最新の観てきた!クチコミ一覧

4861-4880件 / 182776件中
六英花 朽葉

六英花 朽葉

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

大正ロマン、昭和モダン2回ずつ、計4公演観ました。

あやめ十八番さんを初めて観て以来、毎年、好みは置いておいて、振りかえって総合点だとここが一番だなって思ってしまうんですが。
今年もこれを総合点で越えられるのに出会えるかしら……で、12月、まだ出会えてないですね。
観始めたら、どっぷりと演劇の夢の世界へ。
主要キャストとアンサンブルが入れ替わるダブルキャストって演劇の面白さを堪能出来るよね。
無声映画、活動写真弁士って題材も興味深く。
本当に面白かったの一言でした。

幽霊塔と私と乱歩の話

幽霊塔と私と乱歩の話

木村美月の企画

小劇場 楽園(東京都)

2023/03/01 (水) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

僕は、この芝居、今年観た全部の中でも一番好感もてたやつですね。
とにかく観てて心地よかった。
楽園とゆう、下北沢のたくさんある劇場のなかでも一番秘密基地感ある小劇場で。
幻想と郷愁のあたたかい芝居だった。
役者さんたちも素晴らしかったし、大掛かりじゃないけど工夫が凝らされた舞台上の演出も素敵だった。

チョークで描く夢

チョークで描く夢

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2023/09/07 (木) ~ 2023/09/18 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

二部構成がすごい活きてる。
一部も良い芝居なんだよね、良くは出来てるけど、今まであった範疇とゆうか。
現実はこの一部のところにも到達してない気もしたり。
一部を踏まえての二部、障がい者の社会進出がすすめば、当然、障がい者がハラスメントする側にもたつっていう。
役者の役の役の変わり方もすごい演劇的に面白くて、ね。
稽古すすめるにあたっても、このニ役は相当に考えさせられるだろうなって。
僕は基本、演劇として面白ければいいって立ち位置なんだけど、この芝居にはテーマ的なところでも唸りました。

ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-(7/29、30 愛知公演)

ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-(7/29、30 愛知公演)

劇団チョコレートケーキ

シアタートラム(東京都)

2023/06/29 (木) ~ 2023/07/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

シアタートラム(東京)にて観劇。

全体的にテンポが悪すぎて退屈だった。
エピソードがね、昭和のエピソードなんだよね。
だけど、舞台設定が平成っていう、違和感がありました。
ちょっと、テーマに頭でっかちになってしまった典型に思えました。
期待してたし、芝居のベースの部分の質の高さはさすがの一言だけど、自分は乗れませんでした。

十人のエスパーたち の殺人

十人のエスパーたち の殺人

カスタムプロジェクト

調布市せんがわ劇場(東京都)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

この公演、ほんと楽しいのですよ。
一応参加型の推理劇ですが。
積極的な参加ではなく、あくまでも回答者として、回答用紙に正解を記入ってだけなので、最近多い本当の意味での参加型や舞台上からの客席いじりが苦手だなって人でも安心していってほしいです。
そろそろ、ネタ切れとかも心配なんですが、続けられる限り続けてほしいな。

gagap

gagap

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/11/22 (水) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ベースは壱劇屋東京支部さんの竹村さんの芝居のうえに、ENGでお馴染みの華ある役者がオールスター集合みたいな構造。
東京支部さんのお芝居には欠かせないアクションモブ(ギャップル)のメンバーは、東京支部の劇団員さんや東京支部ではお馴染みの方々、更には今年解散した空想笑年の有賀太朗さんも。
スタッフにも、出演はせずともENGではお馴染みの方々の名前がチラホラ。

盤石の布陣。
実際、期待値は相当高かったようで、早い段階で全席完売。
最後に追加された見切れ席、通路席もあっという間に無くなりました。

実際のギャギャップは、その期待値をも超えた圧巻の芝居でした。
まあ、こういうヒーローものみたいなのは、どうしても受け付けないって人もいるのはわかるんですが、
そうじゃなければ黙ってみろ、面白いぞ!以上!、でお終いでいいかもしれない。

劇中で歌が効果的に使われており、さすがにこれはワードレスでは出来ないな、と。
2時間半、比喩ではなく見どころしかない、圧倒的なエンタメ芝居でした。

Pickaroon! -ピカルーン-

Pickaroon! -ピカルーン-

壱劇屋

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/06/24 (土) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

AB両方鑑賞。
壱劇屋メンバーによる一回限りの壱回は残念ながら見逃しましたが、11月の上映会イベントで、念願かなって観ることがかないました。

東京支部さん、今年はワードありの公演を続けられましたが、個人的なベストはこのピカルーン。
7人の悪漢たちの、ビジュアルも戦い方も含めた個性。
大切な無垢な存在を守るっていう寄り添いやすい一途な物語構造。
敵役の存在感。
舞台上に起きる表現もどれもこれも素晴らしく。
最高だったの一言です。

煙突もりの隠れ竜

煙突もりの隠れ竜

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

東京公演を鑑賞。

最初はとっかかりにくさを覚えたのですが、終盤は圧巻で結局面白かったの一言です。
コロナ以後、ついに解禁された通路演出は存分で、自分の席に向かって竹村さんが駆けてくる!岡村さんの背中で舞台が見えない!みたいに臨場感抜群の観劇になりました。

PARADURE -パラデュール-

PARADURE -パラデュール-

壱劇屋

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/04/22 (土) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初めて見た、ワード(セリフ)ありの東京支部さん。A・B両チーム観ました。
圧巻の2時間30分。構想が大きすぎるようで、正直、この時間でも十分に描き切れてないかなって。
そして、セリフについて。
やっぱりセリフってのは役者にとって、本当に大切なんだなって。
ワードレスのほうが魅力的だったと思ってしまった演者さんたちも、正直、居ました。
まだ、伸びしろがあるってことです。

時間たっての感想で、絶賛も並んでるので、辛口になってしまった。
そもそもが、凄い!し満足!の芝居ってうえで、あえていうならの辛口なので……汲んでください。

みんな幸せ

みんな幸せ

TOMOIKEプロデュース

小劇場B1(東京都)

2023/01/25 (水) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

僕はお気に入りのユニットだったのですが、解散してしまい結果としてこの作品が最終公演となってしまいました。
この作品は、ころがりかたが面白いですね。
え、そっち行くんだ!?みたいな。

犬の刺客2023

犬の刺客2023

友池創作プロジェクト

駅前劇場(東京都)

2023/08/01 (火) ~ 2023/08/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ちょっとトラブルで一部キャスト変更があったのですが、一応、男女バージョン両方を観ました。
やっぱり良い芝居だなって思ったし。
追加された役による視点の広がり、個性あるキャスティングによって、初演よりもぐっと華やかになったかな。
ただ、初演バージョンのシンプルな良さも捨て難いと思ったり。
芸人ものの傑作だと思います。

笑う

笑う

大川企画

王子小劇場(東京都)

2023/09/06 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

わけわからんと言えばそうなんだけど。
でも、現実のコミュって共通の言語や認識を持ってるっていう、幻想かもしれない前提があるだけで。
一皮剥くと、こんな感じかもな、とか思いました。

絡め取りプリンセス投げ

絡め取りプリンセス投げ

MCR

劇場MOMO(東京都)

2023/09/13 (水) ~ 2023/09/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

変な芝居で面白かったです。
ドキリとさせられる部分もありました。

死んだら流石に愛しく思え

死んだら流石に愛しく思え

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2023/05/26 (金) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

殺人鬼と殺人鬼が殺人の旅に出るロードムービー、でいいのかしら?
登場人物の個性なんてもんじゃないのも、物語の構造も、凄まじかった。
臭覚にも訴えかけられる、グレープフルーツのシーンは、一生のトラウマものかも。
でも、ちょっといい匂いだったな、なんて思ってます。

いや、本当に凄い芝居だった。

日記

日記

カリンカ

OFF OFFシアター(東京都)

2023/02/22 (水) ~ 2023/02/28 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

何か凄いことが起こるわけじゃなくて。
とある家族の日常がリアルに描かれるだけなんだけど、不思議と見入って面白かった。
小品だけど、今年観た芝居のなかでも印象に残ってる。
観客の立ち位置は、参加では無いし、のぞき見が近いのかな、でもやっぱり少し違う気がする。
よその家族を客席から見守る、そんな客席あるわけないのに、でも、そんな感じかな。

仮面劇・預言者

仮面劇・預言者

フライングシアター自由劇場

高田馬場ラビネスト(東京都)

2023/12/05 (火) ~ 2023/12/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

『フライングシアター自由劇場』27年振りの再始動作品。
ポーランドの劇作家で風刺作家として高名なスワヴォーミル・ムロージェクの『予言者』が原作。
ある国が荒れて群衆が首相官邸に押し掛けている。首相はもうすぐ“預言者”が現れて神託を述べると宥める。預言者を磔刑に掛け、生贄に捧げるのが古来よりの人間の慣わしのようだ。東方の三賢者もおこぼれを預かりにやって来る。だがやっと到着した“預言者”は何故か二人いた。

一億年前のドラゴンの卵が孵る話が挿話される。存在しない架空の生き物が孵るなんて。

開場時から出演者全員舞台をうろついている。楽屋がない設定で、出番のない時も上手か下手で待機している。

東方の三賢者トリオ、串田十二夜(じゅにや)氏はジャズ調で歌が上手い。太っちょキャラでコミカルな近藤隼氏。柳本璃音さんは華がある。
二人同じ動きになってしまう真那胡敬二氏と大森博史氏、凄く豪勢なキャスティング。いぶし銀。
首相に井内ミワクさん、妙な味。小間使いに串田和美氏。

コント崩れみたいなふざけたノリが続き、「ちょっと失敗したかな」と思う。だが脇に腰掛けていた串田和美氏が仮面を着け役に入った途端、世界は一変する。北野武だったり、川谷拓三だったり、三國連太郎だったり、砂塚秀夫だったり。声に秘密があるのかも知れないが、ぐっと惹き込まれ集中して観てしまう凄味。独りで映画を演っているようだ。いつの間にかに観入ってる。噺家の声色にも通ずるのかも知れない。金の取れる俳優。

劇中歌『草原のライオン』が凄く良かった。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

ステージ奥はバルコニーの設定で群衆のモノクロ写真が壁に投映される。暴動寸前に興奮した彼等の気を逸らす為、小間使いが綱渡りを用意する。今では老婆となったかつての綱渡りの少女は花柄の傘を差し群衆のはるか頭上を歩く。月の王子様に逢いに行くように。その時、突風が吹いて哀れ老婆は墜落死。このエピソードが本編よりも良かった。

多分、“預言者”が告げようとした神託は世界の破滅。“預言者”が二人共死んでしまった為、暴徒が国中を破壊して回るカタストロフィー。
存在しない架空の生き物とは“神”なのか、“宗教”なのか?

次回作は大空ゆうひさんがキャスティング!これは観たい。
くらいところからくるばけものはあかるくてみえない

くらいところからくるばけものはあかるくてみえない

果てとチーク

アトリエ春風舎(東京都)

2023/08/18 (金) ~ 2023/08/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったので、追加してリピート鑑賞もしました。

単奇怪な非日常感を味わえるカルトホラー的な作品として、すっきりしないわかりにくさも含めて、とても面白かったです。
考察しがいはきっとあって、そこには深いテーマ性が込められてるのでしょうが、それは観る側の資質、感性次第であり、作品自体では、押し付けてきたりはしてないと思う。
螺旋階段をおりての入場、闇とローソクの灯り(だけじゃないが)での観劇体験。
終演して階段を登ると、生き返る感じ。
ただ、何かが爪痕として残った感じはありました。

はやくぜんぶおわってしまえ

はやくぜんぶおわってしまえ

果てとチーク

アトリエ春風舎(東京都)

2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2回観ました。
スーパーカジュアル公演をうたっており、1回目は盛り上がってきたってところで終わってしまって、あれ?って感じでした。
ただ、2回目で物語としての高まりはぶつ切りになってしまったけど、テーマ的にはあそこで切るのは良い判断なんだなとは。
自分はエンタメ寄りの人間なんで、盛り上げてほしかった感もあった。
そこで笑いがおきるのは、この芝居的からは断罪されるようなもんだぜとか、思ったりもした。
舞台に現れる密度は申し分無しでした。

長い長い恋の物語

長い長い恋の物語

玉造小劇店

ザ・スズナリ(東京都)

2023/02/14 (火) ~ 2023/02/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

デリケートなテーマで、自分は苦手なテーマだったんですが。
これは観て良かったと、時間が経っても思ってます。
ウェットになりすぎたり、一方的な社会正義の断罪もなく、地に足がついた、等身大の血の通った芝居だった。
大阪に行ったとき、高架をくぐった瞬間に空気が変わった(思い込みかもしれんが)のを思い出したりしました。

熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~

熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~

演劇企画 heart more need

雑遊(東京都)

2023/11/29 (水) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

同じタイトルの作品でも出演者、演出、そして自分の年齢、環境によっても見方感じ方が違ってくるのを実感しました。きっと同じものは2つとないのでしょう。
カーテンコールのサプライズも良かったです。
遠藤さん、お疲れさまでした。今後のご活躍も楽しみにしています。

このページのQRコードです。

拡大