ダンスを「踊る」≠「観る」という舞台芸術ならではの環境を生み出し、観客に新たなダンス鑑賞体験を提供すると同時に、地域に新たなダンスプレイヤーを生み出してきた。

シーズン’23の20周年記念公演はこれまでの活動を包括するafterimageらしい作品としつつも、「最大最高最上」を掲げ過去公演を大きく更新する規模で開催する。
地方都市のコンテンポラリーダンスカンパニーという、非常にニッチな存在である我々だがシーズン’25-’26の愛知での本公演で目標有効観客動員1000人と設定する予定。
各メンバーの多岐にわたる活動で、「○○さんが所属しているafterimageは愛知でしか見れない」という地方発！ではなく、in地方な流入を呼び込むカンパニーを目指していく。