Improv Workshop 〜舞台上で自由になるために〜
「舞台上で自由になる」
全ての役者が望むゴールだと思います。
僕もそれを望んでいる役者の一人であり、そういった同志を求める指導者であり、プロデューサーでもあります。
そのゴールに辿り着くために、僕は日々「Improv」をやり続け、教え続けています。
「Improv」は「Improvisation(即興)」の略です。
読み方は「インプロ」で、いわゆる「即興芝居」のことです。
あえて英語にしていたのは、「インプロ」を「シアターゲーム」と認識している人が多いためです。
そことの差別化を図るために、あえて英語表記にしていました。
※以降は日本語表記にします。
インプロは、単なるゲームではなく、即興による芝居なのです。
想像上の世界を真実に生き、相手の存在・台詞・行動に一瞬一瞬反応し、物語を創り上げる芸術なのです。
それが出来る人を世界では「Improvisor(インプロバイザー、即興役者)」と呼びます。
海外では、数多くのインプロバイザーが毎日のようにショーを行い、その時しか見られない生の芸術を創り続けています。
僕は海外のインプロフェスで彼らの姿を見て、彼らこそ自由な存在であると確信しました。
自由とは、自分勝手ではなく、恐れがないことです。
失敗すること、他人からの評価、未知に進むこと…全てに対して恐れがないことが真の自由なのです。
インプロは、そんな自由に向かうための羅針盤です。
インプロを学び、インプロを演ることで、着実に自由への階段を登っていくことが出来ます。
一緒にインプロバイザーを目指しましょう。
【講師プロフィール】
忍翔/おしょう/OSHOW
インプロバイザー、インプロ&演技指導、演出家、役者
国際的に活躍するインプロ指導者・今井純、NYアクターズスタジオ生涯会員・ボビー中西に師事し、インプロとマイズナーテクニックを学ぶ。
20歳で日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」を立ち上げ、現在は指導兼プロデューサーを務める。
2015年にミラノ、2017年にドバイで行われたインプロフェスに参加し、世界で活躍するインプロバイザーから最先端のインプロを学ぶ。
現在は、インプロの国際組織「International Theatresports Institute」の日本人メンバーとして、インプロマニュアルの翻訳を行うなど、日本でのインプロの普及に尽力。
また、一人芝居役者として、インプロ、ミュージカル、ストレートプレイも行い、「役者は1人でも生きていける!」を自ら体現している。
【レギュラーワークショップ】
月曜日と火曜日の夜に定期開催されているワークショップで、2種類のインプロを交互に扱います。
①アウトサイドインのインプロ
具体的な設定付けをすることで関係性を創り、それを変化させていくことで物語を創る、ストーリーテリングのインプロ。
インプロの父と呼ばれるキース・ジョンストンが提唱したもので、インプロバイザーになっていくためのセオリーがたくさん詰まっている。
※先日行われたドバイのインプロフェスにて、キースと共にパフォーマンスを行っていたパティ・スタイルズに師事。
②インサイドアウトのインプロ」
相手との繋がりの中で生まれた感情を使って物語を展開させていく、役者向きのインプロ。
シカゴのインプロバイザー、ミック・ネピアが提唱したもので、プレイヤーとしていかに真実味を持って生きるかが重要視されており、セオリーの存在に対しては否定的。
※先日行われたドバイのインプロフェスにて、ミックと共にパフォーマンスを行っていたジョー・ビルの指導を直接受ける。
〜セオリーについて〜
これら2種類のインプロは、特にセオリーに対する考え方が対照的ですが、ジョー・ビルは「最初の2年はセオリーを学ぶことは重要」と言います。ここで重要なのは、セオリーとはインプロバイザーとして在り方であり、シーンをうまくこなすためのやり方ではないということです。ジョーが危惧しているのは「セオリーを学び過ぎて、セオリーをやることが目的になってしまうこと」であり、最終的には何にも囚われず、インプロバイザーとして魅力的な存在になることが共通のゴールなのです。
(内容・日程・場所)
※①はアウトサイドイン、②はインサイドアウト
②11月20日(月)18:30〜21:30 @目白第二区民集会室
①11月21日(火)19:00〜22:00 @兎亭地下2階スタジオ(江古田)
①11月27日(月)同上
②11月28日(火)同上
②12月4日(月)同上
①12月5日(火)同上
①12月11日(月)同上
②12月12日(火)同上
②12月18日(月)同上
①12月19日(火)同上
(参加費)
1回2000円
10回15000円
【1日ワークショップ】
アウトサイドイン、インサイドアウトのインプロに加え、ディレクション(即興演出)やシアタークラウン(即興無言劇)など、様々なアプローチを行う10時間!
(日時・場所)
12月17日(日)10:00〜21:00 @東池袋第四区民集会室 洋室
※途中1時間の昼休憩あり
(料金)
早割 4000円(11月30日までの予約)
一般 5000円
【参加希望連絡】
playerosho@gmail.com
宛に件名「レギュラーワークショップ」or「1日ワークショップ」として、
本文に名前・年齢・所属(あれば)・参加希望日(1日ワークショップの場合は不要)を明記して送ってください。