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- 舞台芸術まつり!2022春
- 応募作品
あかあか
ゆうめい(東京都)
公演に携わっているメンバー:7人
- 【団体紹介】
- 舞台作品・美術・映像を制作する団体。
自身の体験や周囲の人々からの「自分のことを話したい」という声を出発点として、生々しくも多種多様に変化していく環境と可能性を描き、その後、表現によってどのように現実が変化したかを「発表する」までを行う。表現と発表をし続けることによって生まれる他者との共鳴と反発を繰り返し、現実に新たな視線や変化を見つけることを目指している。
2018年に『CoRich舞台芸術まつり!2018春』にて『巛』準グランプリ受賞。『第9回せんがわ劇場演劇コンクール』にて『家を走る』特別賞受賞。
2019年に『MITAKA “Next” Selection 20th』選出。『TV Bros.』内「ステージ・オブ・ザ・イヤー2019」にて『姿』選出。
2021年に芸劇eyes・東京芸術劇場にて『姿』再演。
近年ではNHK Eテレ『天才てれびくん』ドラマパート脚本、TVアニメ『ウマ娘』脚本、WurtS『ブルーベリーハニー』MV監督・脚本など、実写・アニメーション・映像作品の脚本も数多く手掛けている。
- 【応募公演への意気込み】
- 2020年3月に『ゆうめいの座標軸』再演レパートリーとして上演を予定しておりましたが、コロナ禍による影響で延期し、この度リクリエイションを経ての上演を行います。
今作は作・演出の池田の祖父の絵画を展示し、池田の実の父を役者として起用し、本人役や祖父役、息子役、そして他者へと入れ替わりながら三世代と別の世代が劇場で溶け合うような作品を展開していく予定です。本人を演じることで生じるリアリティと、フィクション性を両立させ、再演では出演者と共に絵や目の前の事象から新たな表現を生むことを計画しています。
5月にはアルテリオ小劇場、6月には三重文化会館小ホールにて本作を上演致します。 城崎アートセンターでの滞在制作を経て、神奈川、そして三重と新たな場所で公演を行うことによって、作品的にも劇場や地域に合わせたサイトスペシフィックな作品としても変動し、実体験と表現のクロスを発表し続けることによって生まれる他者との交感と反発を繰り返し、常に現代における新たな視線を見つけることを目指します。
- 【将来のビジョン】
- 私たちのビジョンは以下の3つです。
・再演可能な作品を生む
・自分たちのホームグラウンドを作る
・活動拠点である東京都から都外へと、時間や距離を越境する
アニメーションや映像など様々な表現で培った要素を発揮し新たな舞台表現を探ると同時に、お客様が観る機会を何度でも提案し、俳優が安定して俳優を続けられるように、本公演のような再演・ロングラン可能な作品を目指し、持続可能性の高い演目をクリエイションしていきます。
映画監督やキャスティングプロデューサーをお招きし、劇場を媒介し俳優の活躍の場を拡げます。
将来的には自分たちのアトリエを持ち、より上記が叶うロングランを実現します。
本公演はツアー公演を予定しており、時間や距離を越境したプログラムを実施します。将来的にはテント公演で様々な場所に出向くなど、自分たちから新しい環境、お客様の元に歩み寄る公演も検討しています。
劇場をおさえ演劇を作ることから始めるのではなく、「現在発生しているものに対してのアプローチ」を創作の原点に据え、表現方法として演劇を選んだ場合も、劇場のみならず、様々な空間や文化を用いながら、活動を進めていきます。
今までとこれからの出来事、様々な文化、新しい環境に「歩み寄る」活動をこれからも続けていきます。
公演に携わっているメンバー(7)