会想列車
劇団 枕返し
遊空間がざびぃ(東京都)
2025/01/24 (金) ~ 2025/01/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。
不思議な世界観を持ったストーリーも良いし、役者さん達は、登場人物達を魅力的に演じていて、どんどん惹き込まれました。
シリアスなのかコメディーなのか、絶妙な所も良かったです。
笑いに中に、善悪や生きづらさを考えさせられ、そして愛ある作品で、良い舞台でした!
おもいだすまでまっていて【東京公演】
Pityman
シアター711(東京都)
2025/01/16 (木) ~ 2025/01/21 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/20 (月) 14:00
母娘3人の東京観光という事前情報から漠然と小津安二郎監督「東京物語」(実は未見(爆))を思い浮かべたこともあってか、ゆったりと間をとった(広島訛りの)会話で描かれる「家族」の物語に1950年代の日本の白黒映画を想起。
また、既に両親とも亡くしている身として娘の側になることはもはやないものの将来自分もなるであろう母の様子が身につまされると言うか迫ってきてしんどいが、全体的には温かさでくるんでいるのでそれが緩和される感じ?
そんなところも巧いと思った。
カンテン「The Foundations」Final.
カンテン事務局(Antikame?)
座・高円寺1(東京都)
2025/01/22 (水) ~ 2025/01/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/01/26 (日)
価格4,000円
これはこりっち年間面白かった演劇ランキングに(自分の)1位で載せる気になれた演劇。
帰り、台本を買えば良かったと小さく後悔した。
素舞台。前半「9人の佐藤」
団地という世界での佐藤さんの織り成す人生。特に呆けたおばあちゃん役が素晴らしかった。
後半「名前のない空」はまさに演劇でやるべき作品。
終演後に作家と話す機会があったが聴きそびれたのが2点。
1点、どういう着想からこの芝居を書こうと思ったのか。
2点、一番やりたかったシーンや展開はどれなのか。
誕生の日
ONEOR8
ザ・スズナリ(東京都)
2025/01/23 (木) ~ 2025/02/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
観てきました☆ 舞台セットがとても雰囲気良く出来ていて始まる前からワクワクでした☆
初演も観たのですが、ずっと良くなっていたと感じました☆ 最後の歌のシーン感動でした☆
終演後の矢部さんの挨拶、らしさが出ていてほっこりしました☆
メモリーがいっぱい
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了
ニッポン人は亡命する。
うずめ劇場
シアターX(東京都)
2025/01/24 (金) ~ 2025/01/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/01/25 (土) 18:00
ベテラン劇団だが実は初見。厳しい台詞が続く問題提起型演劇かと思う。(前説等で7分押し)120分。
ドイツ大使館に1組の男女が現われ、男がドイツに亡命したいと言い、語り始める、日本の暮らしにくさの数々、…という物語。エンディングはファンタジーにしているが、聞いてて落ち着かない台詞の連鎖で心穏やかではいられない。「明日のハナコ」の話題を中心に教育の問題を語る時間が長いが、全体に通底するものがある。
『幻書奇譚』
ロデオ★座★ヘヴン
新宿眼科画廊(東京都)
2025/01/23 (木) ~ 2025/01/28 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/25 (土) 15:00
2014年初演の作品の再々演。最古の文書を巡る、サスペンス風コメディ。面白い。70分。
とある博物館に集まってきた7人の人物が、一時は紛失したと思われた「世界最古の文書・ナノ文書」を巡って、真偽や、過去の経緯を探るが、…の物語。70分の尺なのに多くの伏線と笑いあり恐れありというバラエティ豊かな展開になっている。途中から、こうじゃないのかな、と思った結末になったのは、ある意味で残念だが、ありそうな物語だった。2014年に同劇団で初演、2018年にも同劇団で再演された作品の再々演だが、同劇団の音野と澤口は同じ役を演じたのだろうか。
誕生の日
ONEOR8
ザ・スズナリ(東京都)
2025/01/23 (木) ~ 2025/02/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
田村孝裕のOne Or 8は昔のトップス時代から見ている。小劇場時代も無鉄砲に突っ走ったりしないで、よく、時代と人を見てきた。ちょっと前の世代になる鈴木聡のラッパやの世相喜劇の21世紀版、といった感じ。その田村もそろそろ50才。芝居の素材は困ったら30年前をやれ、という説もある。これは40才の誕生日を迎えた独り身のバーのマスター(山口森広)の誕生日を廻るその世代の人たちの物語である。
田村が最初に本を学んだ向田邦子も、素材は30年前の自分の少女時代の一般サラリーマン家庭をよくネタにしている。「誕生の日」は向田とも鈴木とも違う、いま世代の中軸を担う40才年代の哀感を巧みにすくい取って時代の姿を舞台にして、見事な現代世態喜劇になっている。
舞台は独身のバーテンが経営するバーの一杯セット。ここに現代の映像機材を操る自己しか主張しない口の利きようも知らない若者があらわれて、と言うところから始まる。この主人公の性別がホントは男性か女性かなかなか解らないところがミソだ。上手い!ここでバーテンの40才パーティを同窓会でをやろうと言うことになる。ここまでが1時間半ほどあって、現代風俗はそれなりに面白いが良くあるような話、だがこの後、終わりの30分がよくできていて、現在のジェンダー問題、職業差別、人口のいびつな構造問題など、現代社会の基本課題をひろく踏まえて大詰めに持っていく。上手い!!笑えるし、今の人らしい感動もある。田村だてに年を食っていない。それぞれの人物がさり気なく暮らしているようでも、生活の苦しさや孤独を抱えこんでいる今の世態を見事に描ききっている。笑ってはいるが、引きつりがちな現代人たちである。
主役の山口森広は後になるほど良くなる。それは本がそうなっているからであるが、前半良く押さえた。登場人物はそれぞれ説明が付くように台詞があるが、ここにもう一段の円熟があれば、もっと芝居は面白くなる。役の押さえ方がいささか単調なところが残炎なところだ。2時間。補助席も出て満席。
ミュージカル チキチキバンバン
avex live creative
東京建物 Brillia HALL(東京都)
2025/01/17 (金) ~ 2025/01/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
この会場は二度宝塚OBモノを観に来たことがあって、その時の席は一階後方。今回は二階、全体としては観易いが人物の細かな表情までは見えない。
発明家カラクタカス・ポッツ役・長野博氏は南原清隆に見えた。
その父、グランパ・ポッツ役・別所哲也氏は野性爆弾のくっきー!に。
バルガリア国のバロネス・ボンバースト役・愛華みれさんは渡辺えりに。
ジェミマ・ポッツ役・三木美怜ちゃんがMVP。彼女の溌剌とした生命の躍動こそが観客を元気にさせる。ここを基調として作劇すべき。
異様なまでのスタンディング・オベーションと複数回観劇を重ね出来上がってみえる客層はジュニアの小山十輝(とき)君のファンがメインだったのかも知れない。皆さんやたら好意的。
メモリーがいっぱい
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了
ベッカンコおに
川崎市アートセンター
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2024/10/05 (土) ~ 2024/10/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
人はみな、鬼になりうる。
踏みとどまるには真実を「見る」ことが必要だが、それは決して容易なことではない。
現在進行中の戦争や虐殺、メディアと私たちの関係を見つめざるを得ない、苦しく、鮮烈な舞台だった。
児童を対象にした劇としては衝撃的な展開、帰結に向かう物語を、だからこそ豊かな歌や踊り、身体表現で綴っていこうという心意気、そこに宿る実験精神が胸を打つ。そして善竹大二郎の鬼のキュートなこと。
生ハムの原木
月曜劇団
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2025/01/24 (金) ~ 2025/01/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/25 (土)
みんな、おしゃべりしようぜ!そして、仲良くしようね😃
無駄なことも大切だよ。
お芝居観られてありがとう❤️
『リタの教育』『オレアナ』二作同時上演
稲葉賀恵 一川華 ポウジュ
シアター風姿花伝(東京都)
2025/01/11 (土) ~ 2025/01/19 (日)公演終了
実演鑑賞
『リタの教育』を観劇。
2つのエリアに分けられた客席が舞台を挟む構造になっており、
ごく間近で、二人のやりとりを見守ることができる。
芝居の立ちあがりで、二人の人物造形に吹き替え的なバタくささを感じてしまったり、
この市民講座がいったいどういう枠組みでどういうテーマで行われているのか、いまひとつ腑に落ちない——ということはあったものの、二人のすれ違いが露わになってくるほどに、引き込まれ、身につまされるものがあった。
フランクがリタのような「無垢な素人」に刺激を受けること、その根底には女性や労働者階級への偏見があり、搾取があるという問題意識の一方で、成長を見せるリタ/スーザンの姿は、頼もしく美しいが、ある種の「意識高い学生」の類型としか感じられない自分勝手な失望——というのもよくわかってしまう。
二人のすれ違いは、というより、フランクの危機は、はじめから、無垢な素人/搾取の対象によって救われるべき問題ではないのだろう。終幕に訪れる二人のわずかな触れ合いが、髪を切るという「ケア」であることが、皮肉でもあり、切ない。
レ・ミゼラブル
東宝
帝国劇場(東京都)
2024/12/20 (金) ~ 2025/02/07 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/22 (水)
やっぱり良いです。帝国劇場が最後と言う事で昭和の高級な劇場が一つ消えるのかと言う寂しい思いで劇場に会いに行きました。もちろん、舞台も最高でした。ネタバレあり
二十歳の集い
Aga-risk Entertainment
上野ストアハウス(東京都)
2025/01/02 (木) ~ 2025/01/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ナイゲン初演版リーディングを拝見。「ナイゲン」という演目の上演は2度ばかし観たが、Aga-riskの観劇は(他演目も含め)初めて。開演すると進行役が出て来て説明。その後ほぼ劇団員+αの面々がガヤガヤと入場。ナイゲン内部限定の会議風景、という劇の枠組みと何名かのキャラ以外は残っていない初演版台本を皆も初めて渡され、くじ引きで配役を決めた後、ト書きを作者・富田氏が担当して読みが始まる。
ナイゲンを演るチームが醸すノリそのまま、劇団員らがコメントしたりはしゃいだり、読みが始まれば真剣モードにはなるも笑いあり、他の読みが面白かったりトチったりキャラ全開だったりに笑いが起きたり「通して読む読み稽古」の風景である。
ガッツリ90分読み終えると、総員居ぬきでトークも。
再演で現在の原形が出来、劇団での再演の度に若干の改稿で更新されている「ナイゲン」らしいが、こうして改めて味わうと作品が持つ時代的特徴についても思いが湧くところである。演劇好きの今の若者が「ハマる」理由、その背景としての今の日本の風潮を、(作品の持つ限界として)感じる所でもあった。
また時間があれば劇を振り返りつつその事に触れてみたい。
SIX
梅田芸術劇場
EX THEATER ROPPONGI(東京都)
2025/01/08 (水) ~ 2025/01/26 (日)公演終了
PLATFORM LIVE
インプロカンパニーPlatform
高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)
2025/03/18 (火) ~ 2025/03/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/01/21 (火) 19:30
私は複数回、インプロ(即興劇)を観たことはありましたが、今回のはまるで寄席みたいに3部制になっていて、途中短い休憩ありで、観客を良い意味でここまで巻き込み、飽きさせない。このようなインプロ劇なかなか観たことなかったので新鮮だった。
インプロというとその名の通り即興劇をイメージし、お客さんに予め紙とペンを渡して、劇のタイトルや劇中に役者に言ってもらう言葉や台詞を書いてもらって、それらを籠に入れて、劇中に観客から集めた紙がランダムに置かれている中から適当に引いて書かれている言葉を見ながら台詞に落とし込む。仮にその言葉が劇の場面にそぐわなかったとしても、違和感があったとしても、さり気なく言い切るというような役者のアドリブ力が試される、長編、中編、短編のことを言うのだと思っていた。
しかし、今回のインプロ(即興劇)を観たらその概念は吹っ飛んだ。まぁ、確かに上記のようなインプロもあるが、1部や2部におけるインプロゲームでは、昔話のお題を観客に言ってもらって1分で演じて見せたり、複数の役者が一人の人物を演じ、残った一人の役者が相手役を演じる、また役者と予め舞台出演希望の観客4人、そして当日空きがあったので1人希望者を募って舞台に出し、それぞれ観客一人と役者一人のペアで組ませて10~20分と素人を巻き込むにしてはまぁまぁ長丁場で演らせる上に、途中から演じてない役者が思い付きやアドバイスでかなり突っ込んだことや無茶振りを演らせるので、無理難題でインプロ(即興劇)ハードルを上げ、タイトルやざっくりどんな物語なのかも説明せず、会話しながら掴んでいくという難易度の高い技を観客にも求めていて良い意味で、今までのインプロイメージが立ち消えになり、インプロって一言で言っても多様だと感じた。
また色んな種類があってどの方法が明確に正しいというか、公式なインプロというのはないんじゃないか、定義付けすることが難しいんじゃないかと感じた。
3部での30分弱のメインのインプロ(即興劇)では、普通私たちが勝手に思い描くインプロだと、観客が書いてきた紙をさり気なく読むという以外何のルールも縛りも無いという既成概念を良い意味で打ち壊していて良かった。
3人だけで回しながら演じるインプロ(即興劇)だったが、そのなかで劇の設定や場所、それぞれの劇の場面にあっていない台詞違和感のある言葉などを3人中1が発したら、他の役者が厳しく鋭く突っ込んでキレていい、怒って良いというルールというか、縛りというか条件を付けていて、それが返ってリアリティーショー的なライブ感というか、ハラハラドキドキ出来て良かった。
『APOFES2025』
APOCシアター
APOCシアター(東京都)
2025/01/18 (土) ~ 2025/02/09 (日)公演終了
Out of My Box
明治大学ミュージカル研究会
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2025/01/24 (金) ~ 2025/01/26 (日)公演終了
誕生の日
ONEOR8
ザ・スズナリ(東京都)
2025/01/23 (木) ~ 2025/02/02 (日)公演終了