マがあく 公演情報
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公演地:神奈川県

観たい!

公演地:神奈川県

マがあく

シラカン(神奈川県)

公演に携わっているメンバー:5人

【団体紹介】
2016年に多摩美術大学で結成され、2019年から現在に至るまで横浜を拠点として活動中です。
団体には劇作・演出家、俳優、舞台監督、グラフィックデザイナーの4名が所属し、それそれが自立したアーティストとして多角的に作品を支え集団創作を行っています。
これまで、この世界に存在はするけれど目に見えないモノ・コト(例えば四季、死、愛情)を過剰な見立てや奇抜な美術の中、独特な言い回しの会話を中心に可視化させるという手法の演劇作品を上演してきました。
偏愛、偏食、偏見などの偏り、認識の歪み、噛み合わなさといった部分に注目し、ズレたものを正さずズレたまま、さらにズレを増幅させて俎上に載せる、不気味かつ笑える作風が持ち味です。”ヨーモア”を目指しています。(ヨーモアとはユーモアの向こう側という意味の造語です。)
旗揚げ作品にして東京学生演劇祭2016 審査員個人賞(鳥公園:西尾佳織氏)、大賞、佐藤佐吉演劇賞2016 優秀作品賞を受賞した『永遠とわ』で注目を浴びました。
また2020年ロームシアター京都×京都芸術センター U35 創造支援プログラム “KIPPU”に採択され、京都、横浜での公演を行った『ぞう騒々』が近年の代表作です。
【応募公演への意気込み】
この部屋は誰のものか。
「マがあく」は。部屋・場所と人にまつわる作品です。
今まで自分にとって安心できる、居心地の良い場所であった部屋が、コロナ禍によって篭り続けないといけない、縛られる場所になったことから着想を得ました。
自分の部屋だと思って住んでいるこの場所が、厳密には契約によって済むことを許可されているだけの場所だとふと思った時に、自分が一番よく知っていたはずのこの小さな空間が一気に得体の知れないものに感じたのです。
部屋や人やそれを縛る決まり。当たり前とされていることへの疑いの眼差しから、当たり前が翻る世界を描きます。
それは私にとって、既存の社会が非常に息苦しく、型にはまったものであると感じるからです。
思い込みを取り払えば私たちはもっと自由になれるのではないでしょうか?はたまた新たな何かに縛られるのでしょうか?
既存のルールから外れた世界を描くことで、この現実の息苦しさを笑ってみたいと思っています。
【将来のビジョン】
シラカンでは、地域の隔たりなく作品を届けることを目指して活動しています。
実現にあたって活動の軸は二つあります。
一つ目は横浜に根付いた活動です。
2019年から拠点としている横浜で、今後も年2回程度の新作公演を継続的に行い、団体の創作の幅を広げながら、基盤をつくります。
拠点地での活動5年目を迎える2023年以降は過去作のリクリエーション版も発表し、より継続的な公演活動、更に横浜トリエンナーレ等アートイベントへの参加や、教育、介護現場など劇場外での演劇にも取り組み、地域に根差した活動を目指します。
二つ目は積極的な地方公演の取り組みです。
自費・招聘に関わらず年1回程度のペースで地方公演を行いたいと考えています。
私たちは、発足当初の学生団体であった頃から地方で開催される学生演劇祭に多く参加してきました。その経験は非常に有意義なものでありました。団体メンバーが東京都外の地方出身者で構成されていることもあり、様々な地域で行うことへの思いが強いです。積極的な地方公演で、より多くの方に生で観てもらいやすい機会を作ります。
上記二つの軸を念頭に隔たりのない活動を行なっていきます。

公演に携わっているメンバー(5)

加藤 玲
宣伝美術

宣伝美術を担当しています。
河野遥
制作 当日運営

「マがあく」に携わっているメンバーです。
岩田里都
役者・俳優

「マがあく」に携わっているメンバーです。
村上さくら
役者・俳優

「マがあく」に携わっているメンバーです。
西 岳
脚本 演出

「マがあく」に携わっているメンバーです。

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