〈シアター風姿花伝劇作家支援公演〉『風-the Wind-』 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

〈シアター風姿花伝劇作家支援公演〉『風-the Wind-』

HANA'S MELANCHOLY (東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

【団体紹介】
東京を拠点とする舞台芸術団体。前身団体で東京学生演劇祭 審査員部門大賞受賞を機に2019年設立。一川華が劇作と翻訳を、大舘実佐子が演出と舞台美術を担当。一川はタンザニアやパキスタンなどで育ったバックグラウンドを活かし、 国外の人権問題をテーマに織り込み、物語を創作。大舘は作品ごとに印象的なモチーフを用いた美術や衣装を駆使し、「想像力を刺激する演劇」をテーマに舞台演出を手掛ける。オリジナル戯曲から、海外戯曲の翻訳・翻案など取り扱うジャンルは幅広く、性別や世代を問わず観客にとってディスカッションのきっかけとなる観劇体験の提供を目指す。代表作にフランク・ヴェデキントの古典戯曲の新訳版、舞台を現代東京に置き換えた翻案版を同時上演した『SPRING AWAKENING』(2019) 他。
【応募公演への意気込み】
「わたしの身体の価値基準を決めるのは誰か」そんな問いから生まれた本作は、東京で働く風俗嬢の奈菜子が1本の電話を通じて遠くの村に住むルーシーと知り合い、交流を深める物語です。セックスワークと女性性器切除をテーマとして取り扱いながら、社会課題の啓発に終わらず、一人ひとりが物語を自分のこととして捉え、会話のきっかけとなるような観劇体験の提供を目指します。センシティブな題材を演劇化することへの挑戦や、人種や文化の異なる人物を演じることへの挑戦など、さまざまな挑戦が詰まった本作をぜひ多くの方に見届けていただきたいです。
「KYOTO EXPERIMENT」(2019年)、米国ノートルダム大学(2021年)での二度のリーディング上演と、新型コロナウイルスによる公演中止を経て、満を持してのプロダクション上演となります。シアター風姿花伝劇作家支援公演として新たに上演機会を頂けましたことに感謝し、精神誠意創作に励んで参りたいと思います。
【将来のビジョン】
今後の目標に以下の3点が挙げられる。

1. 表現領域と活動範囲の拡大
オリジナル作品に加え、引き続き既存戯曲の新訳・翻案上演に挑戦、戯曲の再解釈を行い新たな演劇表現の可能性を探る。より多くの観客の目に触れるため、国内を巡るツアー上演や国外の演劇祭への参加などにも積極的に取り組みたい。

2. 言葉のアクセシビリティの充実
日英台本の事前無料配布(設立当初より実施)、他機関と連携しながら字幕や手話通訳を導入する公演の実現を目指す。日本語を母国語としない方、耳の不自由な方へオープンな観劇環境を提供し、バリアフリーな鑑賞体験の実現を目指す。

3.「デイスカッションの場」としての劇場の在り方を模索
観客と創り手が作品について対話できる場の開催や、教育機関と連携し作品テーマに沿ったトークショーの企画などを想定。新たな劇場の在り方を模索し続ける。

公演に携わっているメンバー(6)

大舘
演出 美術

「〈シアター風姿花伝劇作家支援公演〉『風-the Wind-』」に携わっているメンバーです。
桜田実和
役者・俳優

「HANA'S MELANCHOLY 『風-the Wind-』」に携わっているメンバーです。
Marin
制作

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まろん
演出 制作 当日運営

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たかね
演奏(ピアノ) 作曲

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一川華
脚本

「HANA'S MELANCHOLY 『風-the Wind-』」に携わっているメンバーです。

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