最新の観てきた!クチコミ一覧

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ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

TBS/CULEN

日本青年館ホール(東京都)

2024/12/06 (金) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

本年随一のシェイクスピア作品の上演だが、ファンクラブのお好み上演と判断され、一席の余地もない草薙ファンの客席である。これは映像で見ても仕方がない、演劇ならばこそのナマの現代最高レベルの舞台である。だが、きっと演劇ファンにはチケットが手に入らなかっただろう。演劇ファンには残念、チョー大いに残念である。
青年館ホールのノーセットの舞台に十七人の俳優たちが登場して舞台奥の横一列に並ぶ、薄暗かった舞台に明かりが入って、ここから一幕二幕とも70分、休憩20分の「ヴェニスの商人」が裸舞台でほとんど原テキスト(松岡訳)通りに展開する。
花嫁の三つの箱選びまでが一幕。ここまでは、ユダヤ人や金融商人の仕組みを含め、あまりなじみのないヴェニスの社会事情を基にした葛藤があっていささかダレるが、それを救ったのは、ポーシャ役の佐久間由衣の大健闘。バサーニョの富裕層ぶり。も面白い。ここをそれぞれの登場人物の生き生きとした自己主張でつないでいったところが上手い。ここを既存の位置づけで了解してしまうと、この後が、勧善懲悪の話になってしまう。二幕はバサーニョの箱選びから、舞台はヴェニスへ。後は一瀉千里で大詰めの裁判になる。
なんと言っても草薙剛のシャイロックで、今までにない被差別の地位から主張する見たことのないシャイロックである。世間に負けず力強い。今までに娘にヨワイ、男の友情なぞという作りのこの作品は見たことがあるが、社会と戦う(しかも負けない)シャイロックで社会劇、人間劇としても成功している。演出者(森新太郎)の芝居のもくろみが首尾一貫して気持ちが良い。
制作会社がCulenとなじみのない会社で、これはジャニーズ脱退組のSMAPの三人の会社である。一見芝居の座組慣れしていないキャステキングで、これで演劇ファンは逃げたのではないかとも思うが、先の佐久間、野村をはじめ、全員上手くはまっている。森新太郎の演出力は大いに買って良い。名ばかりは有名な箱選びと裁判の場以外は説明が多く盛り上がらない戯曲をノーセットの舞台でここまで持ってきたのにはびっくり!であった。

S(さりげなく)F(fiction)~知る由もない彼らの人生~

S(さりげなく)F(fiction)~知る由もない彼らの人生~

藤一色

中野スタジオあくとれ(東京都)

2024/12/14 (土) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 「藤衛門」を拝見、圧倒的な科白量を1人でこなす。他の登場人物たちは総て何種類かの椅子で代用。18世紀に作られた江戸絡繰りが主人公だが余りに先進的な技術が用いられて居た為、往時全く理解されす、休眠していた。発見されたのは1997年、発見者はタビノちゃんという小学4年生。華4つ☆(追記後送)

ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2024/12/07 (土) ~ 2024/12/12 (木)公演終了

実演鑑賞

新国立の研修所生公演で「ロミジュリ」は新鮮に見た。岡本健一の演出は民藝アトリエ「破壊」公演で一度目にし、自身による劇伴(ギターによる)を今回も使っていたが、効果的。対面客席(バルコニー席を入れると四面)の中央に正方形のリングのような台、周囲を客入れ時間から台詞を言いながら騒がしく歩き回る。両家の「争い」の側面が強調され、戦争が続く現在の世相を目の当たりにするような視覚的な演出が際立っていた(上演台本も岡本氏による)。

『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』

『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』

あやめ十八番

澤田写真館(東京都文京区本郷4-39-9)(東京都)

2024/12/12 (木) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

実に色んな「楽屋」を観て来たが、さらに新たなバージョンを目にした。生音楽入り。写真館というので興味津々で訪れたが洋館の内装、白い階段のある高い天井の屋内で、緩急、BGM(生ピアノやボンゴ、キーボード)も効果的で元気の良い「楽屋」であった。

「Fearless People―フィアレス ピープル/恐れない人々―」

「Fearless People―フィアレス ピープル/恐れない人々―」

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

青年劇場スタジオ結(YUI) (東京都)

2024/12/10 (火) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今年は同作者による「玄界灘」(こちらもリーディング)が圧巻であったが、本作も作者の魂のこもった作。青年劇場俳優の語りを通して前景化して来る後半はその思いに同期して涙する。
ミニュシュパリズム=地域主権(等の翻訳がある)を体現した杉並区長選(これを追ったペヤンヌ・マキ監督のドキュメンタリーはリアルな日本の光景とは思えぬ眩しい絵を映している)がふと想起される架空の街(上水市)を舞台にしたドラマだが、独自な作劇を成し遂げている。劇の始め、道路建設反対を唱えていたはずの候補(保守の現職に対抗した候補)の当選後に手の平返しはカジノ問題での林横浜市長の記憶もよぎるが、印象としては小池都知事もダブる。要は利権優先で動く政治と社会への「諦め」を象徴する出来事だ。
これを冒頭に据え、地域主権を模索する人々の姿を群像として描く。これに絡む「他者」が、架空の地方(桃山県)選出の長老国会議員の死により急きょ後継となり上京した長女。彼女と、上水市の活動市民が集うカフェを繋ぐ「他者」が同市で図書館司書をする同級生の女性。
議員を辞した長女の後を担った弟、その母の場面も、固陋な政治家の家系の象徴として描かれる。またひょんな事から昔実家にいた家政婦が長女の元に現われる等もある。上水市の活動市民らの間にも「敗北」からの離別があり、存在感を増すに従い吹く逆風も経験する。だがこのドラマでの最も大きな「変化」は、自分の疑問に真正面にぶつかって行く姉の姿と、家の伝統との狭間で葛藤し始める弟である。新しい議員生活を忙しい忙しいと悦に入っていた自分が、ただ(己と自分の家族の)地位を守るためだけに立ち居振る舞う、つまらない存在に見えて来る。それに対し、理に従って行動して行く姉がまぶしく、本物に見えて来る。
仲間との活動の中で市長選出馬への決意を固めた長女に対し、現職と遺恨の間柄となってしまった選挙参謀的人物の支援を手回ししようとした母に対し、弟は恐らく初めて声を荒げる。それは古い自分の「敗北」の叫びでもある。
演出は作者有吉朝子と同じ劇団劇作家所属の坂本鈴。可能な範囲で無対象の動きや交流を挟み込み、新鮮であった。メッセージ性、というものとすこぶる距離を取った作劇の印象であっただるめしあんとは一線を画した明快なメッセージソングを指揮した事自体も新鮮。

終わり無ければすべて無し

終わり無ければすべて無し

明治大学演劇研究部

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2024/12/12 (木) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

Bチームを観劇しました。
面白かったですが、決断方法や最終的な決断に、モヤモヤが残りました。
案内人役を演じた役者さんの表情や仕草が、とても良かったのが印相的でした。

熱帯夜

熱帯夜

カラ/フル

ウイングフィールド(大阪府)

2024/12/13 (金) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

色々な問題が含まれている話で、不思議なキャラクターがいたり、最後は謎を残して終わるので好みがわかれるとは思います。ただ、全編重い話というわけではなく日常会話で軽く笑いが起こるなど観やすく作られていました。
何故スイッチキャストにしたのかなと思いながら観てました。理由はわかりませんが男女共に個性強めのキャラクターは演じるのが難しそうな気がしましたので両チーム観れて良かったです。(スイッチする人物が正反対ってくらい違うキャラなのでそれを見せたかったのかな??)

ネタバレBOX

藤原さん(谷屋さん)の豹変ぶりは迫力ありました。その後の会話で何かやったであろう想像が膨らむ感じ
その男ホーネット加藤

その男ホーネット加藤

映像劇団テンアンツ

「劇」小劇場(東京都)

2024/12/11 (水) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

vol.2 ドラゴン孤独の鉄拳を観劇
今回はブルース・リーのコメディですね
説明通りに分かりやすくて
勧善懲悪話に色々なパロディを
取り入れての2時時間超えの作品ですわ
開演時間10分前から
普通にホーネットカトー氏が
前説するので早めの入場を
オススメします〜♫

還暦公演ファイナルということで
星数はおまけ付けました
厄年ですから
お気を付けて下さいね
の意味も込めてございます

ネタバレBOX

キャラクターは
まんまグリーンホーネットからですね
そこにブルース・リーの映画を基本として
Xmenとかジョーカーとかの
キャラを足してコメディにした話です
見事に涙腺対応したテイストも入れて
綺麗に纏まった話になっていました
桜の園

桜の園

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2024/12/08 (日) ~ 2024/12/27 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/12/14 (土) 17:30

ラストシーンが好きな演出でした。
人間関係が良く表現されていて良かった。

竜

TinT!

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2024/12/11 (水) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

毎回、近現代史上の実在人物や出来事を元にしたストーリーだが、今回はまたレーベンスボルンというマニアックな歴史ネタを引っ張り出してきて、そこから巧みな構成の実に味わい深い物語を編み出している。俳優たちの演技も良く、演劇の魅力が凝縮された舞台で素晴らしい。

囲われた空

囲われた空

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2024/12/07 (土) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

俳優陣は悪くない舞台と言え、主役2人は好演だし日色ともゑ氏は休憩後の後半でぐっと存在感を増す。しかし、どうにもストーリー展開が深まらず内容が薄い。結局、恋愛感情だけなの?特に後半は安っぽく落ちてしまった感が否めない。原作が悪いのか、翻訳が悪いのか、上演台本が悪いのか、演出が悪いのか?
劇団が悪いわけではないが、会場内では盛大に咳をする人がちらほら見られ、大事なところでセリフがマスクされて聞き取れなかったのは残念。

NO.6

NO.6

ミュージカルNO.6製作委員会

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2024/11/22 (金) ~ 2024/11/24 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

学生時代に読んでいた作品の舞台化で、観るまでドキドキしていた。
過不足なくテンポ良くしっかり最後までやりきってくれて嬉しかった。

まうしずむ

まうしずむ

ENG

六行会ホール(東京都)

2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

身体表現、ダンス、ストーリーに圧倒された。
映像でこうなるのだから、生で観るべきだった。

ネタバレBOX

中盤の大事なシーン、ここから流れが変わるぞというところで長尺で踊り続けるキャラクターがよすぎた。
LOVE TOURNAMENT

LOVE TOURNAMENT

壱劇屋

AI・HALL(兵庫県)

2024/06/14 (金) ~ 2024/06/19 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

女子高生達のモテを競う大会ということで、学生を意識した服装で観劇。没入感マシマシですごく楽しかったです。
壱劇屋さんのオールスタンディングは絶対現地で見るのがおすすめです。

桃源暗鬼

桃源暗鬼

舞台「桃源暗鬼」製作委員会

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2024/02/29 (木) ~ 2024/03/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

原作未履修で観劇。少し駆け足にも感じたがわかりやすかった。
映像投影は少しチープかも。
集団で表現するアクションがとても良かった。

ネタバレBOX

セクハラキャラ、おそらく原作通りなのだとは思うが発言後の制裁がもう少し欲しいなと感じた。
S(さりげなく)F(fiction)~知る由もない彼らの人生~

S(さりげなく)F(fiction)~知る由もない彼らの人生~

藤一色

中野スタジオあくとれ(東京都)

2024/12/14 (土) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

藤衛門を観ました。

ネタバレBOX

一人で約50分間演じたことに感心します。中身も濃く、強弱もありました。
HiGH&LOW THE 戦国

HiGH&LOW THE 戦国

HiGH&LOW THE 戦国 製作委員会

THEATER MILANO-Za(東京都)

2024/01/29 (月) ~ 2024/02/25 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★

砂の国!白!
水の国!青!
火の国!赤!
あと黄色と緑もあります!
の立木ナレからはじまる今作、白青赤の国メインでストーリーが進むがアタマの2/3が結構な尺乱心してるせいで臣下がいのちをかける説得力が物足りず。ちょっと勿体無い。

ミシンとこうもり傘が解剖台の上で偶然に出会ったように美しい

ミシンとこうもり傘が解剖台の上で偶然に出会ったように美しい

Alice Theatre Laboratory

あかいくつ劇場(神奈川県)

2024/12/13 (金) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

開演の20分ほど前から謎のパントマイムが始まるので早めの入場をお勧めします。本編は大小のプロローグとエピローグに挟まれた3つの場面からなる休憩無し約1時間50分、ストーリーのないシュールな不条理劇かと思いきや、ちゃんと筋のある内容だったので驚きました。<以下ネタバレにて>

ネタバレBOX

「地獄の黙示録」を想起する終幕に至るとそれまで無関係かと思っていた幕前のパントマイムや途中のプロローグなどの意味が(自分は半分ほどですが)判ってくる構成に唸りました。
はんなま砦は夜更けまで

はんなま砦は夜更けまで

大統領師匠

駅前劇場(東京都)

2024/12/04 (水) ~ 2024/12/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

RPG内世界?な状況から始まるがそれに続くガラリと変わった場で「あ、そういうことか」と明かされるSF(?)系ファンタジックアクションコメディ。
1960年代の「あの映画」や日藝出身の「あの団体」の作風を思い出して懐かしさに囚われるとともに「大統領師匠、ここまで来たか」な感慨も。
2019年までのコント集を上演していたのが「第一期」とすれば2022年以降の長編作品群が「第二期」であり、本作は第二期の(現時点での)代表作と成り得るのではないか?
また、劇中の「二つの世界」を簡単な換装で表現する装置も「いかにも舞台演劇」で、「舞台芸術」たる所以だな、とも思った。

ネタバレBOX

いわば「ミクロの決死圏」の「脳内意識版」であり、SF系ネタを「んなワケないだろ」も含めて具現化(?)して娯楽演劇に仕立てることに TEAM 発砲・B・ZIN の作風を想起。
あと、脳内/意識内に「ダイブする」というのに既視感があるのだけれど、なんだったっけ???
お婆ちゃんの詩的な生活

お婆ちゃんの詩的な生活

shelf

THE HALL YOKOHAMA(神奈川県)

2024/12/14 (土) ~ 2024/12/14 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

世界中の孫達から世界中のお婆ちゃん達に贈るLOVE SONG。
冒頭、主演の女性がお婆ちゃんの想い出を語りながら衣装をまとっていく。「小さい頃はいつもお婆ちゃんの背中に乗っかっていた。ある日気が付くとそれはとても小さな背中だった。そして小さい頃はいつも後ろを追っ掛けていたがいつの日か自分が道の先を急ぐようになっていた。お婆ちゃんは夜空の星を捕まえて瓶に詰め戸棚に隠した。その戸棚の開け方は私とお婆ちゃんだけの秘密だった」。女性はいつのまにかお婆ちゃんの扮装になっている。

お婆ちゃんは田舎の村で一人暮らし、息子一家は飛行機を使わないと会えない都会に。大好きな可愛い孫の男の子。ついその子の事ばかり考えてしまう。孫の為に手作りで人形を作っている。まだ未完成の彼はコピーロボットのような顔。早く遊びにおいで。

人形は後頭部と背中に棒が付いており、頭と左手を操作、胴体と右手を操作、両足を操作の三人遣い。非常に滑らかな動きを表現。お婆ちゃんがいない、もしくは眠っている時だけ自由に動くことが出来る。孫への愛情を代わりに受けてきた人形は自分が孫の代替物だと認識しており、何とか本物の孫がお婆ちゃんに会いに来るよう企む。アンサンブルの子供達がボール状の光る星を上下にバウンドさせる。星は願いを受け止めて必ず地上に降りてくる。

中国語に下手のスクリーンに英語と日本語の字幕が投影される。お婆ちゃん以外に役者として登場する人間はいない。後は人形と星の球を揺らす子供達だけ。

好きな世界。思わず、帰りに小さなコピーロボット風人形を買ってしまった。そんな気持ちになる舞台だってこと。

ネタバレBOX

人形はお茶で足を洗い、毛糸玉を張って綱渡りをしてみせる。そこに偶然、孫からの電話。人形は孫に早く来るよう告げる。孫は母親に頼むが相手にされない。自力で行こうと道路を歩く。親切な運ちゃんが空港まで乗っけてってくれるがチケットもなく飛行機には乗れない。迎えに来た母親が彼の想いを受け止めて、一緒にお婆ちゃん家に行くラスト。

ミニチュアの車や人形で見事にそれらを表現。影絵を使って伝えてみせた。

欲を言えばお婆ちゃんと孫にしか通じない秘密が欲しかった。

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