優しい劇団の大恋愛Volume7 妄想特急王子エクスプレス2025〜もう会えない君に会える線!〜
優しい劇団
王子小劇場(東京都)
2025/01/04 (土) ~ 2025/01/04 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
あ〜こんなの観たかった!そう思わせる熱い芝居。
ラストは何が刺さったのか、勝手に涙が出てきた。
あれとかこれとか小劇場界へのリスペクトも感じる。
去年市民ミュージカルに出演し、舞台を創り上げることの大変さを実感した中で、たった1日であのような素晴らしい舞台を創り上げてしまうという優しい劇団に驚嘆しかない。
とりあえず、暫定今年1!
二十歳の集い
Aga-risk Entertainment
上野ストアハウス(東京都)
2025/01/02 (木) ~ 2025/01/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「ナイゲン(初演版)を読む会」
2013年版、全国版を映像で見ていたが、そこで生きているシチュエーションが出るとキター!となり、面白かった。
その面白さ、まさに熊谷さんのコメントが的確だなぁと感嘆。
くじで決まった配役は皆ハマってたが、特にSASUKE、四面蘇我最高!
二十歳の集い
Aga-risk Entertainment
上野ストアハウス(東京都)
2025/01/02 (木) ~ 2025/01/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
『Go as Operations!!』も『宇宙からの婚約者』も、とにかく面白いし巧いなぁ、脚本も役者も。
奇蹟の会話、突拍子もない設定を存分に楽しんだ。
甲乙つけがたいがGo asのラストは矢吹さんにホロっとし、鹿島さんにぶっ飛んだ。
これからも「見守りましょう」
天使と夜と穴と宇宙と
AI・HALL
AI・HALL(兵庫県)
2025/01/13 (月) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
サー☆カス!
to R mansion
ザムザ阿佐谷(東京都)
2025/01/12 (日) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高!めっちゃよかったです。けん玉のパフォーマンスもコマのパフォーマンスも最高でした。目玉はポールダンスですね。ほんとすばらしかったです。あと、アフロのMCの方のトークが最高ですね。ちょっととんねるずの木梨憲武に話し方が似ていたかなと^^ ほんと年明けにふさわしい最高のショータイムでした^^
ホンジツ島のマジックアワー
一茶企画
座・高円寺1(東京都)
2025/01/09 (木) ~ 2025/01/17 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/11 (土) 19:00
座席1階E列20番
とても楽しかった!
世界観・ストーリー・キャラクター、そしてそれらを生かす歌や身体表現のクォリティ。観客の参加も単なる段取りではなく、その世界の一員としての体験となった。
『リタの教育』『オレアナ』二作同時上演
稲葉賀恵 一川華 ポウジュ
シアター風姿花伝(東京都)
2025/01/11 (土) ~ 2025/01/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
数年前に著名俳優を配して舞台化されたタイトルだけ耳にしていた「オレアナ」初日を観た。目撃した。一度観たら内容を忘れる事はないだろう芝居。ハラスメントを扱った92年初演の作品だがとりわけ日本では正に「今」の話である。本ユニットでは新訳を施して上演。翻訳家と演出家の意図が台詞の細部にまで行き渡り、人間感情の途轍もない不可解さを解明するに等しい繊細さで発語を立ち上げている。そのように私は踏んだのだが、それは男女の認識の誤差(それも教授と学生といったケーススタディのような関係での)が無意識の領域までを嫌疑の対象とし「支配が感知された」ことを根拠としてハラスメントが成立するような一件が、実際にどのようなやり取りによって生まれるのか、という難題をリアルに描出していたから。
一点脚本上「分かりやすい」帰結を織り込んでいる。
ポケットの中の月
四国学院大学
四国学院大学ノトススタジオ(香川県)
2025/01/11 (土) ~ 2025/01/15 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
まさに目を開けて見る夢。
若い役者陣のキビキビとした小気味よい動き。
精緻なシークエンスの積み重ねは恐ろしいほど。
運動量も半端ない。
ラストの余韻にいつまでもひたっていたい80分のステージ。
動きで魅せる楽しみを存分に満喫しました。
時折挟まれる足穂のテキストも効果的。
もちろん若さが持つアドバンテージはありますが、それはそれで魅力。
それぞれの持ち味を上手く活かした構成・振付でした。
流石の”いいむろなおき” やっぱスゲェや!
これはもっと知られて、広く観られるべき舞台。
劇場へ急げ!
サー☆カス!
to R mansion
ザムザ阿佐谷(東京都)
2025/01/12 (日) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
マルコとグリーンの海
ヒコ・カンパニー
ブックカフェ二十世紀(東京都)
2025/01/10 (金) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い。お薦め といっても早い段階で完売。
濃密な男女の二人芝居、4場。当初1時間30分の上演時間が1時間50分になるほどの力作(事前にその旨連絡あり)。上演時間が長くなったのは、ラストシーンに救いを求めたのではないか と想像している。テーマは昨今大きな問題として取り上げられるハラスメントー特にパワハラ・セクハラー、それを演劇の世界という自分たちと向きあった所を舞台にしている。それだけにリアルであり切実な思いが痛いほど伝わる。
パワハラ・セクハラの加害者、被害者の捉え方、その視点の複雑さを多面的に描くことで、問題の本質に迫ろうとしている。被害者は、その行為を忘れることは出来ないだろうが、加害者が真にハラスメントを認識した時の精神的苦痛は計り知れない。ハラスメント行為は無意識に行っている場合、逆に言えば 叱咤激励しているつもりが 知らぬ間に相手を傷つけている なんてことが往々にしてある。ちなみにパワハラ・セクハラを並列に記したが、それぞれの場面を描くことによって、人が潜在的に持っているであろう偏見、差別といった心の闇が浮き彫りになる。
終電を逃した男女の一夜の弛緩と緊張を繰り返すような会話から、徐々に過去にあった出来事、その結果が今の状況を招いていることを切々に語る。未だに出口が見つけられず悶々とした日々を過ごしている。見知らぬ関係ゆえに心の内を激白する。さらに会話は漂流し 思わぬ方向へ…。
(上演時間1時間50分 休憩なし)
わが星
夜と蜂
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2025/01/11 (土) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
何度か観たタイトル 一番分かりやすく、テンポも良かった‼️主役の女性(六風館出身)の演技力は凄かった‼️次回も期待しています
『逆さまの日記』『ベイカーストリートの犬』
サルメカンパニー
駅前劇場(東京都)
2025/01/10 (金) ~ 2025/01/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/01/12 (日) 18:00
価格5,500円
『逆さまの日記』観劇
最後の晩餐のことはよくわからないものの、推理から導き出された流れはいいな、序盤の回収もしている感じがあって
前半の進み方が今ひとつ入り込めなかったけれど、はじめに相関図みておくと良いかもしれない。余計な想像しなくて済むので。
エックスの方で全席自由、早いものガチをうたっていたきがするけど、実際は空いてる席に誘導される。正直あまり気分の良いものではない。であれば指定席にしたほうが良いですよ。
並んでいるときから観劇は始まっているので。
『Another side of RK』
セッションハウス
神楽坂セッションハウス(東京都)
2025/01/11 (土) ~ 2025/01/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
セッションハウスで長く活動する近藤良平のダンスソロ公演。「ソロ」ではあるけれど、近藤の「分身」というコンセプトで複数のダンサーが共演し、更に実の娘も参加する「ダンスソロ」。近藤さんのダンスシーンをたっぷり堪能し、新年から近藤良平が持つ唯一無二の魅力を実感しました。
冥途遊山(めいどゆさん)
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2025/01/03 (金) ~ 2025/01/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
【龍】組を拝見しました。
笑いあり、涙あり、物販あり…2025年の観劇初め…華やかな衣裳、歌やダンスもあり、エンターテイメントとして、大いに楽しめました。
なまえ(仮)
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2025/01/08 (水) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
新高円寺アトリエでの初観劇からまだ一年であった。同じ正月公演で「境界」をテーマとした小気味良い短編が楽しかったが、今回は「名前」と来て小屋の中一面に「名」を記した札が貼られ(帰りに寄ったトイレの中にも)、「名」なるものの星ほどの広がりを感覚した(何故かそれを誘発する地下劇場である)。各編はアイデアを出し合っての集団創作らしく大小の短編は中々質が高く構成も良い。小洒落た駄洒落を混じえた人を食った会話が諧謔、風刺としても上質の部類、こうは中々書けない。名前が何であろうと人として中身は同じ、と正論が置かれた一方「名は体を表す」もしくは名で人の目が変わるのみならず「中身も変わる」一面の真理。哲学な思考から時事の話題を時折スパイスに振っていたが、私的にはもっとぶっ込んでもいいな。(扱いは難しい所だけれども。)
連休の中日は客もまばらだったが演者のテンション下がらず天晴れ(そこを褒めるのも何だが)。
革命の家
PU-PU-JUICE
シアターサンモール(東京都)
2025/01/09 (木) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
なまえ(仮)
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2025/01/08 (水) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
Musical プラハの橋
サンライズプロモーション東京
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2025/01/07 (火) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ミュージカル公演としてはなかなか異色のキャスティングかと思いましたが、それぞれが役柄にはまっていて良い感じ
日本人好みの楽曲と、歌手として活躍されている竹島宏さんと庄野真代さんのイメージも合わさってドラマコンサートを楽しんできたような感覚に
そんな中、宍戸開さんが演劇的スタンスをキープ、ユーモアもあって良いバランスがとれていたのではないかと
物語としては甘ったるい不倫モノかと思わせる流れから後半に向けてのギャップが凄く、それに連動して歌詞、メロディー共に切なくドラマチックになっていくのが印象的でした
サー☆カス!
to R mansion
ザムザ阿佐谷(東京都)
2025/01/12 (日) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
マルコとグリーンの海
ヒコ・カンパニー
ブックカフェ二十世紀(東京都)
2025/01/10 (金) ~ 2025/01/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
加害と被害はコインの裏表のように似ている。どちらも後ろめたくて、認めたくなくて、目を逸らしたい。加害と被害に無関係でいられる人間はいないし、だから普段は心を麻痺させて何とかやり過ごす。でもそれは単なる対処療法でしかなくて、チクチクチクチク心を苛み続ける。
この舞台はそんな我々に対するショック療法だ。観客は主人公と一緒にズキズキ、ヒリヒリ、ガンガンしながら、最後には心をギュッと抱きしめられる。
主人公の心のレイヤーが一枚また一枚と深淵に向かって捲られていくような港さんの脚本。
のびやかに動きながらも心が加害と被害に囚われたままの主人公を演じられた桜木さん。
真逆のキャラ二役を見事に演じ分けられたカトウさん。
限られたスペースを効果的に使われて、役者さんと舞台の魅力を余すところなく引き出された里見さんの演出。
多くの人に観てもらいたい!ぜひ再演して欲しい!