マテリアルパレード
LUCKUP
ザ・ポケット(東京都)
2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了
マテリアルパレード
LUCKUP
ザ・ポケット(東京都)
2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
あのスペースで側転する!!
あー、今の降り方格好いい。
銃持ってりゃ最強!とならないアクション格好いい、好きー。
ってなりました。
登場人物一人一人にそのときまで生きてきた匂いがするので、全員好きになりました。
プロジェクター使っての表現嫌っていたけれど、今回の使い方とても好きってなりました。
最後の方なんで?って思ったシーンがあった。
格好いいだけど、なんで?って思った。
でも、台本読んだら納得。そして、この話はどういうことなのか、更に解らなくて面白い。
朗読劇『ひめゆり』
新国立劇場演劇研修所
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2023/08/10 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
実話実名だけに逃げが効かない。これを実体験した人間がこの世に実在することに打ちのめされる。きちんと時系列で「ひめゆり学徒隊」を説明してくれるので理解がし易い。たった三ヶ月の話なのか。嘘みたいだ。
石垣島出身の原作者の宮良ルリさん(飯田桃子さん)の視点から、彼女達が何を体験したのかを克明に描く。島から共に沖縄県立女子師範学校一部に合格した根岸美利さん、小林未来さん、松村こりささん。皆学校の先生になる筈だった。
極限の状況でも人間は人間であろうとする。教師は生徒一人ひとりを守ろうとし、生徒は教師を信じ抜く。死ぬことよりも怖いことが非国民にされること。地獄の不条理の中、気高く在ろうとする。
演出も一流。太田博少尉作詞、音楽教師・東風平恵位(こちんだけいい)作曲の「別れの曲」が名曲。
是非観に行って頂きたい。
ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。
劇団身体ゲンゴロウ
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了
ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。
劇団身体ゲンゴロウ
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/08/10 (木) 19:00
価格3,500円
東京藝術大学のメンバーで立ち上げられたフレッシュな劇団。
芸大の講義「身体言語論」→「身体ゲンゴロウ」と捻って名付けられたそうです。
小学校と言う小さな社会には、教室の中にヒエラルキーが存在していて。
自らを主張できるのは強い者・それを擁護する者たち。
どんな立場にいる子どもたちも、決して周りに置いて行かれないよう
それぞれの想いが劇中で錯綜する。東日本大震災の起きた翌年2012のお話です。
ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。
劇団身体ゲンゴロウ
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
キャラクターの説明がないまま進んでいく感じなので、最初は置いてきぼりを感じましたが、トータル的には面白かったです。
SWAN LAKE ON WATER~ついに、ほんとうの水を得た『白鳥の湖』
DISK GARAGE
東京国際フォーラム ホールA(東京都)
2023/08/10 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台一面に水を張った演劇は今までいくつか見た事はありましたが勿論バレエ公演では初めて
シーンに合わせて湖を出現させたり、消したりの全4幕
ステップと共に水飛沫が音を立て表情豊かに舞い上がって凄く綺麗
登場人物の個性によっても変わってくるし、群舞となるとこれがまた迫力あり、水飛沫を活かした独自の振り付けシーンは大いに盛り上がりました
ウクライナを本拠地にしたバレエ団がこの公演の為に結集したというのも感慨深く(指揮者が急遽交替になったようですが)東京フィルハーモニー交響楽団の演奏も素晴らしかった
個人的には正統派な「白鳥の湖」の方が好みではありますが、ここでしか観ることの出来ない斬新な演出が盛り沢山 これは一見の価値あり!だと思いました
ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。
劇団身体ゲンゴロウ
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了
六英花 朽葉
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
大変面白かったです。大正かた昭和にかけての世情が大きく変わる様相をぎゅっと
縮し、テンポよく進み気の抜けない仕上がりでした。
活弁口調の狂言回しやサイレンシネマを想起させる動き等気の利いた演出が作品を引立ててよかったです。
ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。
劇団身体ゲンゴロウ
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
痛み痛み痛み。ノストラダムスの大予言を生き延びた2000年生まれのミレニアム・ベイビーズ。2012年小学六年生、あるクラスのささやかな青春。前年には東日本大震災で地獄を見せ付けられた被災地が舞台。
痛み痛み痛み。虐めでしか安心出来ない人間関係。やられたくなければやるしかない。誰もが誰かを憎んでいる。惨めな劣等感を癒す為には更なる弱者を踏み躙るしかない。痛みの連鎖。惨めな連鎖。
勿論誰一人幸せにはなれない。誰もが心の底の憂鬱を引き受けて生きるしかない。
男子と主人公の母親役をやった柳町明里さんは雰囲気がある。
我ら宇宙の塵
EPOCH MAN〈エポックマン〉
新宿シアタートップス(東京都)
2023/08/02 (水) ~ 2023/08/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
お盆の時期にふさわしい小洒落たファンタジー(メルヘン)である。手が込んでいて、大人もませた子供も楽しめる仕上がりだ。
初めて見る劇団を選ぶときの選択手段に出演者、というのがある。今回はまだ五回目の公演というのにこれだけの顔ぶれが付き合っている。きっと幕内では評判の新人の作・演出なのだろうと観にいった。これが当たり。
いかにも、今風の作らしく登場人物たちは、今風の生活の中で、どこかなじめず、環境からか、自分からか、いつのまにか脱落していった人たちである。夫を事故で亡くし、十歳くらいの息子(小沢が操るパペット)としっかり生きたい池谷のぶえ。自立して生きることに自信はあるが周囲は自他共に信用しない異議他夏葉。発達障害から回復して社会生活が順調にいっていると信じている渡辺りょう。社会から脱落して自分のプラネタリウムを運営しているギタロー。この取り合わせが絶妙で、それぞれのキャラ付けも、台詞もメルヘンにふさわしい。新人らしからぬうまさで今日日あちこちで聞こえる会話が舞台に上げられている。
池谷の人間関係を拡げていく中で、現実からメルヘンへの道筋を作っていく。迷子になった息子をさがすところから、野中のプラネタリウムで星座に対面するところまでの物語の作り方もうまい。子供に母が聞かせた「おとーさんは星座になったの」と言うことを入り口に展開するプラネタリウムの後半は、大胆に採用したプロジェクションマッピングの巧みな技術もあって、小劇場を超えたファンタジー世界が現われる。
注文をつければ物語が甘いのではないかと言うことになるだろうが、夏場にこれだけ行き届いた作品を見せてくれれば、次に大いに期待する、ということになる。しばらく現われなかった加藤拓也の、年は若くないライバルが現われた。
ほじょせきもでて満席。
ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。
劇団身体ゲンゴロウ
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです!
小学校という社会を描いた作品でしたが、リアル感があり、何とも言えない気持ちになりました。
深いテーマでありながら、重くなり過ぎず、独特の世界観が良かったです。
役者さん達の熱演も素晴らしく、その表情に泣けてきました。
悔しさや罪悪感を抱えながらも、どうしようも出来ない姿は、子供も大人も同じだなと思いました。
良い舞台を観る事が出来て、大満足でした!
ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。
劇団身体ゲンゴロウ
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了
月の鏡にうつる聲
おぼんろ
Mixalive TOKYO・Theater Mixa(東京都)
2023/08/04 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
末原さんが「是非2階席からも見てほしい」と言っていた意味がわかりました。
舞台上全面に黒地に白い花の絵が描かれていて見事です。全部ご自身で描かれたとのこと。時間の制約のある中で、人間業と思えませんでした。
今回は前回より気をつけて見ていたのでしたが、え?今それは誰?どっち?みたいな感じになりそうになって、なかなか油断できません。
しかし、桃太郎への温羅の友情、愛情が伝わってきました。それを利用されてしまうのが哀しかった。降り止まない雨の20年はものすごく長いと思いますが、自分が過ごしてきた20年はあっという間だった気がします。20年で伝説になってしまうこともあるのですが。
KOTODAMA
演劇Lab.シェノナリウム
新宿ファンタジーホール(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/06 (日)公演終了
六英花 朽葉
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了
兎、波を走る
NODA・MAP
大阪新歌舞伎座(大阪府)
2023/08/03 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
『兎、波を走る』を観劇
久しぶりに演劇の力、舞台の力を感じました
不条理劇でなく、目の前の不条理を
見えないものにしている現実を描く
あの豪華な面子でこの問題に真芯で挑んだ野田秀樹の凄さ
結果として、舞台は不要不急なだけじゃない、人の心を動かし、世論や社会を動かす力がある、の裏テーマも?
月の鏡にうつる聲
おぼんろ
Mixalive TOKYO・Theater Mixa(東京都)
2023/08/04 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/08/09 (水) 13:00
歴史や物語の古層の部分を掘り起こしたようなストーリー。抽象化されたステージセットの中に、さまざまなものが見えてきました。
桜の園
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2023/08/07 (月) ~ 2023/08/29 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
人生初(多分、おそらく、きっと。忘れっぽい性格ゆえ断言できないですが)の「桜の園」がこれで良かったんだろうかと思ってしまった。チェーホフは暗い長い登場人物の名前が覚えきれないなどの理由であまり見てないのでしたが、喜劇ということで見てみようかと思ったのでした。喜劇・・・ですかね?
真っ当な、いえ、普通の「桜の園」を見ておけば良かったです。
変わった演出が色々ありましたが、舞台上に切れそうなロープ(演出です)で吊るされているコンクリートの壁のようなものは怖かったです。
六英花 朽葉
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台全体をフルに使ったセット。上手下手に中央と。それらが絡むように物語が流れていく。始まりから"あやめ十八番"ならではなのであろう独特の演出が続く。また、まるで各々が主人公とも感じさせる登場人物たちが大変魅力的だ。時代の流れに始めは高を括り、やがて焦り、抗いつつも新しい時代に生きて行こうとするもの、終わりを理解しつつもそこに身を置こうとするもの。それぞれの想いが突き刺さってくるようで、ひとシーンも見落としたくないと思わせた。それぞれがその後どうなっていくのか、実に気になる作品である。。時間があれば昭和モダンも観たかった!
個人的な話だが、鈴木彩愛さん、初めて舞台で最初の一言を耳にしたときに"この子は別物"と感じていた。ここ数年で、堂々と進化した彼女、オバサンはたっぷり楽しませて頂きました!