ミルキーウェイ
村松みさきプロデュース
王子小劇場(東京都)
2023/01/18 (水) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/01/21 (土) 14:00
七夕チームを観劇。
最初のうちは時間軸の飛び方からストーリーが掴みにくかったが、終盤にかけて理解できた。
森さん演じる陽子の意を決するシーンが良かった。
呪いならいいのに
たすいち
上野ストアハウス(東京都)
2023/01/18 (水) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/01/21 (土) 18:00
登場人物の一人一人が特徴的で面白かった。
最初はおかしく楽しんでいたが、ストーリーが進むにつれ考え深いものがあった。
個人的には川匂さんと星澤さんが良かった。
明日の幸福
diamond-Z
日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)
2023/01/20 (金) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
昭和の家庭の様子が描かれ、レトロ感が心地良い舞台でした。
ストーリーは笑いあり、共感する部分など多々あり、興味深かったです。
役者さん達の、安定感のある演技も良かったです。
良い舞台でした!
日本文学盛衰史
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2023/01/13 (金) ~ 2023/01/30 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/01/21 (土) 18:00
高橋源一郎の小説を原作にして2018年に初演された作品の再演。初演は観てるが、小説は未読。実に面白い!観るべし!4場。45分,37分,33分,20分。
それぞれ北村透谷・正岡子規・二葉亭四迷・夏目漱石の葬儀に文壇の人々や市井の人が集まったという設定で展開されるマジと笑いの混じった物語。それぞれの没年は1894年・1902年・1909年・1916年なので20年ほどの物語と言うことだろうか。その間の新しい日本語、すなわち、いわゆる「言論一致運動」の展開を描いて、面白く、かつ、考えさせられるところもしっかりある舞台になっている。多才な役者陣を集められる青年団ならではの舞台と言えよう。ただし、すべてのネタに反応できるのは、相当な教養が必要だろう(私も全部分かっているとは思えない)。
台詞の中に「新しき」を「あらたしき」と読む場面があり、ああこの時代はまだ音位転換は起こっていなかったんだな、と思った。
たこ焼きの岸本
関西芸術座
ABCホール (大阪府)
2023/01/13 (金) ~ 2023/01/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
原作を読んでいたので内容は知っていたのですが
楽しめました。おばちゃんがそこに居ました!
私もたこ焼き食べに行きたい。
血の婚礼
劇団東京座
中野スタジオあくとれ(東京都)
2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
戯曲は面白い。マカロニ・ウエスタンのように情念がゆらゆらと静かに立ちのぼり、美しく激しくあっという間に散っていく。これは何度も上演したくなる作品だろう。
誰もが連想するのは『嵐が丘』。ヒースクリフとキャサリンの亡霊が荒野を彷徨い続ける様。
DIY感の強い舞台美術。左右の柱に紙皿やフォーク、ナイフが塗り込まれた工夫。予算がなくても情熱でカバー。手堅い日常ドラマではなく、フェデリコ・ガルシーア・ロルカに挑む姿勢を支持。武器は無限の想像力だけ。
実質的に主人公である、一条政美(まさとみ)さんがこの地に生まれた一族の宿業を滔々と語る。
鈴木みのる調のバリアートで老婆役、穴山ジョウジ氏は座頭を彷彿とする動きで印象的。脚が異様に細い。
遠藤愛生(あい)さんは小池栄子系の顔立ち。
スペイン南部アンダルシア地方の荒れ野が広がる町。因縁のある一族同士の結婚式を前に、不穏な空気が流れている。夫と長男を争いで亡くしている母は息子の結婚相手が気に入らない。唯一残った息子だけを生き甲斐にしてきた。花嫁は以前従兄弟の男と交際していたが、その男は家庭を持ち子供もいた。
サーカスがはじまらない
プテラノドン
小劇場 楽園(東京都)
2023/01/20 (金) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/01/21 (土)
価格3,000円
21日19時開演回(110分)を拝見。
毛色の異なる7本の短編集は、目先が変わって、それぞれに楽しめた。
中でも、個人的には2本目の「初恋の人」で、太田知咲さん演じる中堅女優の表情が、初恋の人と出逢ってから、どんどん輝いていくさまが大変印象に残った。
おやすみ、お母さん
風姿花伝プロデュース
シアター風姿花伝(東京都)
2023/01/18 (水) ~ 2023/02/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
二人の女優については最高である。演出、舞台美術も文句はない。しかし、本がどうにも納得できない。いろいろつじつまが合わず、リアリティに欠け、そんなことばかり気になってしまう。これが本当にピューリッツァー賞?二人の女優の演技だけが見物。
父の死と夜ノ森
屋根裏ハイツ
STスポット(神奈川県)
2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
とてもよかったです。
昼に、派手なだけで中身のない、本当につまらない舞台を観たあとだったので浄化されました。
「見るからに名演技!!」とかではないけれど、一人一人が誠実に向き合ってるのが目に見えてわかって凄く好感が持てましたし少なくともそこに真実は存在していたのでちゃんと観ていられました。
ムダなBGMに頼ったりせず、美術も必要最低限で、まさに『挑戦』している感じが節々から伝わってきて気持ちがよかったです。
アフタートークも興味深く拝見させてもらい、ありがとうございました。
お時間合う方はぜひ足を運んでみてください。きっと新しい世界だと思います。
『キレナイ/Dear Me!』
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2023/01/21 (土) ~ 2023/01/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
『キレナイ』
なるほど・・・きれないんですね。美容室でのいろんな会話が楽しかったり、ハラハラしたり。笑いましたが、しんみりもしたり。店長が一人でやっているお店が好きでずっと通っていますが、いろんな会話が聞こえてしまうこんなお店にも行ってみたいかな。
血の婚礼
劇団東京座
中野スタジオあくとれ(東京都)
2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
未見の作品だが、戯曲の力…その物語性としての魅力 面白さは伝わってくる。しかし、それを十分に表現できていないところが勿体ない。話の展開は、構成(場面転換)の上手さも手伝って理解出来るが、その場面で描くべき内容の印象が弱く、物語の奥にある人の情念のようなものが感じられない。
舞台美術は手作り感あるもので、過去公演と同様に工夫を凝らす。特に今回は暗幕と白シーツを巧みに使い、妖しげな雰囲気を漂わしつつ、現実の生活(食事など)を表す。普通の人間が或る出来事(事情)によって、いとも簡単に起こした悲劇。それゆえ、台詞を含め 生身の人間むき出しの感情表現が求められる。台詞は時に詩の朗読のようであり抒情的に演じていたのかも知れないが、棒読みに聞こえた個所があり残念だ。
(上演時間1時間35分 途中休憩なし)
血の婚礼
劇団東京座
中野スタジオあくとれ(東京都)
2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
『TOO MUCH 凸』
かみかわ企画
Art Theater dB 神戸(兵庫県)
2023/01/07 (土) ~ 2023/01/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
アクの強い上川泰生さんと脇固める共演陣(高濱心温,鎌谷幸輝,なかむらまこふ)色々愉しめた!
●開口:啖呵売
●短編
ベンチ:結婚申込む男と具合悪い男
お天気自販機:予告編かよ
Kiss:神に選ばれし…依代面白っ
●ラジオドラマ:シュー&運子の話
●歌:心の叫び「もも」他
しゑん者
劇団光合聲
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2023/01/07 (土) ~ 2023/01/09 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
法と秩序の名の下に、脅かされる人権!
後悔と普通に苛まれる4人の死刑囚。
そこで見出だした普通とは…
重々しく重厚ながら、テンポ良い芝居運び、流石。
世の不条理を漂わせ、(広げた風呂敷が若干大きすぎた感があるが)ラストは込み上げてくる物が!
ウルウルした。
『終末卒業旅行』
近畿大学文芸学部芸術学科 舞台芸術専攻32期
近畿大学 D館3階 ホール(大阪府)
2023/01/06 (金) ~ 2023/01/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
離島への卒業旅行で終末を迎えた高校演劇部。
背負い込む者、気にやむ者…
シェークスピア「尺には尺を」なぞらえつつ、人間関係の機微がほっこり爽やかに描かれ、最後までどうなるの?とハラドキ、見応え有。
作演·土橋淳志さん&役者陣良かった
春を待つ
甲南大学文化会演劇部 甲南一座
甲南大学岡本キャンパス甲友会館(兵庫県)
2023/01/07 (土) ~ 2023/01/07 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
メッチャ良かった。
「僕は今日、初めて夢を見る」
この最初の台詞で引き込まれた。
大学生活謳歌中の3人の前に、どこか不自然な2人が…
5人のキャラが👌、ベタな繋ぎも、逆にほのぼの感が出て良かった
心暖まる珠玉のオリジナルストーリー、涙が溢れた。
Go Let It Out
演劇企画アクタージュ
荻窪小劇場(東京都)
2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
始めはカオリさん視点で見ているので、??どうゆうこと?が多く話が進むにつれ少しづつ謎が解けていきます。
が、ラストまでわからないこともいくつかあり、全てをネタバレさせないのは面白いなぁっと。
観劇し終わった時に色々と自分なりの考察を話したくなりました。
ハッピー・エンディング
dracom
ウイングフィールド(大阪府)
2023/01/20 (金) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★
摩訶不思議な作品でした☆薄暗い中出演者達が各々呟く台詞が紡いで行く物静かなオープニングがいつ「普通の」会話劇に転換して行くのかと思いきやまさかの2時間強そのままの世界観で走り抜ける怪作★「ハッピー」というより「クレイジー」なエンディングでした(;^∀^)
演劇は色んな作品があって良いし、良くも悪くも印象に残るってのは素晴らしい事なのダ!
サーカスがはじまらない
プテラノドン
小劇場 楽園(東京都)
2023/01/20 (金) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#太田知咲 #菅沼岳
#平体まひろ
#かんのひとみ #佐藤達
#海部剛史(敬称略)
初日。オリジナルと既存の作品にアレンジを加えた、短編七作のオムニバス公演。オープニングはユニットを立ち上げた三人の照れ隠しのような作品での幕開け。そこから怒涛の七作。これでもかとアプローチを変えて、いろんな顔を見せてくれる。まるでビックリ箱。万華鏡のように七変化。小劇場 楽園にカラフルな七色の虹をかけた。
客演のベテラン俳優陣が彩りを添える。屋台骨を支えるというよりも、イキイキと躍動しているように見える。それはきっと、立ち上げたメンバー三人のパーソナリティとコンセプトと姿勢によるものに違いない。
何一つ無駄を感じなかった110分。
道化がおどけて、空中ブランコで魅了し、綱渡りでハラハラさせて、猛獣使いで驚かせ……。
さぁ、サーカスがはじまった。
短編集 君と僕の間にあるケモノ
カラ/フル
STAGE+PLUS(大阪府)
2023/01/20 (金) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
恐怖、笑い日常、不条理、ファンタジー、心の変化
すべてが芝居の中にあった。
観ていて、次の短編へ進んで、
心が違う方向へ揺られるんですよ、そして合わさって、
ふり幅が、1方向だけではなく、3次元的に揺られ
より面白く引きこまれました。
だから観劇は止められない。!!