キッズオペラ「ふたりのももたろう」
若い演奏家の為のプロジェクト
調布市文化会館たづくり・くすのきホール(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/06 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
絵本のミュージカル化って感じに受け取れたかな~♪
舞台セットはシンプルながら
衣装とかは凝っていて
らしさが良く出ていた
音楽はピアノとドラム系のお二人が担当して
客席最前列に指揮さんがおりました
生演奏と歌は迫力ありました(^-^)
約70分強の作品
紙は人に染まらない
藤一色
OFF OFFシアター(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
播磨谷ムーンショット
ホチキス
あうるすぽっと(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最近のホチキスのゲストはイケメンだらけで、客席の女性比率が今や少年社中を上回った感があるのだがそれはそれとしてゲストが変われどホチキスの原点はブレないなぁと改めて実感。「家族愛」「とことん馬鹿やる」精神だ。音楽もいい。観た人すべてを気持ちよく劇場から出してくれる。ほんと、癖になります。
零れ落ちて、朝
世界劇団
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2023/03/17 (金) ~ 2023/03/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
『隠された医師の戦争犯罪』のヒリヒリしたシリアス物、ではなく…
打ち寄せる波の様に何度も繰り返す台詞と場面。
とても抽象的で比喩的。
世界劇団さんらしい雰囲気と世界観でE9が充たされてた!
何度も推敲を重ねられた脚本、考えつくされている様に思えた。
ただ、個人的には戦犯,GHQの下りが、幻想的な空間から急に現実世界に引き戻された様で少し残念。
あげとーふ
無名劇団
無名劇団アトリエ(大阪府)
2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
『あげとーふ』と『4人のアケミ』の2本立て同時上演アーカイブ配信にて3度目の観劇。
『あげとーふ』3度目の観劇。
1度目より2度目、2度目より3度目、観るたびにレベルアップされていて、各人の想いや感情の揺らぎがとても良かった。
若い役者さんの伸び代が良い!
決して広くはないアトリエで、引きの広角や横からのアップなど、飽きさせないカメラワーク、楽しめた!
『4人のアケミ』Cキャスト観劇
生で拝見したA,Bキャストに続き、映像でCキャストを拝見。
本当に役者さんは役が変われば雰囲気も変わりますね。全く違う3つのアケミ愉しかった。
1粒で3度美味しい!
狼なキミとエンドレスな魔女
劇団1mg
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
typeA千秋楽観劇♾🌕
ウィルス災害で人口激減の日本、
離島に収容された新東京国立免疫センターではワクチン開発に向け…
SFとしては設定が少し雑でご都合主義だが、ファンタジとしてはラストの展開は感動物、良かった。
紙は人に染まらない
藤一色
OFF OFFシアター(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
本編はかなりシリアスでやるせない話ですね。時代のせいにするのはなんだが、仕方ないのかな。アフターイベントの一人芝居はテンポよくサラリと楽しめるコメディーでした。
播磨谷ムーンショット
ホチキス
あうるすぽっと(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
けむりの肌に
キ上の空論
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
実にスタイリッシュな群像劇。かなりシリアスな内容ながら、ちょっとサイコミステリーな感じやシニカルな笑いもあって、惹きつけられますね。
朱の会vol.6 怪異と幽玄ノ譚ー雨月物語と小泉八雲の世界
朱の会
中野スタジオあくとれ(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/04/08 (土) 18:00
初見のユニット。興味深い公演だった。66分(15分休み)53分。
朗読をメインとしているユニットらしいが、いまいゆかり出演ということで観に行った。怪異譚の短編をいくつかリーディングするが、動きも含め興味深い舞台だった。扱った作品は
芥川龍之介「魔術」
江戸川乱歩「指」
岩間太郎「薔薇の散策 ほか」(詩)
和田誠「おさる日記」
小泉八雲「お貞のはなし」
小泉八雲「むじな」
石川淳「吉備津の釜」
小泉八雲「守られた約束」
で、詩は読んだことはなかったが、それ以外は「おさる日記」の他は全て知ってる題材だった。いまい出演の「おさる日記」は新鮮で面白く観た。他の作品も丁寧に作られていた。
開場前に列ができ、開場して10分と経たずにほとんどの席が埋まる人気で、根強いファンがいることが分かる。
紙は人に染まらない
藤一色
OFF OFFシアター(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
そうか~この時代では戦争に行く事が「おめでとうございます」なのか・・・♪
色々な戦争物を観ていると「お国のために」と「無事にお戻り下さい」が普通に出てくるのだが・・・そうでない人もいるのかと・・・淡々と描いている分少し怖さを垣間見た気がする・・・♪
ナイゲン(にーらぼ版)
24/7lavo
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い!お薦め。
何度か観ているが、改めて演出やキャストの違いによって劇の印象が異なって観える ことが分かる。同時に シアターミラクルが閉館と分かっているから、ラストシーンは なおさら印象的に感じた。
自分は天邪鬼か…出来過ぎた?がゆえに不満が残るという奇妙な感じ。説明にある「会議を描いたコメディでありながら、民主主義や自由の意義を問う青春群像劇」に間違いはないが、会議を通して高校生の成長を描いた物語でもあろう。その成長譚の代表格が議長であり文化副である。例えば、議長はその職を仕方なく引き受け、会議を通じて成長していくといった先入観を持っていたが…。確かに表面的には優柔不断で 他人の言動で右往左往するが、冒頭から大声で会議を仕切ろうと やる気満々の態度(良い意味での演技力)である。そこには成長譚が観られない。
夏休み前の或る1日、午後から夕刻にかけて行われた会議<通称:ナイゲン>、その激論を終え、3年生・花鳥風月の「こんなナイゲンがやりたかった!」が物語の肝。照明…会議中は明るい陽光、しかし夕刻には黄昏に変化する、その哀愁がシアターミラクルの閉館に重なる。
(上演時間2時間15分 途中休憩なし)
岸田國士連続上演「紙風船」「驟雨」
東京演劇アンサンブル
野火止RAUM(埼玉県)
2023/04/08 (土) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
新座の野火止RAUMは少し遠いが、東京演劇アンサンブル2022年度研究生公演、しかも岸田國士連続上演となれば、ぜひ観ておきたかった。二回しかないので 早めに予約、当日は開場前に並んだ。満席‼
上演作品は「紙風船」(1925年)と「驟雨(しゅうう)」(1926年)である。「紙風船」は何度か観たことがあるが、「驟雨」は未見であり楽しみにしていた。約百年前、西暦表記したが、和暦では大正14年と15年。関東大震災によって大きな打撃を受けたが、再び大衆文化が華開いた時期でもあったらしい。
描かれているのは、両作品とも夫婦の物語であるが、平凡な営みと荒々の極みといった対照的とも思える内容だ。もしかしたら対をなすために選択したのだろうか。
研究生は4人(男性1名 女性3名)、男性は両作品に、女性は1名が両作品に登場する。演技は少し硬いと思ったが、確かな手応えを感じさせる。そして演技を支える舞台美術や照明・音響といった舞台技術は最小限に止めている。その意味では、研究生公演の名に相応しい演技力勝負の舞台である。
「観てきた!」は作品ごとに分けず、本欄で両作品のコメントを記す。
(上演時間「紙風船」30分 休憩15分 「驟雨」50分)
けむりの肌に
キ上の空論
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
元戦隊ヒーローだった栄光がかえって足枷となり生き辛そうに映る主人公
いつのまにか学生時代の友人との間に生活格差が生まれていたり、日常でのさり気ないジャブが着実に効いてくるビターな一面もありながら同時にシニカルな笑いやら哀愁やら様々な感情が生まれてくる興味深い観劇体験でした
登場人物一人一人にたっぷり時間を割いているわけでは無いのに、各々の人間性がしっかり浮き彫りになっていくエピソードテクニックが本当に見事で
色んな人間臭さが混ざり合ってぶつかっていく様が絶妙に面白く且つ感慨深い
過去と現在の間に流れている(舞台上には描かれていない)余白の時間をも想像で描きあげようとする欲求が募り、そうした過程もすっかり肉付けされている手法も見事だと思いました
紙は人に染まらない
藤一色
OFF OFFシアター(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
#藤束遊一 #谷川清夏
#浜舘洋 #島津尋 #林竜三
#藤屋安実 #加藤広祐
#藤松優(敬称略)
かの大戦を終えるまでの日本の国家主義や全体主義と、教育が担った役割とその崩壊については、語り継いでいかなければいけないと思っている。
敗戦したからこそ、戦争をすることは間違いだと言える世の中になったけれど、それを言えないあの時代に、どれほどの人間が本当にそれを思えていたかは分からない。そうした思いを抱く人が多くの作品に登場するけれど、その存在はどれくらい居たのだろう。召集令状が届くことを喜びと受け取る社会で。
個人的には、最近その辺のことがわからなくなってきた。
今作品でも、それぞれの立場や主張の根拠を掴むことができなかった。何故そう思うのか、それを訴えるのか、理解しきれなかった。多分に、花粉症の薬の副作用による眠気も影響しているけれど。
目当ての谷川清夏さんは素敵だった。観る度に魅力を増している気がする。また拝見したい。
沈黙の春 світло
コンドルズ
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
これもダンスなのかしら感はありましたが、ニューダンスということなので、きっとそうなのでしょう。とにかく楽しかったです。人文字クイズなんか笑っちゃいました。次回、埼玉公演も行きたいです。
人の不幸は蜜の味
劇団テアトルジュンヌ
立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
Call me Connect you〜交渉人遠山弥生〜
劇団6番シード
六行会ホール(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
2回目観劇したら、1回目では???だったことがようやっと分かったりして、これは私の理解力不足かと思いましたが、同じような方がいらっしゃるようなので、脚本(演出かなあ)がもう少し親切でもいいのではないかとも思ってしまいました。
でも面白いことは間違い無いです。
私が見た回では、前説で来年の上演作品と主演が本人不在のまま決まり、アフタートークではジャンケンで次回?作品の主演が決まっていました。こんな6番シードさん、次回も楽しみです。
Call me Connect you〜交渉人遠山弥生〜
劇団6番シード
六行会ホール(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
時間が経過するごとに新展開が現れてドキドキで、最後までいいドラマを見せてもらいました。宇田川さんの演技がすごかった。
舞台装置が上下に分かれていて、片方がライトが当たっているとき、もう片方が暗転していてもそちら側にいる人が演技をしているところも見たかったけれど目が足りなかったです。
交渉人の呼ばれ方が、相手の人によって「遠山さん」「ばあさん」「おばあちゃん」「ばばあ」「ばあちゃん」とバリエーションがあって、呼ぶ方がどんな人間なのか想像できました。とある人物が交渉人の呼び方を途中で変えるところが、主人公の力が可聴化されたポイントだと思った。
ストーリーに関係しないことでは、卵を冷凍したらどうなるのかググってしまいました。
けむりの肌に
キ上の空論
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#安西慎太郎 #大和田南那
#谷佳樹 #宇佐卓真
#木村葉月 #岩崎悠雅
#藍澤慶子 #鎌田麻里名
#小野里茉莉 #山本華
#板場充樹 #平野紗貴
#笠原紳司 #丸山敦史
(敬称略)
イケメンと美女しかいない世界は、なんとも美しくキラキラした夢の世界だった。額に収められた絵画のようだった。
それでも、藍澤慶子さんが出てくれば他は見えないのだけれど。アレに夢中になって暴言も吐いちゃってる姿が可愛くて可笑しかった。
大学時代の友人は特別だと思っている。仕事に直結することを通じて繋がっているからなのかもしれない。頻繁に会えたりできないけれど、いつだって側に居る感じ。そんな風に今も繋がっている。
そんな四人のあの頃と今。二人のキャストでそれぞれを見せてくれる……アノ人以外は。それが、時が止まっていることを感じさせてくれた。
人との距離って如実に感情に反映する。別れが直ぐに感情を揺さぶる距離がある。それは近さと比例する訳ではない。近いとソレを感情が無意識のうちに拒否しているのだろうか……悲しみを直ぐには感じないような気がする。砂時計の砂が落ちるように、ゆっくりと沁みて積もっていく。それは根雪のようで、簡単に溶けたりしない。
そして、この世は恋心と、そこから派生する憎悪で動いていると再確認する時間だった。
肌と心を焼いて天に昇る白い煙と共に、空っぽになった心も昇華するだろうか。いつか、月を照らす水が心の器を満たす時が来ることを願う。