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- 舞台芸術まつり!2022春
- 応募作品
夜ふかしする人々
戯曲本舗(埼玉県)
公演に携わっているメンバー:8人
- 【団体紹介】
- 桜美林大学在学中、ひきだ愛音とサカイリユリカの共同卒業研究の一環として立ち上げ、
そのまま団体として活動を継続、今年2022年で設立11周年となる。戯曲を書く者や、劇作に興味を持つ者たちが集まり、互いの活動をサポートし合う団体。現在、主宰2人に加え、3人のメンバーと計5人で活動中。
メンバーが執筆した戯曲やそのアイデアなどに対し、他のメンバーが感想や意見交換をすることで、戯曲のブラッシュアップにつなげ、作品のクオリティを上げていくことが主な活動である。劇作家が戯曲を創作するのをサポートしていくことを第一に掲げ、 書き上げた戯曲(またはプロット)を作品としてさらに良いものにするためにメンバーで定期的に集まり、ディスカッションやドラマリーディングを行う場を設けてきた。プロデュース公演の企画や自作自演、他団体のイベントに参加することもある。過去に、戯曲見本市や演出家招聘公演などもプロデュース。
- 【応募公演への意気込み】
- 戯曲本舗はコロナ禍になってから、10周年公演の延期に始まり、小規模なイベントなどもなかなか開催できない状況でした。今回は、日本劇作家協会のリーディング部副部長でもある戯曲本舗主宰サカイリユリカが同じくリーディング部所属の劇作家、美崎理恵(水中散歩)と同協会会員である四方田直樹(劇団二畳)にオファーし、短編演劇集として制作面を協力し合うという形で劇場公演開催に漕ぎ着けることができました。
作風は三者三様ですが、大がかりな美術やセットなどを用いず、何もない空間の中で、俳優の肉体が持つエネルギーと、強度のある言葉が拮抗するような、ただの会話劇にとどまらない、身体表現も交えた想像力を揺さぶる作品になる予定です。形のない、見えないものに振り回される現代を生きる私たちが、今後どう生きていくべきか?そんな問いを投げかける作品を俳優、スタッフ一丸となってお届けいたします。
- 【将来のビジョン】
- 当劇団は戯曲を上演するだけが活動ではなく、戯曲本舗は劇作家の団体として、より丁寧に、質が高く面白い作品をお互いに研磨し合って産み出していく活動がベースにあります。
その戯曲作品を、外部の演出家はもちろん、ダンサー・振付家や美術家・音楽家など各分野のアーティストの方々とも柔軟にコラボレーションして世に届けていきたいです。
そして、「戯曲」というものの価値をもっと多くの方に知っていただくために間口を広げた企画を世に送り届けていきます。
具体的には、普段なかなか劇場に足を運ばない方にも興味を持ってもらえるような場所での発表や、コロナ禍で劇場に足を運びたくても運ぶのが難しい方のためのオンラインイベントも趣向を凝らし企画していくことを目指します。
公演に携わっているメンバー(8)