「CoRich舞台芸術まつり!2022春」で13代目グランプリに輝いたのは、劇艶(げきしょく)おとな団!
グランプリ受賞作『9人の迷える沖縄人(うちなーんちゅ)』再演の資金として賞金100万円を贈呈しました!
こりっち百萬円とともに
CoRich舞台芸術まつり!2022春 グランプリを受賞して
グランプリを受賞したことは素直にとても嬉しいです。CoRich関係者の皆様、キャスト・スタッフ、会場に足を運んでくれた皆様、遠くから応援してくださった皆様、ありがとうございます。
『9人の迷える沖縄人(うちなーんちゅ)』は2015年に初演、2016年“鳥の演劇祭9”招待作品、2017年第一回全国小劇場ネットワーク会議で、2020年コロナウイルスの影響で有観客から配信に切り替え上演、そして2022年「沖縄復帰50年・現代演劇集inなはーと」と繰り返し上演してまいりました。
この作品が、沖縄の本土復帰50年という節目にグランプリ受賞できたことはとても意味のあることだと思っています。
この作品が生まれるきっかけになったのは、鳥の劇場芸術監督“中島諒人”さんを迎え演劇ワークショップを開催した際、「なぜ沖縄の今の演劇人は、沖縄戦を扱った作品創作をしないのか?」という問いかけでした。その時は「自分たちが経験していないことを、どう描いたら良いのか…」と思いましたが、その問いかけは頭の隅にいつもありました。
そして、札幌演劇シーズンで“ELEVEN NINES”の『12人の怒れる男』(演出:納谷真大)を見た座付作家の安和学治が閃き、自分たちが体験した「復帰」を題材にした作品なら書けると書き始めました。執筆中、復帰について話し合っていると「復帰の頃、何してたか覚えてます?」という若い劇団員の質問から、話が盛り上がり、「今、話しているような場面を取り入れたら面白いのでは」ということで、本作品は出来上がりました。その後、劇団外から客演を迎え、その時々の時世を反映させながら、再演を重ね、本作品は成長し、強度のある作品になったと感じています。
グランプリ受賞を知ったのは、奇遇にも第五回全国小劇場ネットワーク会議in札幌に出席している時でした。作品誕生の地である札幌で受賞を知り、同席した多くの演劇人にご祝福いただきました。また、第二回のグランプリ受賞作の作演出・畑澤聖悟さんから「受賞おめでとう!自分のことのように嬉しいよ」とお電話もいただきました。ここまでの道のりに関わっていただいた全ての皆様に改めて感謝申し上げます。
この受賞をきっかけにより多くの人に沖縄の現代演劇が届き、交流が生まれていくことを願っています。
(演出:当山彰一)
『9人の迷える沖縄人(うちなーんちゅ)』は2015年に初演、2016年“鳥の演劇祭9”招待作品、2017年第一回全国小劇場ネットワーク会議で、2020年コロナウイルスの影響で有観客から配信に切り替え上演、そして2022年「沖縄復帰50年・現代演劇集inなはーと」と繰り返し上演してまいりました。
この作品が、沖縄の本土復帰50年という節目にグランプリ受賞できたことはとても意味のあることだと思っています。
この作品が生まれるきっかけになったのは、鳥の劇場芸術監督“中島諒人”さんを迎え演劇ワークショップを開催した際、「なぜ沖縄の今の演劇人は、沖縄戦を扱った作品創作をしないのか?」という問いかけでした。その時は「自分たちが経験していないことを、どう描いたら良いのか…」と思いましたが、その問いかけは頭の隅にいつもありました。
そして、札幌演劇シーズンで“ELEVEN NINES”の『12人の怒れる男』(演出:納谷真大)を見た座付作家の安和学治が閃き、自分たちが体験した「復帰」を題材にした作品なら書けると書き始めました。執筆中、復帰について話し合っていると「復帰の頃、何してたか覚えてます?」という若い劇団員の質問から、話が盛り上がり、「今、話しているような場面を取り入れたら面白いのでは」ということで、本作品は出来上がりました。その後、劇団外から客演を迎え、その時々の時世を反映させながら、再演を重ね、本作品は成長し、強度のある作品になったと感じています。
グランプリ受賞を知ったのは、奇遇にも第五回全国小劇場ネットワーク会議in札幌に出席している時でした。作品誕生の地である札幌で受賞を知り、同席した多くの演劇人にご祝福いただきました。また、第二回のグランプリ受賞作の作演出・畑澤聖悟さんから「受賞おめでとう!自分のことのように嬉しいよ」とお電話もいただきました。ここまでの道のりに関わっていただいた全ての皆様に改めて感謝申し上げます。
この受賞をきっかけにより多くの人に沖縄の現代演劇が届き、交流が生まれていくことを願っています。
(演出:当山彰一)
次回(スポンサード)公演の紹介と意気込み
戦後27年間米軍統治下に置かれた沖縄が日本への復帰を迎えようとしているある日。様々な立場の人々が新聞社の会議室に集められ、復帰についての思いをぶつけ合う…という芝居をしている現代の稽古場。演劇ならではの手法で沖縄の問題、戦争・平和について問いかけます。
海を越え、本土の地で上演するのは7年ぶりです。グランプリの受賞のおかげで海を渡ることができます。本土の方々にどのように届くのか。とても楽しみです。
ユネスコにより消滅危機言語に認定された沖縄口(うちなーぐち)も使います。分かりやすくすることも考えましたが、あえて沖縄で上演しているスタイルのままお届けします。
さあ、戦争・平和について、一緒に考え、迷ってみませんか?
(演出:当山彰一)
→【公演詳細情報】
海を越え、本土の地で上演するのは7年ぶりです。グランプリの受賞のおかげで海を渡ることができます。本土の方々にどのように届くのか。とても楽しみです。
ユネスコにより消滅危機言語に認定された沖縄口(うちなーぐち)も使います。分かりやすくすることも考えましたが、あえて沖縄で上演しているスタイルのままお届けします。
さあ、戦争・平和について、一緒に考え、迷ってみませんか?
(演出:当山彰一)
→【公演詳細情報】
チケットプレゼント
ご応募頂いたCoRichメンバーの中から抽選で、スポンサード公演のチケットをプレゼント致します!
対象公演 | 9人の迷える沖縄人~after’72~ |
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ご招待 |
2023/5/20(土)14:00の回・19:00の回 各回2名様 【劇場:ロームシアター京都ノースホール(京都府)】 |
申込締切日 | 2023/5/12 (金) |
応募条件 | 氏名(ふりがな)、メールアドレス、電話番号を明記の上ご応募ください。 いただいた個人情報はこの度のご連絡にのみ使用させていただきます。 当選者にのみ締切日翌日以降に当選メールをお送りします。 転売等の防止のため、当選者ご本人のみ入場可能です。 抽選の際はFacebook認証済みの方を優先します。 「観たい!」にコメントを公開登録していただければ幸いです。 |
こりっちにログインした状態で上記ボタンより応募フォームへ進み、応募時の注意事項をよく読んだ上でお申込み下さい。
※当選者には劇艶おとな団から当選メールが届きます。
みんなのヒトコト
仲嶺雄作(なかみね・ゆうさく)
沖縄の今を演劇で発信出来ることを嬉しく思います。京都の方々にはどのように受け止められるのか、楽しみです。
國仲正也(くになか・まさや)
県外の舞台に立つのも、京都に行くことも初めてなので、とてもうれしく思っています。四季折々の景色や寺社仏閣……楽しみ!沖縄とは歴史や文化がいろいろと違う土地での上演になるので、京都の方々の目に、この作品がどう映るのか、不安とわくわくが半々です!
犬養憲子(いぬかい・のりこ)
「9人の迷える沖縄人」お笑い部門担当しております、犬養です。日本に復帰することで戦後が終わる、と発言しております。実際は…戦後はまだまだずーっと続いている、きっとこれからも。
どこまで、いつまで、迷い続ければ良いのでしょうか。
他人事ではなく自分事として考えるためにぜひご覧下さい。劇場でお会い出来る日を楽しみにしております!
どこまで、いつまで、迷い続ければ良いのでしょうか。
他人事ではなく自分事として考えるためにぜひご覧下さい。劇場でお会い出来る日を楽しみにしております!
島袋寛之(しまぶくろ・ひろゆき)
独立論者役として「沖縄独立運動論」を届けられるように踏ん張ります!皆様のご来場お待ちしています。
宇座仁一(うざ・じんいち)
京都でこの「9人の迷える沖縄人」と言う作品を上演することが出来て本当に嬉しいです。全国の皆さんには勿論、京都の方々にも沖縄の歴史や今では変わった様で変わらない現実を少しでも知って頂きたいです。
上門みき(うえじょう・みき)
以前京都に行ったとき、古いお寺や古本屋さん、街並みがとても好きでした。また京都で公演できることをとても楽しみにしています。
伊禮門綾(いれいじょう・あや)
私自身も京都へ行くのは初めてで、そこで芝居ができるのをとても楽しみにしています。
青い海、青い空、だけではない沖縄の事をもっと知ってもらいたいと思いますが、一番は今日は良い芝居を観たな~と、観た方に思ってもらえることが望みです。 その後に感じてもらえるものがあればとても嬉しく思います。
青い海、青い空、だけではない沖縄の事をもっと知ってもらいたいと思いますが、一番は今日は良い芝居を観たな~と、観た方に思ってもらえることが望みです。 その後に感じてもらえるものがあればとても嬉しく思います。
与那嶺圭一(よなみね・けいいち)
迷える9人の沖縄人たちが京都に行きます!いろんな思いや、沖縄に対する想いが詰まった作品となっています。是非、京都でも沢山の人に見てもらい私たちが育った沖縄の事を感じてほしいです!一緒に迷いましょう。それでは劇場でお待ちしております!!