実演鑑賞
満足度★★★
開場すぐにガチガチの集客と熱気。何だこりゃ、異様なムード。客のノリもさっぱり理解不能。アウェイの感覚で覗き見た。ドリフターズ&志村けんRespect。「シェー」なんかもあった。笑いの種類的には全く好みじゃない。上京大学生のコンパのノリ。「うわ、こりゃ失敗した」と思いつつ、凄く練られている構成、繰り返されるブリッジ曲とドリフ・ダンスに段々と嵌っていく。90分のリズムネタとして秀逸。台詞から合いの手から表情から全て完成された一本の作品。この系の笑いが嫌いな自分でも面白かったのだから、好みの観客には絶品だろう。
「この人、好きだな」と思っていた女優が終演後調べたらマタハルさんだった。何か良いよね。
ネットの大型番組、5人の挑戦者が賞金一億円を掛けて夢を追う。馬術選手(吉川瑛紀〈ひでき〉氏)、ピン芸人(ワタナ・ベリヨさん)、料理人(マタハルさん)、モテたい男(加藤将隆氏)、歌手になりたい女(小山ごろーさん)。コロナで番組が中断され、3年後まさかの再開。