あうるすぽっとでは、下記の通り文楽・素浄瑠璃ワークショップを実施します。
文楽初心者の方もお気軽にご参加ください。
皆様の参加をお待ちしております!
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日本の伝統芸能として世界に誇りうる優れた舞台芸術「文楽」。
能楽、歌舞伎とともに優れた文化遺産として国の『重要無形文化財』に指定され、海外でも高い評価が定着しています。
「文楽」は三業(太夫、三味線、人形)と呼ばれる3つの要素で成り立つ音楽人形劇であり、主に上方の芸能として発展してきました。
太夫と三味線の語りによって構成される義太夫節は文楽の音楽的要素であり、舞台の人形に生命を吹き込み、物語の内容を的確に表現するとともに観客に伝える重要な役割を担っています。
本ワークショップではその義太夫節(浄瑠璃)に着目し、文楽の舞台全体を支えリードする素浄瑠璃をたっぷりとお楽しみいただき、解説を交えて伝統芸能『文楽』が持つ奥深い日本の心に触れていただきます。
日時:5月28日(火曜) 19:00
会場:あうるすぽっと
出演:竹本相子大夫(太夫)、鶴澤清馗(三味線)
【演目】
『絵本太功記 - 尼ヶ崎の段』
『絵本太閤記』は、織田信長を滅ぼした明智光秀の謀叛の後、羽柴(豊臣)秀吉が光秀を討つまでの史実をもとに六月一日から十三日までが、一日一段として構成されています。
「尼崎の段」はその十日目で通称「太十」と呼ばれ、時代物屈指の名作、名場面で義太夫狂言の人気演目の一つです。
舞台は主君・尾田春長(信長)を討った光秀を拒んだ母・皐月が隠棲している尼ヶ崎。
父の謀反の許しを祖母に得るために訪れた光秀の息子・十次郎と許嫁・初菊は十次郎の湯津人を前に祝言を挙げ、十次郎は戦へ向かいます。
そこに主君の仇を討つため旅の僧に身をやつした久吉(秀吉)が現れます。
外からの家の中の様子を窺う光秀は、僧侶を敵将と見抜き、竹やりを突っ込みますが傷を負ったのは皐月でした。
そこへ十次郎が深手の傷を負いながら戻り、光秀に負け戦となったことを伝えます。
瀕死の母と息子を前に久吉が現れ、光秀と戦場で再開することを誓うのでした。
【チケット料金】全席自由
○一般 3,000円
○学生 1,500円
☆豊島区民割引 2,000円 (在住・在勤 要証明書提示)
(☆はあうるすぽっとチケットコールのみ前売取扱い)
【チケット取扱】
■あうるすぽっとチケットコール
03-5391-0516 (10:00-19:00/3階事務室にて販売)
■チケットぴあ
http://t.pia.jp/
0570-02-9999(Pコード:623-472)
<関連企画>
河原久雄文楽写真展『近松門左衛門の世界』
『文楽・素浄瑠璃ワークショップ 絵本太功記-尼ヶ崎の段』と連動して、「文楽」の世界を第一線で撮り続けるフォトグラファー河原久雄氏の写真展を開催します。
近松門左衛門の作品を中心に、舞台上で生きる文楽人形の生命力に溢れた作品をご紹介します。
ワークショップで実演する『絵本太功記-尼ヶ崎の段』の写真もご覧いただけます。
会期 :2013年5月28日(火曜)~6月10日(月)
会場 :あうるすぽっと劇場ホワイエ(ロビー)
時間 :12時~19時 ※最終日は18時まで
入場料 :無料
【お問い合わせ】
あうるすぽっと 文楽・素浄瑠璃ワークショップ係
〒170-0031 豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル3F
TEL:03-5391-0751