おもいだすまでまっていて【東京公演】 公演情報 Pityman「おもいだすまでまっていて【東京公演】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    広島県出身の作・演出家が全編広島弁で綴る一作。高齢の母と、その娘姉妹の三人を中心とした家族の物語(傲慢な兄も少し出てくる)。姉妹が十代だった頃の話、大人になった姉妹と高齢の母の三人で東京旅行へ出掛けた話、認知症の傾向が見られる母と、その母を介護する娘、主にこれらの時間軸を行き来しながら物語は進んでいく。

    ネタバレBOX

    全編を通して起伏の激しいエピソードは少なく、日常的な出来事が広島弁で淡々と綴られていく。母親と姉妹の感情的なぶつかり合いは見られるものの、そのやりとりもどこか人間的な熱量を持ち、悪意なく受け止めることができる。個人的に、こういう「淡々とした時間」を描いた物語は好きなので、興味を持って観劇できた。

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    2025/01/19 21:56

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