最新の観てきた!クチコミ一覧

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ピピン【9月10日~17日公演中止】

ピピン【9月10日~17日公演中止】

フジテレビジョン/キョードー東京

東急シアターオーブ(東京都)

2022/08/30 (火) ~ 2022/09/19 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

一番前の席でサーカス・ミュージカルを観れたのは素晴らしかった。

世界は笑う【8月7日~8月11日昼まで公演中止】

世界は笑う【8月7日~8月11日昼まで公演中止】

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2022/08/07 (日) ~ 2022/08/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

オープニングの俳優紹介がカッコイイ。

『Q』:A Night At The Kabuki【7月29日~31日公演中止】

『Q』:A Night At The Kabuki【7月29日~31日公演中止】

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2022/07/29 (金) ~ 2022/09/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/08/19 (金) 18:00

ロミオとジュリエットはどの時代でもピュアである。

憫笑姫 -Binshouki-

憫笑姫 -Binshouki-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/08/17 (水) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

大好きな壱劇屋さん、台詞がなくても物語とキャラクターの気持ちがわかる気がして、想像するのも楽しめました。
西分さんの表情や声から、強さ、優しさ、恐怖と戦っている様子など、たくさん伝わってきて泣かされました。
殺陣芝居がかっこよくて、狭いステージを駆け回る皆様の迫力がすごかったです、3Dのように客席に飛び出してきたのかと思う瞬間もありました。アクションモブの皆様の舞台装置さながらの演出や、様々なキャラの演技も、全部観たかったのに悔しいことに目が足りません。
白いフラッグが場面転換の一部になるところも好きです。
周りの人に薦めたくなる最高の観劇体験でした。

「歴史小説家・霧島蒼龍シリーズ外伝 / 霧島隆子参上 ちょっとAC(交流)しちゃいます。」

「歴史小説家・霧島蒼龍シリーズ外伝 / 霧島隆子参上 ちょっとAC(交流)しちゃいます。」

SPPTテエイパーズハウス

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2022/09/01 (木) ~ 2022/09/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

主人公(霧島隆子)が無理やり「空想時代旅行」に持っていくような展開には違和感を感じた。また、もう一人の主人公であるニコラ・テスラの人生を描きながら、霧島隆子の過去が台詞の端々に現れ、ラストには行き別れた娘との再会というのはちょっとドラマとしては薄っぺらく感じてしまう。ダブル主演にしたことによって二人とも中途半端な描き方になってしまった感がある。桂ゆめさんをはじめ役者陣の奮闘には好感が持てた。

みず色の空、そら色の水

みず色の空、そら色の水

Rising Generation’s Act

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2022/08/11 (木) ~ 2022/08/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

20人のキャストで演じるチェーホフの三人姉妹。他の劇団でも見た事のある作品。
若い人たちの熱い演技が伝わってきて見応えがありました。
冒頭はお芝居をしている演技の演技で戸惑いました。もう少しメリハリがあった方が良かったかなとも思います。
初舞台の人も居たと思いますが最後まで楽しめました。
若かりし頃の熱い青春を思い出いだすお芝居でした。

異邦人の庭

異邦人の庭

O企画

小劇場 楽園(東京都)

2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

舞台には長机が向かい合わせに置いてあり、そこに一脚ずつ椅子が付けられている。それらの二組はアクリル板(仮想)で遮られている。ここは死刑囚を収容する拘置所の面会室である。60分休憩なし。

登場人物
火口 詞葉(ひぐち ことは):死刑囚
一 春(にのまえ はる):劇作家

<あらすじはネタバレBOXに>

下敷きの下敷きとなっているのは座間市の9遺体遺棄事件である。この事件では犯人は男で精神的な問題を除けば疑問の余地のない殺人事件であって本作とはかなり違う。もっとも本作でも事件の全貌が語られることはないので実はよく分からないのだが犯人が女に変えられているので性的な犯行がないことは担保されている。しかしそのために小柄な女性に犯行が可能だったのか遺体の処理はどうしたのかなど疑問が生まれても来る。また普通なら怒るはずの春が見た目の柔らかさ優しさからむしろ親近感を増していったのは罪を憎んで人を憎まず的な主張の現れなのだろうが、綺麗ごとにまとめようとする安易さ、不自然さを感じる。いかにも凶悪に見える男を扱う方が本質的だろう。

狭い舞台での二人芝居なので大きな声も身振りも必要ないがそれでも映画とは違った芝居らしい演技が必要とされる。詞葉役の都築香弥子さんは地声と裏声を駆使して可愛い自分と強かな自分とをはっきりと使い分ける。春役の荻野貴継さんは要所要所での背景説明のナレーションは安定感があって良いものの時折見せるオーバーでリズムが崩れた言葉や動きがどうにも気になった。本当の意図を隠している心の動揺を表しているのだろうとは思うものの違和感が残る。

内容は「死刑囚豆知識」と「死刑制度豆知識」をちりばめて「自分の命は自分だけのものではない」と言いたいらしい。そういうわけで、この未来の死刑執行制度も本人の意志だけでは決められない仕組みになっている。私はこの考えにはずっと反対で「自分の命くらい自分で決めさせてくれよ」と考えていたが、日々体力の衰えを感じる今となっては、自分に関しては、自然なのか神なのかは知らないが大いなる力が適切に決めてくれるのだろうと悟りの境地である。

戯曲は以下で無料で読むことができる。
戯曲デジタルアーカイブ『異邦人の庭』
https://playtextdigitalarchive.com/drama/detail/387

ネタバレBOX

***あらすじここから***
令和6年の法律改正で死刑囚には死刑確定から5年間限定の執行日選択権が与えられることになったという近未来のお話。ただし、選択は本人の意志だけでは決められず父母あるいは配偶者の同意が必要となっているという。

火口詞葉(ひぐちことは)は、自殺願望を持つ7人の女性を殺害した罪で死刑判決を受け、この拘置所に収容されている。警察から逃れようとして事故に遭い当時の記憶を失っているが完璧な証拠により自分の犯行であることを認め、死刑を受け入れている。そこに劇作家の一春(にのまえはる)が取材のために面会に訪れる。詞葉は父母からは刑の執行の同意が得られずにいたため取材を受ける代わりに春に自分との結婚と死刑執行への同意を求める。春は求めに応じ取材がスタートする。

ほとんどの面会を断っていた詞葉が春の面会を受け入れたのは以前に観た演劇の作者としてその特異な名字を記憶していたからであった。二人の会話で春はバツイチであり、元妻はその劇に出演していた女優であることが分かる。

夫となった春の過去が気になったのかあるいは最初から動機に納得していなかったのか、詞葉は支援者に春の芝居の資料を集めてもらうと、そこには公判中に何度も見た被害者の一人の顔があった。春にとっては事件当時はすでに元妻だったが自殺をするような人ではなかったので何とも腑に落ちず事情を確かめるという目的もこの面会にはあったのだった。

しばらく経ったある日、死刑執行の同意書を求められた春は同時に離婚届も持参して詞葉に決定をゆだねる。これが最後の面会であろうと察した詞葉は教誨師から聞いた何人も隔たりもなく集う場所である「異邦人の庭」が、もしあの世にあったなら罪人の私にも会ってほしいと願い、春は同意する。
***あらすじここまで***
憫笑姫 -Binshouki-

憫笑姫 -Binshouki-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/08/17 (水) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

去年10月に「独鬼」を見に行って好きになっておいて、サブスクで「五彩の神楽」を見て好きになっておいて、本当に良かったです!
初見でもばっちり面白い壱劇屋さんのワードレス殺陣芝居、再演でも本当に本当に本当に面白かった…!!
「五彩の神楽、再演やるんだ!生で見れるの楽しみだな!」の気持ちが「憫笑姫の再演本当に最高だった!!残りの4作品のパワーアップぶりも楽しみだな〜!!」に上書きされる嬉しさよ…!

Dear my パパ

Dear my パパ

ネルケプランニング

THEATRE1010(東京都)

2022/09/03 (土) ~ 2022/09/10 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

スクールボーイからイケオジまで、イケメンいっぱいのドタバタコメディーと思ったら、じんわり涙が浮かんできた。子育て経験者には懐かしく思うことも少なくないと思う。また、これから親になるであろう若い方たちにもぜひぜひ観て欲しい!

ネタバレBOX

独身男たちの住むシェアハウスに捨てられた赤ちゃん。その子をめぐる男たちのドタバタコメディー。家賃の為に子育てを引き受ける者、元カノにあなたの子と伝えられたもの、考えたこともない子供を育てるということに向き合っていく男たち。リアルな子育ての悩みや喜びが良く描かれている。一番良かったことはしっかり“父親になる覚悟”子供を育てるということの意味をそれぞれが考えるということ(自分が母親になる覚悟決めた時のこと思い出しました)。“出来ちゃったから”ではなく“親になることの覚悟”をしっかり考えさせる作品。
こじんまりとしたシェアハウスのセットが、後半、オープンして、暗がりの中に連れ去り犯の低音ボイスが響き!やがて黒づくめの男が登場!犯人はこの男(前半まで目のきつい警察官)と思ってはいたが、このダンディな姿はえらくカッコ良すぎ!なんとも憎い演出!前半のイケメン君たちのワチャワチャした感じと良い対比だった。
観て楽しい、そして、しっかりメッセージのある作品でした。
シンデレラストーリー

シンデレラストーリー

サンライズプロモーション東京/パルコ

日本青年館ホール(東京都)

2022/09/06 (火) ~ 2022/09/19 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

流石に鴻上尚史氏のミュージカル。華やかで楽しいだけでなく、リアルな事情を盛り込んで色々と考えさせられます。出演者ではアンミカさんが印象深かった。

カレーと村民

カレーと村民

ニットキャップシアター

こまばアゴラ劇場(東京都)

2022/08/26 (金) ~ 2022/08/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

だいぶ前に一度だけ観た関西の劇団。その時の印象とは随分違う。先日のトリコ・Aに続き、作り込んだリアル美術の前で、こちらは時代物。日露戦争後の世相を描く。とある町の名主の屋敷の土間(町の人らも出入りするセミパブリック空間)にお出ますは、洋行帰りの次男、その許嫁、家督を継いだ長男と嫁(ごりょんさん)、老母。ご近所からは戦地還りの兄とその妹、息子を失った母、息子が復員する事になった夫婦。屋敷には出戻りの手伝い(孫を失った)、そして新しい女中。
(日清戦争と違って)戦死者も多かった日露戦争を終えた年。戦後賠償の額に庶民は注目している。「死に甲斐」を戦後賠償の額でせめて納得しようとした遺族が「賠償金ゼロ」の報に落胆し、やがて妥結した政府に対し撤回を求めて人々が立ち上がるという、史実の断片が切り取られている。提灯行列まで起こった「戦勝」だが、実際には人海戦術のロシア軍との際限ない営みにとりあえずピリオドを打ったに過ぎず、賠償を引き出せる内容でもなく、サハリン南部を取っただけでも御の字であったと、今は知られているが、考えてみれば戦争という賭け事の結果に相場など無いものを何がそうさせたのか。10年前の日清戦争で予期せず高額な賠償金を得たことにより「列強並み」へと持ち上げられた庶民の自意識の為せる業か。
資本主義化の進行と共に、「お金」「領土」獲得ゲームに熱狂する俗物性が露骨になって行く分岐点はこの日露戦争であったと言われる。西欧コンプレックスから明治維新の混乱を経て、国民国家経営の仕組みを整えて行く内部の努力が、対外的に通用したのが日清・日露の戦勝であり、二度目の「成功」はその規模から10倍の賠償金を取りざたさせたが、それが不本意な結果に終わったのだった。

作者はこの史実であまり語られない国民の犠牲(戦死)に焦点を当てたが、芝居の核は反戦にはない。ロシアによる「戦争」を扱う芝居の上演となったが、昨年中止された公演だからウクライナ侵攻を受けて書かれたものではない(改稿してれば別だが)。
作者は特徴的な人物として、知識があり進歩的だが芯の無い次男という存在を置いている。維新以来、付け焼き刃の文明化を走り来った日本の「知」の脆弱さの象徴と見え、その一方情緒的で打算的な庶民はそうとは知らずに歴史を前へと押し進める。

Crime4

Crime4

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2022/09/02 (金) ~ 2022/09/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

実際の事件を元に自由に発想を広げた物語で人の心の闇を覗き見るオムニバスのシリーズ。関係者の視点から描く、というのは思ったより難題なようだ。

マニラ瑞穂記

マニラ瑞穂記

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2022/09/06 (火) ~ 2022/09/20 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

【初日】とにかく #下池沙知 さんを観てほしい。演劇好きなら観なきゃダメだ。登場したその瞬間から"いち"が"いち"だった。終演まで1ミリの隙もなく"いち"が生き抜いた。俳優とはそういうものだと理解してはいるけれど、それを本当に目の前で観られる奇跡に、誇張ではなく目が離せなくてずっと追いかけながら感謝した。
正直に言ってしまえば、彼女の"もん"を観たいと思っていた。ちょっと弱い面を見せる役がフィットすると思えたから。と同時に"いち"を観る予感もしていた。登場する女性の中で最も振り幅の大きい人物で、壊れていく人間の弱さが滲み、クルクルと表情を変える。下池沙知さんの雰囲気とはかけ離れた人物に思えるけれど、だからこそそのキャスティングは面白く魅力的であり、極上の演劇体験ができる。自分の存在価値や意義を見失っていき、人を羨み、他者を信じることもできなくなっていく"いち"。グラスを煽る度に、少しずつ、そして確実に落ちていく。人の心の奥底を見透かしてやろうとするような鋭い上目遣いを観ながら、恐れをなす我が心の穢れを実感する。
それでも、他者の秘密を暴きながら絶望の縁でジタバタする"いち"を救い出したくて、身請けする覚悟で、20日までにもう一度アトリエに行かなければならない気がしている。

何度か観てきた大好きな作品。美術も演出も真新しさや特別なことはないけれど、丁寧に創られていた。
その中で違いを一つ挙げるなら、シズの存在の意味や意義の深まりだろう。寺田路恵さん演じるシズの鋭い眼光がとらえた世界や人間の愚かさについて考えさせられる。とても印象的だった。

感染症に対する恐怖を乗り越えて観ていただきたいホンモノの演劇がココにある。観逃さないで。

ピピン【9月10日~17日公演中止】

ピピン【9月10日~17日公演中止】

フジテレビジョン/キョードー東京

東急シアターオーブ(東京都)

2022/08/30 (火) ~ 2022/09/19 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/09/05 (月) 13:00

160分。休憩20分含む。

ピピン【9月10日~17日公演中止】

ピピン【9月10日~17日公演中止】

フジテレビジョン/キョードー東京

オリックス劇場(大阪府)

2022/09/23 (金) ~ 2022/09/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/09/05 (月) 13:00

160分。休憩20分含む。

スカベンジャーズのアスカ

スカベンジャーズのアスカ

アップスシアター

すみだパークシアター倉(東京都)

2022/09/04 (日) ~ 2022/09/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

すごい!面白い!展開!最高でした。

ネタバレBOX

最初は?と思って観て来ましたが、最後になるほど…と展開分かりました。
加担者

加担者

オフィスコットーネ

駅前劇場(東京都)

2022/08/26 (金) ~ 2022/09/05 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/09/04 (日) 14:00

近年流行りのデュレンマットの作品。千秋楽に滑り込んだが面白かった。133分。
 6月に『貴婦人の来訪』を興味深く観て、同作家の戯曲を観てみた。オープニング、登場人物全員が1列に並ぶというのは驚いたが、後は1場毎に、主たる登場人物が客席に向かって語りかけ、そこから芝居に入る型式が面白い。物語はリアルなようでいて極めて寓話的で、徐々に嫌な世界観に進む。嫌な世界観、というのがデュレンマットの特徴のようで、それでも嫌な感じにならない作りが怖い。ドクを演じた小須田康人は久々に観たがしっかりと健在、紅一点の月船さららの美しさは眼福。

Show me Shoot me

Show me Shoot me

やみ・あがりシアター

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2022/09/02 (金) ~ 2022/09/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/09/02 (金)

最近こういう系観ていないよなぁ。前作は大勢がごっちゃごっちゃな感じだったけど、今回は大勢出ていてもちゃんとそれぞれの貫きたい事が見えて面白かった。舞台美術も納得できて素敵。衣裳の使い方もなるほど!と唸りました。

空蝉

空蝉

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2022/09/01 (木) ~ 2022/09/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初めて見る劇団+仕事の疲れのためか前半の展開に付いていくのが
難しかった。噺家たちが登場し始めたあたりで各個人が何をしたいのかが
よくわからない状態になった。演出は好きなんだけど、この人だれ?状態

逆に後半は、落語の死神の話が面白く、死神役の人がいい味出していた。
休憩時間中に登場人物の復習をしたおかげで何とかついていけるようになると
一気に面白さがわかり、前半ももっとちゃんとした状態で見ておけばよかった後悔した。

前半は70点だとすると、後半は95点以上の面白さだった。
上演台本って下北沢の演劇ショップで売っているのだろうか。

大豆生田家の庭に咲く花は薔薇かスミレか!

大豆生田家の庭に咲く花は薔薇かスミレか!

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

この劇団には果敢な水しぶきを飛ばす存在感抜群の支流が付きものですが、その筆頭に挙げられるのが大豆生田家でした。しかし、彼ら一家には申し訳ないものの、そこは「スピンオフ」形式なのだと気楽に待ち構えていました。あぁ。裏切られた。内容の濃さに。
名だたるヒットメーカーが取り組んできた「名家」のエッセンスを、これでもかと。身内争い、浮世離れ、禁じられた交際、それらが気品と共に、しかしコント出身(?)の矜持を忘れることなく共存しているのです。

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