チロルの秋 公演情報
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公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

チロルの秋

Lilas(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

【団体紹介】
2021年、小西優司と華奈の2名で結成。Lilas(リラ)とは、フランス語でライラックの花を指します。リラの花のような甘い香りと華やかさを持つ作品の創作が目標です。
2022年1月に旗揚げ公演であるスピンオフ小説朗読公演「デッドドロップ」を上演しました。

10代の頃から近代古典演劇に触れてきた2人が、その魅力をお届けします。
「つまらない」「難しい」と言われがちな古典戯曲。Lilasでは、演劇公演と並行してスピンオフ小説を執筆し、朗読会を行います。戯曲の難解な部分を事前に知っていただくことで、作品世界をより楽しんでいただくのが狙いです。
また、戯曲に合わせた主題歌をアーティストとコラボして製作。演劇と歌の力で、お客様の心に残る作品をお届けします。
【応募公演への意気込み】
Lilasは近代古典戯曲を上演します。今回選んだのは岸田國士「チロルの秋」。岸田國士の初期作品で、第一次世界大戦直後のイタリアが舞台です。ホテル滞在中のステラとアマノの最後の一晩のやりとりを描いています。
この戯曲は、本音を言い出せない大人の恋愛模様を描いた戯曲として扱われていることが多いように思います。
しかし、大の大人が恋愛だけを理由にごっこ遊びするのだろうかと疑問を持っていました。
そこで、本公演ではステラとアマノにある設定を付随させ、戯曲上では名前しか登場しないルナートを出演させることにしました。
命がけだからこそウソをつかなければならず、想像の中でしか愛し合えない2人の物語をお楽しみいただければと思います。
【将来のビジョン】
私たちは古典戯曲が好きです。何十年・何百年も前に描かれた作品でも、現代を生きる私たちに繋がる部分が大いにあります。
しかし古典戯曲は難解です。時代背景や設定を知らなければ理解が難しく、その結果古典戯曲は「つまらない」「わからない」といった声が多くなってしまいます。
だからといって、古典戯曲を現代版にアレンジしたりキャッチ―な演出をつけて上演するのは、私たちの趣味に合わない。
そこでLilasでは、知っていた方が楽しめる設定をスピンオフ小説として朗読、その後舞台演劇を上演するスタイルをとりました。
この活動を通して、1人でも多くの人に古典戯曲の魅力を知っていただければと思います。
また、スピンオフ小説の朗読会は、劇場ではなくカフェで公演を行います。日ごろふらっと立ち寄れる場で上演することで、演劇を身近に感じていただければ幸いです。
ゆくゆくは、芸能人にならなくても、有名にならなくても、演劇で食べていけるシステムを構築し、お客様はもちろん、演劇人にとっても快適な団体を目指します。

公演に携わっているメンバー(5)

やまなか浩子
役者・俳優

Lilas の初演に参加できて嬉しい!
小西優司
役者・俳優 脚本 演出

「チロルの秋」に携わっているメンバーです。
森加奈恵
歌手 演奏(ギター) 作曲

「チロルの秋」に携わっているメンバーです。
坂口裕哉
役者・俳優

「チロルの秋」に携わっているメンバーです。
かな
役者・俳優

「チロルの秋」に携わっているメンバーです。

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