宇座仁一

舞台『９人の迷える沖縄人』より

対象作品

劇艶おとな団「９人の迷える沖縄人」

受賞コメント

本来は沖縄の伝統芸能の立ち方として舞台に立っていますが、今回まさか「現代劇」でこの様な賞を頂けた事に本当に驚いております。今作品にキャスティングして頂いた「劇艶おとな団」主宰：当山彰一さんをはじめ他キャスト・スタッフ関係者・今作品を応援してくれた皆様、そしてCoRich審査員の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。今後もジャンルを問わず精進してまいります。本当に、ありがとうございました。

お祝いコメント

（劇艶おとな団　主宰　当山彰一）

一地方の沖縄口を科白として演じ・挑戦してもらったことが評価されとても嬉しいです。審査員のコメントに「言葉は人間のアイデンティティーであり文化の源泉です。」とありました。演出として狙っていたことが評価されて安心しています。文化の源泉である“言葉”を取り上げられた歴史のある沖縄が、今改めて共通語ではない言葉の大切さを訴えられたと思っています。グランプリとダブル受賞改めて、ありがとうございます。

成田沙織

対象作品

ホエイ「ふすまとぐち」

受賞コメント

今の気持ちを一言で言うなれば「ありがとうございます！」です。
二言なら「嬉しい！」もです。
役者人生で初めて参加した演劇のコンクールで、このような賞をいただけて本当に光栄です。
それもこれも全て、今回のホエイ『ふすまとぐち』仲間たちはもちろんのこと、今までまわりで支えてくださった皆さま、応援してくださった皆さまのおかげです。
心より感謝しております。
ありがとうございます！
色々と大変なこともあれば、楽しいこともあり、山あり谷ありですがこれからも日々心を動かし、生きていきたいと思います。
これからも、何卒よろしくお願いします。

お祝いコメント

（ホエイ　作・演出　山田百次）

いつかはやってくれると信じておりました。
成田さんの演技には観る人をたちまち虜にする力があります。
商業演劇にもたびたび出演し、たくさんの笑いを取るほどの実力を持っているのに自分は不器用だと言って、誰よりもたくさん稽古場にいてたくさん稽古をしていた成田さん。
こりっちの演技賞受賞を機にもっとたくさんの方々に成田沙織の名前が知られるようになると良いなと思っております。
よろしくお願いいたします。

西岡未央

撮影：日下諭

対象作品

理性的な変人たち「オロイカソング」

受賞コメント

梅村綾子さん、佐藤千夏さん、万里紗さん、滝沢花野さんという素晴らしい4人の俳優の仕事のおかげで私が担った倫子という役が立ち上がり、身に余る賞を頂戴したことをとても嬉しく思っています。
そしてパワフルかつ優しい眼差しで演出してくださった生田さん、真っ向勝負の脚本で腹を括る決意をさせてくださった鎌田さん、志高いスタッフの皆さん、劇場や配信で見届けてくださった皆様へ心から感謝と拍手を贈らせてください。
ありがとうございました。

お祝いコメント

（理性的な変人たち 演出　生田みゆき）

2度の延期を経て上演したこの作品は、戯曲の改稿の過程で、座組で本当にたくさんの議論をしました。センシティブな話題なだけに、俳優にとってしんどい部分もあったと思いますが、西岡さんは芝居がどう客席に伝わるかを冷静かつ慎重に考えつつも、舞台上で常にオープンに存在し、斉木倫子という役に深い奥行きを与えてくれました。西岡さんが作品と真摯にぶつかっていた時間が評価されたことが本当に嬉しいです。受賞おめでとうございます！

元山未奈美

対象作品

廃墟文藝部「残火」

受賞コメント

本当に嬉しく、そして有り難く思っております。火花という役に私自身、勇気をいただいていました。こんなにも素敵な出会いをくださった作演出の斜田さんはじめ、残火の共演者の皆様やスタッフの皆様、ご観劇いただいたお客様、日頃から応援してくだっている皆様のおかげだと思っています。これからも、一歩ずつ、かんばっていきます。感謝を。

お祝いコメント

（廃墟文藝部　作・演出　斜田章大）

未奈美さん、演技賞受賞おめでとうございます。
元山未奈美という素晴らしい女優に、自分の作品に出演いただいたことを心から光栄に思っています。そして貴方の才能と努力が今回きちんと評価された事を、一人の友人として、一人の貴方のファンとして、とても嬉しく思っております。演出というとても近い場所で、あなたの血の滲むような努力を見てきました。ストイックな役作りも、決して妥協しないその姿勢も、全部を心からリスペクトしています。既に名古屋では知らぬものはいない女優ですが、これを機に、もっもっと日本中で、世界中でその名前を聞く事になることを祈っております。

横山祐香里

対象作品

万能グローブ ガラパゴスダイナモス「甘い手」

受賞コメント

劇団に所属して14年、このような賞をいただけるとは夢にも思っていませんでした。本当に嬉しいです！私をここまで連れてきてくれた劇団メンバー、そしていつも応援してくださるお客様に感謝しています。これまでひたすらに、メンバーと共に面白い舞台を届けるために邁進してきました。この『甘い手』は、そんなガラパの集大成ともいえる作品になったと思います。これからも、いただいた賞を励みに、さらにさらに精進してまいります！

お祝いコメント

（万能グローブ ガラパゴスダイナモス　作・演出　川口大樹）

横山祐香里という俳優の面白さは、その切実さにあると思います。彼女自身のコンプレックスと、それを上手にいなせない不器用さから滲む切実さは「コメディ」としかいいようのないおかしみに溢れています。そしてこの種の魅力は、歳を重ねるほどに分厚くなっていくものだと思います。演技賞というお墨付きまで頂いて、これから先いよいよどうなってしまうのでしょうか。楽しみすぎる。こんな役者と一緒に劇団をやれて僕は幸せ者です。おめでとう！これからもよろしく！