CoRich舞台芸術アワード!2020

「十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-」への投票一覧

1-7件 / 7件中

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投票者 もらったコメント
忍守シン(しのもり しん)忍守シン(しのもり しん)(732)

1位に投票

いわずと知れた古典的名作。最近では珍しく全員男性キャストだったが、元々昔のアメリカが舞台であり、現代風に女性を入れると対立構造・内容が全く異なるものになり、違和感がある。やはりオリジナル通り、全員男がしっくりくる

kaznet888kaznet888(678)

9位に投票

「十二人...」何回目になるか?ですが、やはり面白い!誰がやっても面白い作品なのだろうとは思うのですが、やはり一段と面白かった。熱演もさることながら、客席も満員御礼でして、このところミラクル盛り上がってます?
そんな感じの公演でした。
シアター・ミラクルも頑張ってほしい!
(確かに、ナイゲンってここ発祥な気もしましたね)

久美子久美子(1196)

2位に投票

素晴らしい作品を今年最初に観ることができました。ナイゲンを思い出させるような会話劇。理論でせめていくそしていつしか納得させてしまう。共通点があったように思います。良い時間を過ごしました。舞台を囲む3面の観客席。どこに座ろうかと悩むのも楽しかったです。

byassistbyassist(843)

1位に投票

12日20時回が良かったので、おかわり!で、18日15時回を拝見。


12日(陪審員2号~6号の後部座席)、18日(8号~12号の後部座席)と、席の位置を180度変えてみて得られた感想2点。

まず第一に
既知の6人(安藤悠馬さん、神野剛志さん、夛華正幸さん、長野耕士さん、村松ママンスキーさん、吉田覚丸さん)は勿論のこと
本公演が初めての6人(金田一央紀さん、小林勇太さん、坂本七秋さん、たかぐちさん、田中零大さん、服部紘二さん)も含めて
小劇場演劇のフィールドで(も)トップクラスのチカラを有するだろう役者さん達の存在を、改めて認識させられた。

それから、(これをやると作品のテーマがブレるんだが…)「陪審員5号」役の役者さんに、役柄としては登場しない「スラム街育ちの容疑者の少年」役との二役で演じるバージョンも観てみたいな、と劇中何度も感じた。そう思わされるほどに、セリフの無いときでも、同じスラム街育ちの者が世間からの冷たい眼差しに対して有する葛藤のさまを醸し出していた、安藤悠馬さんの「存在感」を高く評価したい。

【配役】
陪審員1号(陪審員長。学校の教師でフットボールのコーチ)
…吉田覚丸(よしだ・かくまる)さん(3号、10号ほどの確信はなかったものの、やっぱり1号役だった♪)
2号(気弱だが、冷静な判断もできる銀行員)
…たかぐちさん
3号(会社経営者。絶縁中の息子への愛憎が、容疑者の青年に重なってしまう)
…神野剛志(かんの・たけし)さん
4号(常に物事を冷静に判断する証券ディーラー)
…小林勇太さん(はまり役!)
5号(容疑者と同じスラム育ち故に、容疑者の出自に対する10号の偏見に徐々に怒りを募らせる)
…安藤悠馬さん
6号(塗装工。討議が進むにつれて冷静な判断を下すようになる)
…田中零大(たなか・れお)さん
7号(容疑者の運命よりもヤンキースの試合が気になる)
…金田一央紀(きんだいち・おうき)さん
8号(建築家。容疑者の有罪に合理的な疑いを抱いた唯一の人物。米国民主主義の体現者的キャラ)
…坂本七秋(さかもと・ちあき)さん
9号(原作では高齢者だが、本作では高齢者の父親を持つ壮年の男性)
…村松ママンスキーさん(原作と異なる人物設定で、どうやって高齢者の心情を説明できるかな?と心配したが…杞憂でした)
10号(中小企業の経営者。スラム街出身者や移民への偏見に満ちた人物)
…長野耕士(ながの・こうし)さん
11号(移民の機械職人。米国の民主主義に理想を抱いている)
…夛華正幸(たか・まさゆき)さん
12号(人の意見に流されやすい付和雷同な広告マン)
…服部紘二さん
係官…池田智哉さん

コナンコナン(1446)

7位に投票

10年以上前に同作品を観劇した特は、ほぼ議論の流れに気を取られていた気がするのだけれど、今回の本作ではその議論を生み出す個々の“人物”そのものも充分堪能できたと思えたので、すこぶる良かった!

ぞろぞろ入場してきた12人の陪審員たちをちょっと見ただけでも、太っちょ 痩せ型 がっしり型…神経質タイプ いい加減タイプ 決めつけタイプ…もう見事に様々!ホントいろんな人が集まったものだ。
その人達が意見するほどに自ずと内面も露わになっていくのだから、これは面白くないわけがない。

陪審員の見る角度によって、証拠に対しての信憑性が変わっていく会話の流れも、自分も一緒になって考えられて面白いのだけれど、何より面白いのが迫力の“生” そのダイレクトなライブ感。
「流れが変わる」と言いますが、変わるのですよ、空気が。
それは一斉に変わるという単純なものではなく、登場人物ひとりひとり、意見の受け取り方によっての反発や同調、ひとつの空間に12人が生み出す空気。
見るべきは発言している人だけとは限りません。
固有の迫力や説得力だったりに、もうそこ一点に釘付けになってしまう事もままありますが

どこを見るのかは自分次第・・・あぁこれは、まさに忙しいタイプ(笑)

ちなみにみなみさんと同じく、自分も思わず「のど飴なら持ってますよ」と、もう反射的に声をかけそうになっていました、あぶないあぶない(笑) ㊟咳込みは劇中の演出です、念のため

ゴージャスゴージャス(1929)

3位に投票

演劇の力というか、演劇ならではの面白さを見せてくれた作品です。

ベンジャミン2号ベンジャミン2号(1218)

4位に投票

シドニー・ルメットの映画版は何度となく観ているが、舞台版を観るのは初めて。映画はあれだけ濃厚な出来で90数分しかないのに、今回の上演時間が2時間近いと聞いて、正直ちょっと不安もあったのだが杞憂に終わった。3方を囲む形の客席だけど、これは別の側からも観たかった。

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