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- 応募作品
黒塚~一ツ家の闇
流山児★事務所(東京都)
公演に携わっているメンバー:6人
- 【団体紹介】
- 流山児★事務所(りゅうざんじ じむしょ)は流山児祥が1984年に創立したシアターカンパニーです。
劇団の枠にとらわれない「演劇人の出会いの場」、「演劇の自由」を求めて、国内外で多彩な活動を行っています。台湾やインドネシアとの国際共同製作や福島の演劇人とのコラボレーションも10年以上継続しています。
小さなアトリエSpace早稲田でシニア劇団や若手の育成にも力を注ぎ、古典から前衛の名作劇、海外戯曲、気鋭の劇作家の新作など表現の無限の可能性を追い求めています。
近年の公演は『西遊記』作・演出:天野天街(少年王者舘)のタイ、インドネシア、中国ツアー、『わたし、と戦争』(作・演出:瀬戸山美咲)※読売演劇大賞優秀演出家賞、『赤玉GANGAN』作:秋之桜子(西瓜糖) 、『客たち』演出:シライケイタ(温泉ドラゴン)、『コタン虐殺』(作・演出:詩森ろば)※読売演劇大賞優秀演出家賞、『ヒme呼』作:しりあがり寿など。
- 【応募公演への意気込み】
- 古の昔から語り継がれてきた鬼婆伝説。
能では『黒塚』、歌舞伎・浄瑠璃では『奥州安達原』として有名な母子の因縁物をベースにした新作戦国時代劇、それが『黒塚~一つ家の闇~』です。
文楽、落語、狂言、歌舞伎とマルチに活躍する大阪の女性演出家:わかぎゑふとの初タッグで贈る歌入り戦国時代劇を小劇場の聖地ともいえる下北沢のザ・スズナリで上演します。
わたしたちの芝居を観たことのない若い観客のみなさんとの「出会い」を求め演劇祭への参加を表明しました。『黒塚』は、「旅する演劇」のレパートリーとしてこれから長年育てていく作品です。ぜひ、私たちの「旅する演劇」の出発をその目で見届けてください!
- 【将来のビジョン】
- 分断と格差の時代の《現在》を読み解く手がかりとして、現代演劇の基盤である様々な戯曲の読み直しを行っていきます。宮本研、長谷川伸、唐、寺山らの名作戯曲を気鋭の演出家が《現在のドラマ》として再構成してゆく企画を始めます。
個の可能性を限定せず、若手の育成はもちろん、シニア世代までが混在する演劇活動をさらに進化させます。もちろん、詩森ろば、シライケイタ、西沢栄治、秋之桜子、天野天街、しりあがり寿、三上陽永といった劇的才能とのコラボレーションも続きます。
新劇、歌舞伎、アングラ、ミュージカル、ノンバーバル演劇といった日本演劇の豊かさをベースに、心の解放区、自遊空間の創出を目指して活動を続けていきます。
公演に携わっているメンバー(6)