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帰ってきたマイ・ブラザー【仙台公演中止】

帰ってきたマイ・ブラザー【仙台公演中止】

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2023/04/01 (土) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/04/01 (土) 18:00

なんかスゴイものを観た。とにかく楽しい。97分。
 水谷豊23年ぶりで3回目の舞台を、ベテラン俳優たちと一緒に作っているが、楽しくやってる感じがすごくいい。最年少が51歳の池谷のぶえという7人が集まり、怒涛のコメディを演じてる。段田安則を初めとして80年代から観てる役者が多く、予定調和的なストーリーではあるが、何も考えずにただ楽しめばよいという舞台になっている。エンディングが楽しい極めて良質のエンターテインメント。

えも言われぬ苦みよ

えも言われぬ苦みよ

息切れカメレオン

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2023/04/01 (土) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

脚本、演出がよかった。役者も新鮮でよかった。

ミュージカル「おとこたち」

ミュージカル「おとこたち」

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2023/03/12 (日) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

歌は人をハッピーにするなあ。とても元気が出ました!

LALL HOSTEL

LALL HOSTEL

おぶちゃ

MsmileBOX 渋谷(東京都)

2023/03/29 (水) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

かなりドタバタで盛り沢山のラブコメでしたが、とりあえず大団円?ゆったりと楽しめました。

シブヤデマタアイマショウ

シブヤデマタアイマショウ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2023/03/30 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

シブヤデアイマショウ(2021)が好評であったので今回は(勤務的にどの時間も厳しいが一か八かで)予約。観られた。

ネタバレBOX

「ショー」に対する「お茶を濁した出し物」等という無知ゆえの先入観は気持ちよく覆される。松尾スズキは何から着想したのだろう。会場に近づくと暗がりの中で東急本体も暗く、何と工事中。シアターコクーンも本公演を最後に休館、とは、舞台の冒頭松尾氏が披露する歌の歌詞で知る。「最後」に相応しい出し物(物語性にも貢献)。
近藤公園、猫背椿を司会に歌、小芝居、踊りとショーは続くが、秋山奈津子、多部未華子を主役とした物語との相互入れ込状態。笑いのセンスは自分的に「炸裂」で血が湧いたが既視感を覚えるこのテイストは松尾作ミュージカル「キレイ」以来。前半この「キレイ」の劇中ナンバー「本当の私はここにはいない」を本役の秋山と村杉蝉之介が舞踊アンサンブル付きで歌うと一気にボルテージが上がる(松尾氏のセンスは人間に対するアイロニー、身も蓋もない存在だがそれを愛でる、という地点へ誘う)。個人的にもコクーンで上演された本作初演、再演(以上映像で)、再々演、四演(以上劇場で)を振り返って胸にこみ上げて来る物がある。第二部の冒頭はゲスト(ミュージカル俳優)による歌の披露(三曲)。本域で名曲が歌われ、ドラマ性における音楽の底力に普通に圧倒される。自分的にはこの「ショウ」と、ミュージカル「キレイ」の意外な近似性が目から鱗の発見であった。
あげとーふ

あげとーふ

無名劇団

無名劇団アトリエ(大阪府)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

あげとーふ
高校生演劇のその先のような青春劇
アメリカへの卒業旅行ではあるが、それぞれの心に秘めた思いは違い…
夕日と夜と雨は印象的な舞台でした。
4人のあけみ
フローリングのお部屋に集まる女の子の共通点が自分にももしかしてあてはまった頃があるの?とありそうなコメディ。
男の子は背筋がぞっとなるかもしれませんが、私は癖のあるオンナだったかもしれません・・・

あげとーふ

あげとーふ

無名劇団

無名劇団アトリエ(大阪府)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

アケミと聞くと場末のスナックのママを思い出した。
アケミママはいつも「男運がない」といいながら歯の抜けた客しか集まらないと嘆いていた。
そんな私の知っているアケミママとの共通点はまさに「男運がない」というところだ。
これが感想だ。
あげとーふ、げろっぱ、げらう、ほったいもいじくるな、家内いんと寂しいん?のようにいつの間にか英語を話せるようになるかもしれないと感じさせる劇中歌。
これが感想だ。

あげとーふ

あげとーふ

無名劇団

無名劇団アトリエ(大阪府)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

從突然眼前「土下寝」的地方發展
青春與夕陽同在
這是一個年輕人的故事,他把目光投向了美國,相信在這片廣袤的土地上有解決辦法。

あげとーふ

あげとーふ

無名劇団

無名劇団アトリエ(大阪府)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

青春コメディかと思っていたら、なんと社会派とファンタジーの融合ということで若手俳優の熱のこもった演技と、同じ舞台でも時と天候とが移り変わるような時空を超えた小くて大きな世界が見えました。

リリーフ・ライト・ガン

リリーフ・ライト・ガン

ぱすてるからっと

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

持田千妃来さん出演。
ダンスシーンにすごく情熱があるというか、重視していることが伝わりました。圧巻でしたね。
パンフレットに演者さんの名前の誤植があったのですが、後日郵送で取り換えてくれました。舞台のパンフの誤植はよくあることですがたいていは正誤表対応です。取り換えてくれるのは好印象ですね。
予定はないようですが、DVD(Blu-ray)出してほしいなあ、と思います。観劇した演目を、何年かしてもう一度見る、というのが楽しいので。
知らなかったですが、ダイジェストがYoutubeで公開されているようです。久しぶりに見て、あらためてダンスシーンがすごいと思いました。

ネタバレBOX

始まってすぐにタイムスリップ。前置きなし。別の劇団さんの「獅子の如く」という舞台もそうでしたが、こういうの好きです。
持田さんはアンドロイドの役。ライトセーバー持って殺陣をやったり、ダンスシーンに参加したり。メインではないですが、けっこう目立ってたと思います。
主人公といっしょにタイムスリップした「クロック」が、実は母親だった。それは気づきませんでした。。。とてもいいお話でした。
Blue Bird

Blue Bird

TKmeets

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2023/03/29 (水) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

 タイトルは往年の名車の名から。華3つ☆

ネタバレBOX

 突っ込み所満載の今作だが、出演陣は4名総て女性である。男性から見て好みは色々あろうし、女優さんから見て男の評価もそれは同様。出演の皆さん若く可愛らしい。然し、女優という肩書を背負う以上そんなことでは済まない。小劇場演劇と雖も“女優”という立場に立つ以上、若く可愛い女性は掃いて捨てる程いるというのが現実である。こんなことを言えるのも、生の舞台を生まれてから3500本以上は拝見してきたからである。その体験の中で本当に評価している女優は、五指に満たない。と言うのすら言い過ぎである。実際には、これだけ拝見してきた舞台で4名だけである。今日拝見した4名の女優は先の4名には含まれない。
 幾つか理由を上げておく。先ずオープニング早々、リボルバーの説明シーンで弾倉に弾を込めるシーンがあるのだが、このシーンは本編と直接的な関連は薄い。であればこそ、説明に徹した弾込めが要求されるはずである。にも関わらず、女優の稽古が足りないことが明らかなギコチナサが目立ち、ただ白けた。
脚本にも矛盾がある。青森へ向かう途中で拾った女の子・19歳がヤクザの娘であり、父は今作冒頭で流れたニュースの犯人で敵対組織の人物を撃ったことが報じられていた。その後の展開で自首したことも分かるのだが、自首したヤクザが犯行に用いた銃をどうしたかは警察で最重要項目の1つとして追及されることが分からない訳がない。コインロッカーならいざ知らず娘も一緒に暮らす自宅の布団に隠す等という馬鹿げた真似も決してしない。にも拘らず、娘の話では父が布団に隠していたことになっている。脚本として甘すぎよう。
「モモ」

「モモ」

人形劇団ひとみ座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/03/23 (木) ~ 2023/03/29 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

本作は 劇団創立75周年記念のプレ公演。そしてWhite Sketchbookという新シリーズの第1弾。
ミヒャエル・エンデ作「モモ」は ずいぶん前に読んだ記憶があるが…。改めて人形劇で観ると、考えというか思いが違うような。その意味では視点によって印象が異なる作品のような。

出遣いの人形劇…舞台上で人(キャスト)と人形が一体となって演じる。人形に表情はないが、操演者の感情や動作が人形に乗り移り、豊かな心情が見えてくるから不思議だ。
舞台美術や小道具は手作り感に溢れ、温かさが滲み出ている。人形も舞台<美術>も動かし、生き活きとした息遣いを感じさせる。

いつ何処から来たのか、不思議な少女 モモが主人公…フライヤーにある そばかす顔の女の子である。純朴な問い、人の話をよく聞く、その純真とも思える心が「わたし、何もしてないよ」に繋がる。灰色の男達との対峙を通して時間とは、を考える寓話。一方、モモと親しくなる人々の ゆったりとした時間<管理>の使い方も気になる。時間に追われギスギスとした人間関係、精神的・肉体的に疲れてしまうのは論外だが、効率的な時間の使い方は現代社会に求められてきたものではなかったか?理想的な視点と現実的な視点があり、その典型的な場面がジジの吐露…成功者の優雅な生活に憧れる 一方で、自分の現状に不満や不安を持つ、それは現代の我々そのものであろう。その結果、時間を惜しみ働き 富を得て夢を叶えたつもりだったが…。

モモは1973年刊、勿論 外国の作品で日本の社会事情と同一視できないが、日本では社会が忙しく動いた時期だった。翻って今、日本政府〈厚労省〉は「働き方改革」を唱えているが、エンデが50年前に自分らしい生き方〈時間の考え方〉を説いていることに驚かされる。
(上演時間2時間 途中休憩10分) 

ネタバレBOX

舞台美術は、中央壁に大きな丸オブジェ、時計の文字盤であり太陽にも観える。廃墟になった円形劇場の壁欠片(煉瓦模様)が幾つか置かれ、上手下手に街が描かれた大きな衝立2つ。全て可動式で表と裏がある。シーンに応じて舞台美術を動かし違う情景を観(魅)せる。音楽劇でもあることから歌でも楽しませる。

物語はモモと街の人々の仄々とした交流、そして街の人が灰色の男と「時間貯蓄銀行<口座>の契約」によって、今までの ゆったりとした暮らしから、時間を節約して慌ただしく暮らすようになる。ここまでが前半、後半はモモが街の人の奪われた時間を取り戻すため灰色の男と対決する。そのために亀・カシオペイアに誘われて旅に出る。

灰色の男をどのように捉え解釈するか。単に時間を預かる行為を通して、人々の生活意識…人によって”時間に対する考え方”は違うが、少なくとも効率的な時間の使い方をしてほしと善意であるか、泥棒してでも他人の時間で生きるという悪意か。結局 奪った時間も煙として消費してしまう。功利主義か利己主義か微妙なところであるが、いずれにしてもメタファーとして登場させている。

例えば仕事を通して、時間の効率的な使い方<管理>が求められるが、一概に否定はしきれない。しかし 時間の<厳格な>管理が必ずしも能率的とは限らない。現実的な視点と理想的な視点…そこに自分らしい時間の使い方⇒生き方が問われるようだ。灰色の男は自分らしい という主体性がない。他人(街の人)に、時間こそが全ての人に与えられた平等と言い、限られた時間を有用に と説くが、そもそも男の価値観が見い出せていないという矛盾。灰色の男は平べったい人形で、皆同じ格好をしており個性や名前<英数字の羅列>まで効率化したよう。”自分というものがない”灰色の男は、モモの「どうして?」という質問に答えられない。

人形劇を観て、音楽(歌)を聴いてといった表層だけでも楽しめるが、改めて「時間」という大切なことを考え学ぶ。生身の役者ではなく、人形というワンクッションを介することで、教訓臭にならない巧さ。そこに この公演の面白さがあり、幅広く奥の深い内容は観応えがあった。
次回公演も楽しみにしております。
LALL HOSTEL

LALL HOSTEL

おぶちゃ

MsmileBOX 渋谷(東京都)

2023/03/29 (水) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

アウトカム~僕らがつかみ取ったもの~

アウトカム~僕らがつかみ取ったもの~

劇団銅鑼

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/22 (水)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

銅鑼の安定感ある舞台を3、4作品観たが今回初めて映像で鑑賞。おなじみのシアターウエストで。独特なテイストがあった。理由は掴みとれないのだが、一頃もてはやされた町づくりワークショップの理想的展開の事例という感じで、参加者一人一人にもスポットが当たり、群像になっている。アウトカム(活動がもたらす結果。アウトプットよりは長期的・本質的な効果といった意味合いが強い)を評価する(事業評価)会社を作った男が「最後の営業日」でその銭湯を訪れる日から芝居は始まる。彼がそこで再会した旧友を誘いこみ、その旧友(主人公)の目を通して、事業評価を発注したプロジェクト(廃業を決めた銭湯を建屋ごと再活用する)の顛末を描写して行く、という構図になっている。このプロジェクトは町づくりワークショップの方式を用い、参加者間の関係性や、参加者個々の人生にも触れて行く。物語自体は、このプロジェクトというセミパブリック状況でのウェルメイドなハッピーエンド・リアリズム劇だが、浮世離れした感が、今の世のアンチテーゼにも思え、逆にプロジェクトを進める代行企業や出資者として参与する企業、その内情もチラッと出てきてリアル社会の縮図でもあり、そのバランスが独特。

LALL HOSTEL

LALL HOSTEL

おぶちゃ

MsmileBOX 渋谷(東京都)

2023/03/29 (水) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

コメディー要素が多めだがストーリーの芯は固まっており楽しめました。

オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演

オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演

劇団★ポラリス

THEATRE1010(東京都)

2023/03/24 (金) ~ 2023/03/25 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ良かった〜!
歌も見せ方も素晴らしい!
口コミ遅くなってごめんなさい。
良い時間をありがとうございました♪

ミュージカル「マチルダ」【4月18日18時の回、19日公演中止】

ミュージカル「マチルダ」【4月18日18時の回、19日公演中止】

ホリプロ/日本テレビ/博報堂DYメディアパートナーズ/WOWOW

東急シアターオーブ(東京都)

2023/03/22 (水) ~ 2023/05/06 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

第二部のぶっ飛んだストーリー展開に驚いた。
劇場が大き過ぎな気がしました。

Dramatic Jam 5

Dramatic Jam 5

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

役者の方々みなさんがかわいらしいのに、
笑いをしっかり「狙っている」発声、間の取り方でお芝居するのが絶妙にツボでした。

ネタバレBOX

「殺し屋」かなり面白かったです。ポムポムプリンさんの表情が最高でした。
ザ ラナバウツも出てくるとは...平成生まれ大歓喜です。

あの殺し屋の仲間に入ることがあったら、わたしのコードネームは「ぽこぽん日記」でお願いできればと思います。
2 tales × 4 feelings

2 tales × 4 feelings

朗読パンダ

あうるすぽっと(東京都)

2023/03/31 (金) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/03/31 (金) 14:00

座席1階

休憩なしの2本建て。「OL三国志」は曹操と時空を超えて会話をする奇抜な発想。今どき「OL」というのもどうかなと思ったのだが、そこはご愛嬌かも。

初日の舞台の舞台とあってか、作・演出の大塩氏が前説を行った。OL三国志は経営が厳しく理事長が引退を決意した予備校で、総務部など3部が予備校のCMを作成し、最優秀の部が理事長職を譲り受けるという展開。これがどう三国志と結び付くのかと期待してみるとおもしろい。
だが、コメディーと銘打っている割には思いっきり笑えるところが少ないのが難点。前説で「マスクは外せないけど、思いっきり笑ったり声を出したりしてもいいです」とあったにに、やや誇大広告か。
続く朗読劇は江戸川乱歩の黒蜥蜴。この物語を本格的に舞台化するのはかなり難しいと思われるが、朗読劇らしい手法で映像と照明による演出で展開する。朗読劇なので仕方がないがリーディングに負うところが大きく、やはり黒蜥蜴というビジュアル重視の物語を表現するのは少し荷が重すぎたような気もする。
迫真に迫っていたリーディングだったが、今ひとつ楽しめなかった。

誤餐

誤餐

赤信号劇団

ザ・スズナリ(東京都)

2023/03/25 (土) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/03/31 (金) 14:00

赤信号劇団の28年ぶり公演は、作・演出にKAKUTAの桑原裕子を迎える。面白い。(2分押し)108分。
 大学教授(渡辺正行)とその若い妻{那須凛),妻のバイト先の店長(小宮孝泰),教授の古い友人(ラサール石井)とその妻(室井滋)・息子(岩男海史),大学の非常勤講師(若狭勝也)が、色々な事情で教授の家に集まり、ちょっと不思議な午餐を摂りつつ、各々の誤算を考える、…、みたいな話。赤信号劇団だけに笑いを誘うが、それぞれの抱える「過ち」を若い岩男がブッ飛ばしてくれる辺りが楽しい。ベテラン4人の演技は流石なものだが、若い妻役の那須凛の演技は注目。笑いに来ている客が多く、そんなに笑う場面でもないと思う場面でも笑うのは、いい客だ、ということか。
 アフタートークに役者7人に加えて作・演出の桑原も加わり、とても興味深い話を聞くことができた。

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