最新の観てきた!クチコミ一覧

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幕末サンライズ

幕末サンライズ

URAZARU

ザムザ阿佐谷(東京都)

2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
落語噺の中に幕末の世相、特に長州藩の松下村塾(吉田松陰)との関りを中心に描いた娯楽時代劇。同時に武家社会(封建制度)に対する鋭い風刺がスパイスとして利いており、単純な面白可笑しいだけの内容ではない。落語ネタでそれとなく描くところが実に巧い。
幕末という激動の時代、京都を中心に血なまぐさい出来事(事件)、さらに吉田松陰の斬首という暗くなりがちな内容を、明るい落語噺で”笑い笑い”で綴る好公演。公演は、落語家(師匠)の持ちネタが明るいか暗いかといった比較を人生に準え、今のコロナ禍における状況(閉塞感)に対する応援噺、いずれは活気を取り戻すと…。

(上演時間1時間50分 途中休憩なし)追記予定
【さるしばいteam】

ショウ・マスト・ゴー・オン【12月3日~4日、12月7日、12月21日~24日昼公演中止】

ショウ・マスト・ゴー・オン【12月3日~4日、12月7日、12月21日~24日昼公演中止】

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2022/11/25 (金) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/12/10 (土) 18:00

140分。15分の休憩を含む。

日本人のへそ

日本人のへそ

虚構の劇団

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2022/12/01 (木) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/12/09 (金) 18:30

165分。15分の休憩を含む。

鏡の仮面はブラフにて

鏡の仮面はブラフにて

劇団ミックスドッグス

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2022/12/10 (土)

110分。休憩なし。

Xmas fool

Xmas fool

ROUND TREE プロデュース

千本桜ホール(東京都)

2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

テンポもよく時間を忘れるほど、面白かったです。主人公の行為はよくないかもしれないが、ラストが潔くよかったです。

千年とハッ

千年とハッ

公益財団法人武蔵野文化事業団 吉祥寺シアター

吉祥寺シアター(東京都)

2022/12/08 (木) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

前衛。涌田悠(わくたはるか)さんがステージに現れてストレッチのようなものを始める。ダンサーにしては矢鱈女性的な肉体。“短歌を詠むダンサー”らしいが、今回は短歌はなかった。ギターを抱えた田上碧(たがみあおい)さんが登場すると歌い出す。ジブリっぽい優しい曲調、コトリンゴのような透き通った声。それにのって涌田さんの舞踏が始まる。ステージを出て舞台裏を出入りしながら歌は続く。2階に上がり高い所へと。ギターを置いてマイクを持ち、即興のように会場中の目に映るもの全てを描写し始める。(即興だと思っていたが、どうやら完成された作品らしい)。涌田さんもそれに応じて言葉を奏でる。「ハッ」という言葉が響く。右半身の端っこから身体の中心へと。ポエトリー・リーディングのようなものがずっと続き、この辺は退屈。矢庭にギターを掴むと歌い出す。矢張り、音が要る作品。感情がないと全てが無機質。田上さんの歌は力がある。全てが真っ暗闇になるまで舞踏し続ける涌田さん。照明が練られている。

チラシのキャッチコピー、『言の葉に月の刃に皮膚の端の切れて一〇〇〇年後から手を振っていた』がカッコイイ。

『伐採のとき』

『伐採のとき』

演劇集団D03(二郎系劇団みそじあまりみっつ)

AI・HALL(兵庫県)

2022/12/10 (土) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

卒業講演とのことで、家族がかなり来てた… 演劇マナーを知らない人も…
内容は卒業講演だけに気合いが入っていたが、少し分かりにくかった
ただし、言いたいことは理解できました‼️もう少し動きを取り入れた方が良いかも

超科学戦闘機スーパーホーク1号の着陸(再演)

超科学戦闘機スーパーホーク1号の着陸(再演)

劇団鋼鉄村松

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/12/08 (木) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/12/09 (金) 15:00

105分。休憩なし。

戰御史 -Ikusaonshi-

戰御史 -Ikusaonshi-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/11/23 (水) ~ 2022/11/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

主人公2人、武器のかつての持ち主4人、とにかく戦う。戦闘戦闘戦闘戦闘の繰り返しでまさにタイトル通り。
みんなすごかったですが個人的に日南田顕久さんは殺陣の無いお芝居で出会った俳優さんなので驚嘆の一言でした。
ろうそく男・小林嵩平さんのミステリアスさと凶暴さの振り幅よ!楽しい時間でした!

火消しの辰と瓦版屋の娘【一部公演中止】

火消しの辰と瓦版屋の娘【一部公演中止】

劇団6番シード

ブディストホール(東京都)

2022/11/30 (水) ~ 2022/12/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

どんどん話の変わる飽きさせない展開。話の筋は場面の変わる前半と後半でまったくちがう。ワンシチュエーションが2つあり、ときどき交差する。楽しい経験でした。

ハビリス

ハビリス

劇団森

劇団森 アーカイブ配信(東京都)

2022/11/13 (日) ~ 2022/12/13 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/12/11 (日) 10:00

桃源郷に行きたいどころか、究極のディストピアをステージ上に作り上げている。昔の映画『猿の惑星』へのオマージュも少しだけある? 最初の20分くらいは集音マイクに入る空調のブーンて音が気になりましたが、ステージに引き込まれるのとともに徐々に気にならなくなりました。

モノオペラ《いちとしいけるもの》

モノオペラ《いちとしいけるもの》

空間創造Oto Camerata Project

千葉県文化会館(千葉県)

2022/12/10 (土) ~ 2022/12/10 (土)公演終了

実演鑑賞

嘉目さんが新作のモノオペラを歌うというので千葉県文化会館まで
1時間の間嘉目さんと本山さん(Cb)はほとんど歌い通し、弾き通し
人形同士(?)が歌い、弾く
作った「あの人」に翻弄されながら
舞台美術はシンプルだがかなり凝った空間を作っていた
それを活かすかなり絞った照明も
嘉目さんの歌唱は期待を裏切らず素晴らしく、盛り上げ方も見事だった
幕が開く前から始まっていたコントラバスの演奏はミニマルミュージックのような単純な繰り返しからやがて倍音、重音を加え、旋律も変化していったが、終始ヴィブラートで安定していた
という訳で内容に不満はなく、遠路はるばる行って良かったのだが、千葉県民には悪いがなんでこんなところでやるの???
観客30人足らず、都内でやれば満席だろうに・・・
後ろのオバサンたちは終わって「寝ちゃった」「私もずっと眠くて」
嘉目さん達に失礼だよ

若草山と三つの宿

若草山と三つの宿

ココ・デ・テアトル

西村邸他(奈良県)

2022/12/08 (木) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

本編一時間、夜編三十分、銭湯♨️朝飯付きを考えると満足🈵😃✨
初めて民泊宿に泊まったが、古民家感満載で良い感じ
演劇の内容は今一だったけど、プチ旅行できた❗

鏡の仮面はブラフにて

鏡の仮面はブラフにて

劇団ミックスドッグス

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

劇団ミックスドッグスの真骨頂!「超エンタメ劇」
脚本はモチロン、細部の演出、台詞回し、ダンス、独唱…etc
どれをとっても観客を飽きさせない、スピード感溢れるテンポと舞台を通して感じる観客への熱いメッセージ。
そして、最後どんでん返しに見せないオチ。
納得の行く公演でした!

おしまい大島四姉妹。

おしまい大島四姉妹。

東京E-Do motions.

新宿眼科画廊(東京都)

2022/12/09 (金) ~ 2022/12/14 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/12/10 (土) 18:00

2度目のユニット。楽しく穏やかなコメディ。102分。
 次女と四女が暮らす生家に、同棲してた三女、中国で仕事をしていた長女が帰ってくるが…、の物語。ある意味お決まりの展開とも言えるが、それを微笑ましく楽しく観ていられるのは、作・演出の森田に人間を信じる気持があるのだと思う。時折入る小ネタのギャグも楽しい。「おしまい」と謳っているが、むしろ始まりの話だろう。

Xmas fool

Xmas fool

ROUND TREE プロデュース

千本桜ホール(東京都)

2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても面白かったです。
テンポ良く、登場人物のキャラクターも良く、笑顔溢れる舞台でした。
癌で余命100日という嘘は、決して許される嘘ではないけれど、主人公を見ていたら、今回に限り大目に見ようという気持ちにさせられました。
ネットの怖さについて考えさせられ、主人公を守ろうとする仲間の姿に、ちょっと泣きそうになりました。
役者さん達の演技、そして表情が、すごく良かったです。
大満足の舞台でした。

ショウ・マスト・ゴー・オン【12月3日~4日、12月7日、12月21日~24日昼公演中止】

ショウ・マスト・ゴー・オン【12月3日~4日、12月7日、12月21日~24日昼公演中止】

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2022/11/25 (金) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったあ!!
今日の三谷さんは浅野さんの代役で、まるでショウ・マスト・ゴー・オンを地で行っているようなステージです・・・と言ったら申し訳ないですが、これが小林さんだったり、シルビアさんだったりの日にはもっと大変だったろうなとご苦労が偲ばれました。
見られた方はレアな回だったわけで、それはそれでうらやましい様な。夏のパルコ劇場では中止の憂き目にあったので、観劇日が中止にならなくて良かったです。
早く三谷さんが演出家でいられる日が来る事をお祈りしています。
ただ、やっぱり世田谷パブリックシアターは雰囲気は素敵だけど観客には見づらい劇場だということは言っておきたい。私たち二人の前に座高が高い方がいて、ちょうど舞台の真ん中あたりが見えなくてストレスは溜まりました。その両脇の人は座高が低いのに、なんで私たちの前だけ!!座る人の座高によって椅子が上下して、誰もが見やすい座席というのを誰か考えて!!

ランの宝物

ランの宝物

+ new Company

成城ホール(東京都)

2022/12/10 (土) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

若い子が元気に飛び跳ねてる姿を見るのは
よいものです~はぐれ雲風に~

腕白坊主が旅をして
成長するお話です=80分

ネタバレBOX

森のはずれでイキっていた風の精霊が
ふた山越えたところにある花の蜜を取ってくるように
おつかいを頼まれて
道中出会う連中に もまれて成長する話です
『千年に1度の奇跡』というシリーズもののファーストエピソードで
あと2つ後ろに続くそうです(過去作で上演済み)

子供向けではあるものの
道中出会って一緒に行動する口のきけない少女の過去話で
少女の両親が切り殺されるシーンがズんバラリと入っていたりと
わりと凄いことしてるなぁと思ったデス
で その時両親同様に死んだと思われた少女の兄が重傷で生かされてて
(なんか トキノチカラ というのを使えるらしいので)
採ってきた蜜が怪我や病を治すと聞いて主人公は
少女に蜜を渡して兄を助けるように送り出し
おつかいは そういうわけで完遂できなかったと
正直に話して成長を褒められて終演であります
まぁ チョイ尻切れトンボ感ありますが
3部作のひとつだし
タイトル通りだし いいかなーって
星はオマケしました

脚本家さんは
海老名で小学生がイジメで自殺した話を知り
話を聞くだけでも
味方になってくれる人がいるんだよと
伝えたくて話を書いたと
9ヶ月の身重で舞台に立って説明されてました
辛いことからは逃げるのも一つの手だと思うなぁ
それを示唆してくれる存在に当たらんといかんし
いろいろと出会いは必要であろうなぁと
いろいろと考えさせられました
Opus Postumus 69

Opus Postumus 69

salty rock

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2022/12/09 (金) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/12/09 (金) 19:30

9日の19:30の公演 拝見しました。
久々のsalty rockのメンバー総出演、観ていて楽しかったです。
あと共演者の良き事♡♡♡
素晴らしい〜舞台でした。

うわつら

うわつら

殿様ランチ

駅前劇場(東京都)

2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/12/10 (土) 14:00

このテイスト、とっても好きだ!誰も体験したことの無い「死」の周りをあーでもないこーでもないとぐるぐる周りながら、来たるべき日に向かって進んでいく。サラリとしているので油断していると、ズドンと来て泣けてしまう。殿様恐るべし。

ネタバレBOX

人気小説家が膵癌の末期と診断され、余命宣告を受ける。
「初めて体験する死が楽しみだ」と、それを受け入れているように見えるが・・・。

「死」はその本人よりも周囲の「イベント」なのかもしれない。
編集者や所属事務所、家族や友人、密着ドキュメンタリーの制作者、
そして他の患者や医師に看護師、
それぞれの立場と思惑によって、振る舞いや言動は演出されている。
彼らにとって「死」は所詮想像の域を出ない”うわつら”でしかない。

当の本人でさえ、死に対して”うわつら”の心構えしかできない。
だから強気になったり、不安になったり、開き直ったり、取り乱したりする。
このどうしようもない切ない限界が”うわつら”の本質なのかもしれない。

小説家が意に反して本心を吐露する場面が二つ、強烈な印象を残す。
ひとつは隣の病室に入院していたスキルス胃がんの若い患者が
「一緒に行こう!」と小説家を強引にひきずり出す場面。
必死の抵抗を試みる小説家は恐怖の叫び声を上げて目が覚める。
死への恐怖心が爆発したシーンだった。

もう一つは彼の弟子が、師匠も獲れなかった文学賞を受賞し、
高い評価を得て世に出て行くのを見たとき。
若い看護師から「すごく面白かった。サインをもらって欲しい」と
賞を獲った弟子の新刊本を渡され、
「いいなあー!いいなあー!」と絞り出すように嗚咽する姿に
今彼が見ている孤独の闇を、一緒に覗き込んだ気がしてボロ泣きした。
ほかの人々は生きている、自分は一人で死んでいく、
”連れの無い孤独”を初めて自覚して生への執着を吐露した場面。

さらりと展開しながら、自然にクスリと笑わせる台詞と絶妙の間。
ところどころに挿入されるエピソードの巧さ。
大した事件も起こらないのに最後まで読ませる作風の小説家という設定だったが
人生もそんな感じで終わっていくんだなあ、としみじみ思わせる作品。
脚本・演出・主役の小説家を演じた板垣雄亮さん、何と味わい深い作品を生み出す方なのだろう。
最高のランチ、ごちそうさまでした。







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