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【Strong Punch】

【Strong Punch】

劇団1mg

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/30 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

久しぶりにお芝居観て泣いたわ。
最近、涙腺緩んできている関係もあるけど、とても良かったです。

【Strong Punch】

【Strong Punch】

劇団1mg

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/30 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初日参戦。1mgらしい内容でした。満席ではなく、ゆったりと拝見できました。途中何度か観客のすすり泣きが聞こえ、私も2回ほど涙しました。個人的には良かったと思います。特に最後らへんの、みんなでレッドを応援するというような場面は印象に残りました。もう一度見ても良いなと思えました。

雨と夢のあとに

雨と夢のあとに

Yプロジェクト

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

楽しめる、オーソドックスなヒューマンドラマ。
物語は悲しい内容だが、自分の感受性が枯渇してきたのかもしれないが、感涙という感情は湧かなかった。どちらかと言えばファンタジー色が濃く、愛しい子を見守る父や親しい人々の優しさ、そんな清々しさを感じさせる。
雨が(泣き)止んだ後の晴れ間は、幻の蝶が舞うように輝いて見える、そんな美しい光景の舞台。

2人暮しをしている中学2年生の雨と父親・朝晴親子が主人公である。朝晴は蝶の採集で台湾に幻の蝶を捕まえに出かけたが、不慮の事故に遭う。そして魂だけが戻ってきたが…。

舞台セットは あまり作り込まないで、上手に段差を設けて、2人の自宅(室)とする。一方 下手は、状況に応じて小道具を搬入し場景を作り出す。基本的には、上手 下手が場所を表し、中央の大きな空間で登場人物が物語を紡いでいく。空間の広がりが、感情の締め付け(緊密さ)を緩め、ファンタジー色を強く感じさせた、と思う。
(上演時間2時間10分 途中休憩10分)
【Team HARU】

ネタバレBOX

舞台セットは先に書いた通りだが、後景の幾何学的な硝子細工がはめ込まれた衝立に緑や青色の照明を照射し、硝子を通して奥に樹木が生い茂っているような葉が見える。2人の部屋と隣接しているようで温かく、そして台湾の密林イメージを醸し出す。2人が暮らしている部屋にはコントラバスが置かれ、小道具として固定電話機。

朝晴は、自らが死んでいるとは思っていない。ある日同じマンションに住んでいる隣人・暁子に自らが幽霊であることを知らされる。そして雨は まだ朝晴の死を知らない。雨の母親は 雨が2歳の時に亡くなったと、それ以来 父娘2人で暮らしてきた。元の生活に戻った雨だが、だんだんと朝晴の行動に違和感を覚える。

朝晴の姿が見える見えないは、生前から好意を持っていた人、霊能者、または自分自身も幽霊である人しか見えないという設定。その見える見えないの違いが面白可笑しくなるはずだが、登場人物の多くが見えているようで、面白さの妙味が利いてこない。
物語の観どころは、死んだことになっている雨の母・野中マリアは生きており、雨を引き取りたいと朝晴に言い出す。自分の生き甲斐(歌)のため雨を残して出奔し、名声を得たから名乗り引き取りたいと…。いつ朝晴が雨に自分の死を知らせるのか(知らせることで朝晴は成仏してしまう)、朝晴と野中マリアとの親権争い、朝晴と暁子との関係が進展するのかが中心。

幽霊の残魂は、必ずしも生きている相手を思いやるだけではない。時に恨みがましいこともある。病院で恋人の手をさすり続ける行為、それは一見相手を愛おしんでいるようだが、実は相手を早く死に至らしめる邪悪な(生を奪う)行為であることを知る。以来、朝晴は雨や親しき人々に触ることが出来ない。愛おしく触れたい思いと、その行為によって招く結果の皮肉が寂しく悲しい。

色々な思いを紡ぎ人の思いが柔らかく、そして温かく描かれた王道的なヒーマンドラマ、安心して観ていられる。
次回公演も楽しみにしております。
BLATHER

BLATHER

劇団ノーティーボーイズ

駅前劇場(東京都)

2022/05/24 (火) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

森脇和成さん(元猿岩石)が美女から大モテ、で大活躍。
更に出演者全員が手を変え品を変え個人武器をぶっ放してくるものだから笑いの大洪水が起きていました。
ノーティーボーイズ座長さん(めちゃキャラが濃い)が大人しく見えてしまうくらいに全員が凄い。
それで総勢15名だからかなり凄い(笑)

どこか懐かしい感じのする笑い。
まあ この笑いは鉄板ですね。
ストーリー的にもハラハラドキドキあり、つまりは鉄板の面白さでした。

リ:ライト

リ:ライト

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

再演だったんだー
ふむふむ→とある大学の神経科学研究室。
実験を繰り返していたある日、
ひょんなことからアルツハイマー治療薬に繋がる発見をする。
が、研究室の人間関係が引っ掻き回されたことで
世紀の発見が……!!

変化していく状況に振り回される人間たちの姿を、
見る人たちの記憶を巻き込んで描く”人間関係”劇!
↑が以前の舞台の説明ですねー

なんというか
研究室の雰囲気が上手く表現されてたなぁ と
「動物のお医者さん」とかで感じた研究室ネタを思い出しました
各登場人物の設定も納得で頷けた
1時間50分の作品

ネタバレBOX

ホントにネタばらすんで
読みたい人だけ読んで下さい





研究員の一人がアルツハイマー型認知症進行しつつあり
それを踏まえて
研究室の皆が治療薬開発に躍起になってる現状の中
当人が夢を見てて
最初は爆発夢落ちで(レトロで大変自分 受けました(^ー^)
目覚めると現実~先の夢の中では皆マスクしてなかったのに
目覚めると皆マスクしてて
インパクトが強くて夢と現実というのを
上手に表現してました
(ちなみに舞台セットは
白を基調としたバックの衝立と
中央部の白い長方形のテーブルに
周囲木製茶色の正方形椅子が配された
シンプルな感じであります)
んで
先の夢を踏まえて
爆発エンドにならないように動こうとするも
あまし上手くいかないものの
信じてくれる人もいて
細部が思い出せないんだが
危機感が伝わり
何とか爆発危機が回避されて
研究室皆が纏まって薬開発を継続してく
という話です

ただねぇ
ダウトかなぁと思ったのは
出来た薬を一番最初に「飲ます」はねぇ・・と
思ったんですよー
経口薬までは大変だよ~作るの
まずは静脈点滴=注射だろうなぁ=「投与」する
と言って欲しかったかなー
リアルさを申すなら
「最初の治験を受けてもらう」かなぁ と
当然二重盲検法だがプラセボ=偽薬=投与はさせないから
とか言うとリアルでカッコいいよ~♪

あとリアルさだと白衣の胸ポケットは
結構個性が出る文具とか入ってるしー
白衣の洗濯ローテーションとか個人だったりすると
(予算が少ないと洗濯業者使えず
白衣は自己洗濯だったりするんだなぁ これが)
なんで白衣のヨレ感とか
落ちない検体のシミとか個性が白衣に出たりするの
表現してくれてたら嬉しかったなぁーと
(超個人的希望デス)

で話は
何とか新薬の兆しが見えるという
希望的観測の中終わるんだが
アルツハイマーの進行した職員さんは
入院してしまって
本人すら忘れてしまった新薬開発のキッカケは
残った研究員たちが継いでゆくという結末を迎えるのであった

最初あたりの強い他の研究室の
女教授さんが面倒み良い人で
発症した職員さんは
とても優秀な方だったというのが
ラストわかって少しほっこりとしました

実際の研究室都市伝説=自分の研究で
将来自分が命を落とすというものが
如実に再現されてたなぁとも・・・・・
感慨深いものでした(-_-)
(脳血管イベントで死にとうなかよ)

舞台には出てこないが
重要な役割でセリフに上がる
遠心分離機
友人と映画「アウトブレイク」で
ケガする検査科のシーンを
現実にありえない~表現の説得力だと口論したのも
思い出しましたわ・・・
作中では音での回転数話になってたけど
メーカーのひとが測定装置ぐらいもっていそうな気がするがなぁ・・
とかも少し説得力不足を感じたかしらねぇ

歌劇『天守物語』

歌劇『天守物語』

呼華歌劇団KOHANA

新宿村LIVE(東京都)

2022/05/18 (水) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

実演鑑賞

途中休憩がほしかった。
休憩がないなら、せめて室温をもっと高くしてほしかった。

トゥイードル

トゥイードル

AURYN

スタジオ空洞(東京都)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/05/25 (水)

価格3,500円

25日19時開演の初日舞台を拝見。

初見の魁ウェンズデーさんと、幾度も舞台を拝見している御三方…4人の役者さんの表情豊かな演技の様に惹きつけられた85分。
登場人物個々の性格づけも明確で、そして何よりも、ストーリー全体を通して感じられる、作者の視線の温かみに共感!

ネタバレBOX

【配役】
戸井田あかり(二卵性双生児の姉。人の気持ちを気遣い過ぎて、かえって疲弊)
…星秀美さん
戸井田しずか(二卵性双生児の妹。唯我独尊気味で気配りが出来ないことへの自覚はある)
…魁ウェンズデーさん
半田誠一(あかりとの結婚を考え、音楽をやめて正社員に。だが、かえって、それが彼女の不興を買う)
…山崎丸光さん
早乙女雪江(しずかが心酔している占星術師)
…キジマチカさん
雨と夢のあとに

雨と夢のあとに

Yプロジェクト

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日観劇
このご時世でしっかり泣きたい人におすすめ
ほんとに気兼ねなく泣けます
どうか劇場で泣いて楽になりましょう

リ:ライト

リ:ライト

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2022/05/25 (水) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

久しぶりのトツゲキ倶楽部さん観劇。少し重いテーマを抱えながらのハートフルな物語の舞台で今回も楽しめました。
本作品は2015年にも観劇させて頂きましたが、7年前ですので少し記憶が曖昧でしたがオープニングから徐々に記憶が甦り懐かしくもあり、異なる部分や記憶が曖昧な部分もあるので、ある意味リライトでしょうか(笑)
14人と多くの登場人物が出る本舞台ですが、それぞれの方に自然と見せ場があるので、印象に残ります。
ただ初日だった事もあり、やや笑いの部分が少なかったようにも感じましたが、これから更に良い舞台になっていくかと思います。

絶対に怒ってはいけない!?

絶対に怒ってはいけない!?

劇団チャリT企画

駅前劇場(東京都)

2022/05/18 (水) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/05/18 (水) 19:30

劇団プッチンが次の公演の準備をしているさなか、他劇団主宰がハラスメントで炎上しているとの報が入り……な物語。
昨今の件に関する楢原さんの考え方や想いが表現されているばかりか他の時事問題にも触れ、さらに「他の要素」まで加味して100分に収めるのはさすが。
が、メインにしたテーマが笑えないものだけに茶化すのは難しく、観ていて現実でのその問題について考えてしまい笑い飛ばすことができなかったのは前回公演に引き続きでつくずく「変な現実だな」と。
そして、もしかするとそれが楢原さんの目的ではないか?と深読みをしたり。

ネタバレBOX

なお、タイトルはハラスメントにしてもロシアのウクライナ侵攻にしても「絶対に起こってはいけない」とかけているのではないか?とも。
また、事故物件という前振りと途中の台詞にあったヒントからある人物が霊的なものではないか?と思っていたら案の定。そのヒントの出し方も巧いよなぁ。
奇跡の人

奇跡の人

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2022/05/18 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2回の休憩を含めて3時間半の長丁場だが一度も居眠りはしなかった…となぜか威張ってみる。

「奇跡の人」というとアン・バンクロフトのアニー・サリバンとパティー・デュークのヘレン・ケラーによる映画が有名である。私も映画好きの母に連れられて行っていても不思議ではない時期である(残念ながら記憶はない)。私より後の世代の少女漫画好きの方には「ガラスの仮面」の劇中劇として姫川歌子のアニーと姫川亜弓/北島マヤ(ダブルキャスト)のヘレンでおなじみだろう。単行本の9巻最後から12巻に渡って描かれていて、そのうち11巻後半から12巻前半の歌子・亜弓親子によるオーソドックスな舞台の全容は「奇跡の人」の見どころを網羅した優れたガイドになっている。40数年ぶりに(今回はkindleでこの4巻を買って)再読したが少し震えながら一気読みしてしまった。

アン・バンクロフトは映画「卒業」でダスティン・ホフマンを誘惑するミセス・ロビンソン役のイメージが強烈である。そして姫川歌子も亜弓の母でベテラン女優である。どちらにしても内容を知らずに印象だけでアニーをベテランの厳しい先生だと私が誤解していたのも無理はない。実際はアニーがヘレンのところに派遣されたのは20才と11か月のときであり、盲学校を卒業してすぐの新米教師であった。なので高畑充希さんのアニーでもまだ年齢が高すぎるのだが7才のヘレンを20才前後の女優さんが演じるのだからバランス的には妥当なのだろう。

本舞台は私の期待・想像よりかなりコミカルな作りであった。演出家の狙いなのか現代的な事情によるものなのか分からないが、もっとシリアスならもっと泣けたのにとちょっと残念ではある。でも納得のスタンディング・オベーション。

高畑充希さん(アニー):前に観た舞台でもそうだが、素人目には難役も余裕でこなしているように見えてしまう。実際は一杯一杯なのかもしれないが、7月下旬からの「ミス・サイゴン」では苦しんでいるところを観たい気もする。
平祐奈さん(ヘレン):セリフは最後にWaterと言おうとしてウーと唸る一つだけである。3時間ずっと表情の変化を抑えてその時を待つのである。初舞台がセリフなしというのは素人目にも厳しさが想像される。しかしダブルコール時に観客が一斉に立ち上がって迎えてくれるのは病みつきになるだろうなあ。それから私は映画「暗黒女子」での陰のある美少女役に痺れたが、近くのサッカーファンらしきご婦人には「長友の嫁の妹」なのだった。まあ長友選手が平祐奈の姉の旦那と呼ばれる日も遠くはないだろう。
池田成志さん(ヘレンの父):シリアスとコミカルが瞬時に切り替わってどちらも自然。うますぎる。
村川絵梨さん(ヘレンの母):この役がコミカルな要素の少ない一番普通な設定であった。ひたむきな愛情を注ぐ母のぶれない演技は全体の基準線になっていた気がする。落ち着いた美しさが印象深い。
そして本舞台の一押しは盲学校の生徒たち。短い出番だが大いに癒された。

トレーディングライフ

トレーディングライフ

ピウス

シアター・アルファ東京(東京都)

2022/05/13 (金) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

コメント欄に。

ネタバレBOX

頭悪いので、人間関係やストーリー展開理解できず。
演技力は皆高い方だったと思う。
関数ドミノ

関数ドミノ

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2022/05/17 (火) ~ 2022/06/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

粗筋から藤子・F・不二雄の『ウルトラ・スーパー・デラックスマン』を想像したが、M・ナイト・シャマランの『アンブレイカブル』だった。
2005年初演、2009年再演、2014年再再演。2017年寺十吾によるプロデュース公演。

地方都市の交通事故、横滑りした乗用車の助手席部分と歩行者がぶつかった。歩行者には何一つ怪我はなく、逆に車は大破。助手席に乗っていた運転手の娘は意識不明の重体。その事故を目撃していた複数の人物が保険屋によって集められる。誰もが納得のいかない“神の奇跡”。一人の男が半生を賭けて導き出した「ドミノ幻想」理論について語り出す。

ネタバレBOX

『アンブレイカブル』は先天的に脆い骨を持って生まれてきた「ミスター・ガラス」がアメコミに耽溺する内に、自分の対極であるスーパーヒーローも実在するのではないか?と捜索する話。そんな人間を見付ける為に大規模な事故を自ら仕組み、生き残る者を調査する。

今作は「ドミノ幻想」理論と云う架空の理論を掲げ、願いが全て現実化する“ドミノ”を探し求める男の執念。“ドミノ”と睨んだ者にHIV陽性の男を近付かせ、彼の力によって陰性に変わるのかを試す。男は仲良くなり友人関係を築くのだが、彼といて変わったことといえばやたらパンチラを目撃することだった。“ドミノ”の願いによってパンチラ目撃率が大幅に上がったのか!?それともただの偶然か?

誰の視点による願いなのかがドラマの焦点。しかも“ドミノ”の力は半永久的なものではなく、時と共に移り変わる一時的なものでしかないという。誰にも確定不可能な、まさに妄想。ある一時期、神の力を手にしていたかも知れないという推測に基づく・・・、仮説。精神科医の言う通り、そんな妄想にしがみついていても全く仕様がないこと。不思議な事件(バグ)に拘り過ぎて全てを台無しにしてしまうパラノイド(偏執狂患者)のような話。
関数ドミノ

関数ドミノ

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2022/05/17 (火) ~ 2022/06/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

何度目かの再演だ。交通事故で即死が当然の状況なのに、傷一つ追わない、と言う発端の事件は同じだが、その後の展開は少しづつ変わっている。
今回は「スーパーマンは実在する。しかもそれは日本人だ」と宣伝を打っているが、中身は、それほど軽くはない。
作者はいまの世界を動かしているルールを、普遍。不変のものとしているところに疑問を呈していて、今までも多くの作品を面白く展開して見せてくれた。「関数ドミノ」はドミノ倒しのように、奇跡のような交通事故のその後の展開の物語が、最初のドミノの倒し方を変えれば全部変わった方向に倒れていく、ということなのか、数学的にはシンプルに見えるドミノ札でも無数に近い組み合わせができる、ということなのか、その経緯が今の世界の新しい規範になったり、救いになるか、と言うテーマのように受け取ったが、そういう常識的ではない受け取り方も出来るところにこの作品の面白さがある。
イキウメの俳優たちもそろそろ二十年だろう。すっかりうまくなって、二時間飽きずにに見てしまった。

CUBE

CUBE

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2022/05/19 (木) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

久しぶりに劇場へ行けましたので、A公演を観劇。
どの話も面白かった。

ネタバレBOX

アンダーライン→藤堂さん演じるシニカルな探偵役によるミステリー。短い尺の中で伏線を張って、綺麗に回収されるあたり、見事。

女流作家たちの備忘録→皆さん、演技達者なのですが、椎名さんが出色。どんな役でも上手い役者さんですが、こういったコメディ的な役が一番はまって見えます。

天気と戦う女→主役、高宗さんの演技がパワフル。新入団ということで今後のさらなる活躍に期待。
mono drama live vol.1 【ROLE】

mono drama live vol.1 【ROLE】

劇団ロオル

シアター711(東京都)

2022/05/13 (金) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/05/15 (日) 19:00

価格4,000円

15日19時の回を観ました。

ネタバレBOX

日替わりのゲスト(15日は大島朋恵さん)のひとり芝居1作品と、主宰の本山由乃さんのひとり芝居を2作品の計3作品でした。

お二人とも、女性の心の闇の部分を好演されていましたが、
「本山由乃さんの方が闇が深いだろうな!」
と、現地で観ていて思いました。

本山由乃さんが演じられる作品は、自分が観た回に上演されなかったものもあったので、他の回も観ればよかったと後悔してます。
花柄八景

花柄八景

Mrs.fictions

こまばアゴラ劇場(東京都)

2022/05/11 (水) ~ 2022/05/23 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ハードルが上がってそんなに楽しめなかった。
Hazel nuts cholateの人生賛歌は最高。

花柄八景

花柄八景

Mrs.fictions

こまばアゴラ劇場(東京都)

2022/05/11 (水) ~ 2022/05/23 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とあるきっかけでMrs.fictionsを知ったのが約2年前。
2度の公演中止からやっと観劇することができました。
岡野さん演じる花壇師匠はじめ登場人物みんなが愛おしい。ぐんぴぃさんが劇全体をポップに仕上げているし、今村さん永田さんの強烈なコンビは最後までブレずに突き通しているし、前田さんは素人の自分でも難しい役なんだろうと思うものを難なくやっていて感動しました。
生垣の向こうから花柄一門のあっち行ったりこっち行ったりする姿を覗かせてもらえたことがとても愉快で幸せで、とっても粋な作品でした。

CUBE

CUBE

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2022/05/19 (木) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

A、B一気公演。最近はマチソワもなるべくしないようにしているので、体力的にちょっと心配でしたが、折り畳み座布団無しでも5時間15分持ち堪えました。
それというのもどの作品も面白かったから。大いに笑いました。
「ジャガーノート」はバンタムクラスステージでも観ましたが、同じ話とは思えないほどの松本演出で「シカゴ新喜劇?」になっていました。

残火

残火

廃墟文藝部

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2022/05/20 (金) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

全ての環境での臨場感がめっちゃ伝わってきてめっちゃ興奮しました...
生で見れて良かった。
最後めっちゃ泣きました。

ネタバレBOX

おばあちゃんが入院して退院して火花が何気なく「あれ私より長生きするで」っていうセリフがまさか伏線になっているとは...
ゾクッとしました...
生で見れてよかった...最高でした。

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