『A MAN』 公演情報
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公演地:宮城県

観たい!

公演地:宮城県

『A MAN』

重力/Note(神奈川県)

公演に携わっているメンバー:8人

【団体紹介】
重力/Noteは、鹿島将介の個人レーベルとして活動展開中。

専属の劇作家をおかず、戯曲・小説・詩・手紙などのテキストを構成し演劇作品にする創作スタイルです。

観る人も、つくる人も、ベストな自立or繋がる方法を探すことが目標。

クリエーションでは、俳優やメンバーが個別に演技法・方法論を創出/探究していくことをベースとしています。

ヒアリングを重ねて一人一人が見つけた《演劇的なるもの》を問い返しつつ肯定していくことが、そのまま作品へと繋がっていきます。

また観客がコンセプトの吟味やクリエーションに関与していくアプローチを取ることもあります(ミーティングや稽古場への参加など、市民ドラマトゥルクの実践)。

上演においては、物質としてそこにある素材(俳優の身体や舞台空間など)と、痕跡を残さない素材(声・音・光・時間など)が織りなす存在の生成と消尽の運動を、丁寧に演劇化していくことを心がけています。



【応募公演への意気込み】
旅先での思索を記すことで知られる思想家アルフォンソ・リンギス。彼のエッセイ集『信頼』にある、〈男性性〉とその歴史的変遷を巡るテクスト『A MAN』を演劇化します。

長い歴史において、私たち人類が期待/幻滅してきた〈男〉とは一体何だったのか? 

彼らは今どう在って、これからどこへ向かおうとしているのか?

出演する小濱昭博さんとは2012年に仙台で出会い、それ以降国内外で活躍しながら被災地を含む東北エリア全域を励まし続ける彼の姿を見続けてきました。2019年『LOVE JUNKIES』で共同作業が実現、語り手の主体が曖昧に移ろう中で観客個々が「世界の偶然性を繋ぎ重ねていく」(渋革まろん)独特の観劇体験を生み出せました。

知り合って10年目の節目を迎える今回、今日まで彼を突き動かしてきた衝動の根源に向き合う場に、観客の皆さんを迎えます。

これは〈ひとり芝居〉の再定義であり、小濱さんの身体を介して窺い知る、私達の勇気と信頼の再生の儀式です。


【将来のビジョン】
現在ひとり芝居作家として活動中です。

今後のひとり芝居づくりや私がプログラム・ディレクターを務める「次なる舞台俳優のための育成プログラム〈Ship〉」のために、俳優と出会う必要があります。各々のライフスタイルやペースを考慮しつつ、時間をかけて100人と100本作ってみたい。

小濱さんをNFTアートにしたりメタバースに放り込んで演劇の種を探すのも面白そう。制作の志賀彩美さんが掲げる、正社員兼業スタイルを突き詰めた業種横断型のネオ社会人劇団時代の到来も予感。

それらの支援や実現に向け、今回の公演を観てもらったりSNSやライブ配信を介して、俳優やスタッフや観客のみなさんと繋がってサポートしていけたら嬉しい。

漱石の小説に出てくる鎌倉がそうですが、何か迷いが生じたときフラッとひとりでやってくる場所、そして何か掴んだら再び旅に出る。

演劇界の片隅で、重力/Noteの活動がそんな場として機能することを望みます。

公演に携わっているメンバー(8)

中里広太
音響

『A MAN』の音楽担当します。
こと
制作

「『A MAN』」制作です
小濱昭博
役者・俳優 美術 制作

出演します! コロナで延期になったことを、ポジティブに活かせるよう、準備して行きます!
ヤマザワ
役者・俳優 照明 舞台監督

照明兼舞台監督です
のぶ
制作

「『A MAN』」に携わっているメンバーです。
Nobusuke Kashima
演出 ドラマターグ 美術 その他(プロデューサー)

重力/Note代表・演出。*上演時は舞台監督やります。
志賀彩美(演劇ユニット 箱庭)
役者・俳優 脚本 制作 当日運営 Webサイト

「『A MAN』」制作です。
重力/Note@制作部
制作 宣伝美術 Webサイト

『A MAN』のIT担当

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