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幸演会

幸演会

オパンポン創造社

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/06/15 (木) ~ 2023/06/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

まず会場に入って目に飛び込んでくるのは今回のセット
なかなかに斬新な雰囲気ではあるんですよね
前説で野村さんも言われてたんですが少し上げるとかも、全体を見た個人的な感覚としては少し上げた方が良かったかなでした
これは見る位置によって変わるかもしれないなって感じではあるかな
このセット自体はもしかしたらご本人の心の中を今表すとしたらこんな感じのイメージなのかもしれませんね
始まる前から少し気になった自叙伝フィクションってワード、見終わったら納得の内容やったかもしれないですね
自伝的小説って言われるものなんですかね?
この雰囲気なかなかに良かった
小説的な物語って感じの作りに、どことなく伝わってくる野村有志さん自身のその時の気持ち、感覚みたいなものが
もしかしたら時間軸としてはあってるけど、おかれたシチュエーションは全く違うのかもしれないですけどね
そのあたりぼやかし方や構成はやはり上手いなって感覚にはなったかな
それぞれの役者陣がやはり上手いから作り出す空気感も凄いんですよね
殿村ゆたかさん相変わらずの独特な空気感
中川浩六さんは自劇団やとたぶん見られない雰囲気
なんとも言えないダメ男ですねw
成瀬遥さんの今回の雰囲気も独特なんですよね
笑顔が笑顔に見えなくなる不思議な感覚かな

『クロノス・ビギンズ』『あしたあなたあいたい』

『クロノス・ビギンズ』『あしたあなたあいたい』

演劇集団キャラメルボックス

AiiA 2.5 Theater Kobe(兵庫県)

2023/06/10 (土) ~ 2023/06/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

あしたあなたあいたい の神戸公演を観劇
関西で上演してくれるのがほんとありがたいなって思わせてくれる舞台
この会場は3階席まであるんですが、そこを満員って感じのお客さんは流石やなって印象ですね
そして始まる物語は前のクロノスとは全く違う角度?使い方?なんだけど、この流れもいい
そしてストーリー展開も巧みで上手いんですよね
ある意味でこれを話しても信じてもらえないってことを、これなら信じる?って感じを上手く演じてたりもするんです
そんな感じからのラストの展開がまた良かったりする
確かに覚悟、気持ちさえあったらそんな手段もあるよなって思わせる展開は思いつくようで、思いつかなかったかもしれない
このあたりの流れもほんと上手いし、無駄がないんですよね
時間を忘れる物語
カテコはトリプルコールからのクアドラプルコールって言うんですかね
鳴り止まない拍手がこの舞台の良さをあらわしてたかもしれない
それほど称賛したくなる作品やったってことです
なかなかここまで拍手が続くことはないんですけど
ほんといい物語でした

クロノス・ビギンズ を観劇
今回の神戸公演のもうひと作品が今日見させていただいたクロノス・ビギンズって作品
昨日見たあしたあなたあいたいとは同じものをコアに持ちながら、全く違う雰囲気を作り出してる
ほんと作品の作り方、見せ方が上手いなって印象なんですよね
この作品はどこか青春って感じのテイストを感じたりするんですよね
同窓会って感じでもあるのかもしれない
別にストーリーがそんな感じが出てきたりするわけでもないんですけどね
不思議な感覚
とは言えクロノスシリーズのひと作品なので、基本的には過去に物体を送ってってところは変わらないんですが、そのアプローチであったり、シチュエーションでここまで違った雰囲気の作品に仕上がるんだなって感じなんですよね
今回の作品は最初が全く違ったりするんですけどね
ほんといいのは過去が変わると未来ではってあたりのつじつまも、なんとなく納得の変化になってたりするところかもしれない
そのあたりもちゃんと描かれてたりするんですよね
ほんと見事は本だなって印象
そして役者陣もほんと上手くて引き込まれる世界でした

夜の初めの数分間

夜の初めの数分間

劇団牧羊犬

王子小劇場(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/19 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今回の公演も二度見ることができ、見る毎に理解が深まり、70代の私でも台詞や演技をより楽しむことができました。俳優さん、それぞれの演技に笑ったり、泣いたり。見終わったあと、一緒に見た家族との会話は何日も舞台のことばかりでした。

Meilleure Soirée

Meilleure Soirée

THE ROB CARLTON

ABCホール (大阪府)

2023/06/02 (金) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

かなり見事な劇中劇って感じ
ストーリー展開、見せ方が素晴らしすぎます
伏線のはり方も見事なんですが、回収の仕方が巧みすぎ
ほんと見せ方が上手いんですよね
構成もいいし時間を忘れて引き込まれる感じ
ラストどうするの?ってドキドキ感も上手いですね
やはり最初に見せてるからこその後半
あれっ?この先って…って思わせる構成がほんといい
頭の中にある流れがいい感じに作用するんですよね
そしてさらにそれによって楽しさが増す感じ
ほんと上手いなって思わされる流れなんですよね
どうするの?連続
最初の流れもいいんですが、真ん中のやり取りがまたいいんですよね
そしてそれが、後半に作用して行く感じもほんと素晴らしいなって引き込まれて見てた
それはやはり演じるものの上手さも大きいんですよね
ギャップみたいなものも上手く使われてる印象
見終わった後にほんといいものを見たなって気分になれるそんな作品でした
これは見逃すのはもったいない舞台やなって印象
見た回はダブルコール
とは言え何回目の?って謎な感覚になるそんな感じでもあったりするんですよ
このあたりも不思議な感覚やったりする

都島夜の文化祭2023

都島夜の文化祭2023

三等フランソワーズ

ホテル富貴(大阪府)

2023/05/30 (火) ~ 2023/05/31 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

短編の朗読によるオムニバス
朗読と言いながら本を持たずにって作品もあって、朗読だけでは無い感じ

そこにいぬ僕
いい意味で色々と裏切られていくストーリー展開が魅力的って印象の作品
やはり最初は男と女さらにはカップルやったふたりの奇跡的な展開?とかって色々想像してしまいますよね
そのあたりを巧みに突いてくるそんな作品かな

任務十八年
この作品は本が角田光代さんで中川さんやなかったんですよね
なんか気持ちがあったかくなる感じの作品
そのあたりはたねさんの作り出す空気感も大きかった気がするんですよね
ラストの感覚が秀悦な作品やなって印象
いいお話ですね

まっくろけ
これは朗読ではなく語り
本を持たずのパフォーマンスやったんですよね
これもなかなかに心温まる感じの作品
やはり木山さんの作り出す空気感も良かったんですよね
親子ってこんな感じの瞬間ありますよね?って感覚になる作品やったかもしれない

探してるんです
これが1番長かったんだろうか?
朗読と語りの中間ぐらいの感覚やったかも
ストーリーが進んでいくうちに、あれ?澤井ちゃん?クリスマスギャロップ?ってなっていく
この作品からあの作品が生まれたのかって作品
響さんの読みがまたいい

健康と健全
シチュエーションコメディって感覚になる作品はかなり好きやったかも
暗転が入る朗読ってなかなかレア
まあ哲州さん以外は語り…と言うより演技になってましたけどね
会話のすれ違いがほんと魅力的な作品でした

ふわふわぴょんぴょん
ラストにいい感じの情景が脳裏に浮かぶような魅力的な作品
おばあちゃんって設定がまた良かったりしたんですよね
ラストにはタイトルのセリフ
このセリフの表すところがいいなって思わせる
笑顔になるそんな作品がラストに♫

夜の初めの数分間

夜の初めの数分間

劇団牧羊犬

王子小劇場(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/19 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

平体まひろさんと井上薫 さん出演ということで取ったが、チラシが手に入らず前知識なく入場。
渋谷さんの構成・脚本が上手い。演者も皆さんテンポかいいし、なにせバランスが良い。タイトルの意味は最後に納得‼️超オススメ。映像化もあると思います。

塔をたてる

塔をたてる

劇団肋骨蜜柑同好会

新宿眼科画廊(東京都)

2023/09/16 (土) ~ 2023/09/19 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

良い舞台でした。随分経ってしまいましたが。
出来れば作家の苦悩などの要素を書き足したもう少し長尺のヴァージョンが観たい、と思った。
ヨネと薫子の会話、薫子と作家の会話の無い時間、などなど。
横室さんの薫子からアオになる瞬間の鮮やかさ、そして作家を諭すように語り始めるまでの変化、良かった。
寺園さんの所作も和装姿、美しい。作家と内縁の妻の日常風景をもう少し見たかった。

ネタバレBOX

先日DVDを予約。
早く編集して完成させて!
ハナコトバ -朗-

ハナコトバ -朗-

Daisy times produce

πTOKYO(東京都)

2023/12/27 (水) ~ 2023/12/30 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

B team観ました。バーでの朗読劇、今の季節に相応しい話で、カンパリソーダ片手に、まったりと楽しめました。

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)

ムシラセ

駅前劇場(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

全てのキャラクターのセリフが突き刺さってきたし、女子高生2人のやり取りで涙が止まらなかった。
今回は映像での観劇でしたが(観客の方達の協力で配信に至ったの感謝!)観に行きたかったなぁとつくづく思いました。

歌舞伎姐さんとウィスパー好き!笑

ネタバレBOX

ウィスパーが喋り出すシーンが好きです。そして目の前で自分と同じ道を辿ろとしている若者に厳しい言葉をかけつつも優しく見守ろうとしている所も。
あと地味に芸人さん達のネタが気になる小道具達!wクイックルワイパーだとかバットだとか!!それぞれの芸歴の長さを感じさせました。
『D地区×虹色りきゅーる』

『D地区×虹色りきゅーる』

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2023/05/30 (火) ~ 2023/05/30 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

D地区さんはダークディスコ
かなり個性的で独特な世界観
ほんとはどこを描きたかったんだろう?
恋なんだろうか?幽体離脱?
はたまた転生もの?麻雀?探偵?
かなり色んなファクターがてんこ盛りでついていけなくなったかもしれない
理解できて考えの波長が合う人にはたまらない作品だったのかも
とは言え個人的には変わっていくシーン、シチュエーションに全くついていけなかったかもしれない
なかなかに難しい作品やったかも

虹色りきゅーるさんは夢の中の軌跡
根底に流れるのはギリシャ神話なんですよね?
全くそのあたりの知識がないとついていけない作品やったかもしれない
と言うことは逆にそのあたり詳しい人にはツボなのかな?
独特な空気感で紡がれる作品はインパクトのある繰り返しのシチュエーションが…作られる空気感、役者の熱量は伝わってくるんだが…どうしてもギリシャ神話がわからないことがネックになる…?のかさえわからなかった…
これは個人的な知識の無さがネックになった感じかも…

3RDEYE〜自動運転車の中の死体〜

3RDEYE〜自動運転車の中の死体〜

劇団Lacrimosa

SPACE9(大阪府)

2023/05/26 (金) ~ 2023/05/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

少し先の未来
AIが発達して仕事が奪われていくような世の中
刑事は個別に捜査するんだが、そのバディーはアンドロイド
そんなコンビを中心に進む物語はなかなかに予想外の展開
まず会場に入って悩ましいのは座席
完全な囲み舞台なんですが、センターに少し高くなった円形の台
その感じと座席で目をイメージした感じを作り出してたりするんですよね
それもあって座る位置が少し悩ましかったりするんですよね
まあ、それを考慮した演出に…あまり…💦
これはかなり個人的な印象かもしれないんですが、結構演出が2方向からって感じになってた気がする
そのうちでも片方が多めやった感覚やったりする
やはり囲み舞台でどこからでもってのは難しい
しかも座らせてしまうのはこの舞台構成的には合わないんやないかと思ったり…
とは言えやはりいい演技をされてたのが成瀬トモヒロさん
やはりいい雰囲気と振り幅
今川和さんの変化していくアンドロイドの感じも良かった
そして井上芯さんが今回は大人の仕事ができる女って感じがなかなか良かった印象
この人の振り幅もやはり凄いんですよね

End of the day〜あすくる〜

End of the day〜あすくる〜

激富/GEKITONG

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/05/26 (金) ~ 2023/05/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

再演の作品なんですが、始まって前作の記憶が甦るんだが雰囲気違う
いい意味でかなり変化してるそんな印象やったりする
そして驚くほどにアドリブ?即興?の部分が多い気がしたんですよね
これはなかなかにランタイムが回によって変化しそうな気がする
たぶん客席の盛り上がりで変わるんやないかなって予感
そして日替りゲストさんの時間もたっぷりかな
メインのストーリー自体は変わってない
とは言え2021/2のこの作品はABCホール、今回は #2nd なのでステージの幅も全く違うので、演出も全く別の作品って感じに変化してますね
しかし物語自体の良さはさらにいかされてる
ほんと魅力的な作品に仕上がってるそんな印象の今回な気がする
そう言えば前回はダブルキャストやったかもしれないですね
そのあたりの変化も今回大きく印象が変わってる一因なのかもしれない
やはりいいのがメインのおふたり中尾周統さんと田北良平さんなんですよね
ふたりの息もあってるし変化する空気感も見事やったりするんですよね
なんかステージで久しぶりに見られた気がするのが閏井塁さん
やはりダンスも良かったりするんですよね
そしてその相棒の様な存在が香村彩矢さん
やはりこの女優さんいいなって思わせてくれる
あまりダンスの印象無かったんですが、今回キレも凄い
やはり見事な空気感を纏われる

箱庭からの夜想曲

箱庭からの夜想曲

route.©︎

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2023/12/29 (金) ~ 2023/12/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/30 (土) 14:00

「箱庭」ダークファンタジー・シリーズの第4弾。独特の世界観に浸る。(3分押し)84分。
 子どもが作るおもちゃ工場の、「箱庭」と呼ばれるおもちゃ達の住む世界での出来事…、という世界観で描かれたシリーズ。10月の『PARADE:』から始まり、王子での2作品を終えての第4弾。今回もちょっとダークなファンタジーが展開されるけれど、ちょっとハッピーな展開がダークになるというあたりで気分が落ちるが、最後に希望が見えるあたりは少し救われる。間が多い演出は好みではないのだが、独特の世界観に浸ると、それはそれで心地好い。
 タイトルの「夜想曲」は「ノクターン」と読む。

日本演劇総理大臣賞

日本演劇総理大臣賞

ロデオ★座★ヘヴン

駅前劇場(東京都)

2023/12/27 (水) ~ 2023/12/30 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

年末に見られて良かったと思っています。
今年だけではありませんが、幅広いジャンルでの公演があるのも、こうした時代を経てのことなんだろうなと感じられました。

ネタバレBOX

票を変えていくんだろう、ということは推察できましたが意志の硬そうな委員の方々を諭していく過程が見事でした。
なぜ投票したかということも、なぜ意見を変えるのかも、あれだけの時間なのに無理がほぼなかったように思います。
びといーん、ぱす、と…

びといーん、ぱす、と…

新雪/深雪企画

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2023/12/28 (木) ~ 2023/12/30 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

栞の感情の根幹は冒頭シーンにあると思うが、中盤の闇が唐突に感じ、終盤の感情が受け取りきれなかった。
とはいえ、岡さん宮沢さんの一人二役は楽しいし、岡さんのラストの演技は圧巻。
Bチームでは宮沢さんが栞をやるとの事だが残念ながら観れず。

『横連合×凡タム』

『横連合×凡タム』

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2023/05/23 (火) ~ 2023/05/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

横連合 ミシルガント
かなり個性的な作品で個人的にはよくわからなかったかもしれない
それはその人の趣向によるんやと思う
ハマる人にはって感じ?

凡タム ヤオヤデンキヤ
さびれた?寂れかけてる商店街の八百屋と隣合わせの電気屋
そんなシチュエーションで始まる作品はびっくりな展開をみせる
それはストーリーもなんだが、見せ方が巧み
ある意味アトラクションを体験してるような
セリフや表情もいいんだが、小道具の使い方、体の動きが驚くほどに良かった印象
個人的にはかなり好み
ここまで印象的やった火ゲキの作品もかなりレアってぐらいのインパクトやったかもしれない
ほんと素晴らしい作品やった
凡タムさんやはりいい作品を作られるなって印象でした

いつだって、はじまれる。

いつだって、はじまれる。

うさぎの喘ギ

ウイングフィールド(大阪府)

2023/05/11 (木) ~ 2023/05/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

少し難しいテーマかも
結構行ってるウイングフィールドなんですが、まずは会場に入って驚く
そこには雑貨屋って空間が、本まで扱う学生が好みそうな…一時期流行った感じの空間、そんな感じの中に置かれた椅子が観客席になってたりする
これは入った瞬間の驚きはかなり大きいかも
そこで働く人、さらにはそこでサイン会をする予定になったアイドルを中心に進む物語
まあ、アイドルは映像だけではあるんですが、作品のコアな部分をって感じではあるんですよね
そして作品の根幹はADHDなんですかね
ASDやLDとは切り分けが難しい感じですが
少し前にドラマにもなってた、少し難しいテーマかなって印象
これは周りの理解がほんと難しいんやないかなって思うんですよね
まあ、そんな感じが描かれてる作品やないかなとは思うんですが、それへの指針みたいな感じではなくこういう事もあるって感じなのかも
妹とのやり取りはさらなるテーマも見え隠れしたりするんですが、やはり人の多様性、色んな価値観がってところをテーマにすると安直には結論は出ないかもしれないですね
なかなかに個性的な空気感の作品やった印象
でも新しい公演のスタイルへのトライやったかも

【大阪公演】『NEVER EVER NEVER』

【大阪公演】『NEVER EVER NEVER』

@emotion

ABCホール (大阪府)

2023/05/12 (金) ~ 2023/05/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

なかなかの大所帯で繰り広げられる世界はピーター・パンの世界観
とは言えその世界観をベースにした全く違う物語って感じ
そんな世界観をダンス多めに、さらに殺陣も入れながら広がる感じですかね
完全にピーター・パンの世界観なんですが、そこにアドオンされるのはある意味ではピーター・パン症候群なんだろうか?
そのあたりは見るものによって感じるものは違うかもしれない
ど直球の華やかさを楽しむだけのエンタメって感じではなくって印象やったかもしれないです
まあ、エンタメも色々あるし、めっちゃ考えないとってのもあったりしますけどね
ほぼ初見さんって感じのご出演者さん
印象的やったのは斉藤有希さんの明るさと表情
いいキャラされてるなって印象
梅田悠さんの美しさも印象的やったんですよね
殺陣の動きも良かった
遠藤しずかさんもジワジワ後半にいいイメージがって感じやったんですよね
人魚やこども役もいい雰囲気多かったんですよね
そして久しぶりに大阪でって感じやったのが中山さつきさんやったんですよね
何年ぶりの生の舞台って感じ
なかなかに可愛い個性的な役やった印象

中之島春の文化祭2023

中之島春の文化祭2023

ABCホールプロデュース公演

ABCホール (大阪府)

2023/05/05 (金) ~ 2023/05/06 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

Aブロックを観劇

ステージタイガー 灼熱ニ声
最近のステタイさんではなく少し前の雰囲気の作品やなって感じたかもしれない、熱い応援団の物語って印象やったかも
最近の作品の雰囲気もいいんですが、この熱い体力勝負みたいな世界もステタイさんらしくて良かったかな
ほんと体力勝負、声の負担も半端ないって感じやったかも
表ではステージタイガーさんホットドッグが復活、やはりこれが無いとね
今日は喜多彩葉さんも売り子さんとして参加

ゲキゲキ/劇団『劇団』いるみねいと
この作品も見るのは2回目やったかな
いい作品なんですよね
売れないバンドマンとそれを支えてた彼女、それが長く続くとありがちな展開ではある
この作品も見るのは2回目やったかな
いい作品なんですよね
売れないバンドマンとそれを支えてた彼女、それが長く続くとありがちな展開ではある

桂紗綾アナウンサー(落語)
アナウンサーさんの落語ってどんな感じ?って思ったら、古典もされるようですが今回は創作落語
しかもアナウンサーならではって感じのネタやった印象
この滑舌は他の職業の人やとかなり難易度高いんやないかってお話しやったんですよね
そして普段とニュースのギャップが⭕️

石原正一ショー 十七歳の地図夫
始まった瞬間から世界観は尾崎豊さんって感じ
そこにプリキュアに戦隊モノ?
これだけ書いてたら意味わからないかもですが、そんな世界観やったりするんですよね
そしてラスト?役者紹介?にはさらにシン・仮面ライダー
ここはたぶん?間違いなく映画見てないとついていけないかもって思いながらも、見てたら面白すぎる流れやったりしたかな

空宙空地 さんは『ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常』
この作品って再演やったのかな?
個人的には見られてない作品やったので新鮮ではあったんですけどね
最初に気になるワード『走馬灯』そこから始まるほんとどうでもいいってなる思い出たち
深い思い出を思い出そうと思っても出てくるのは、そんな些細な意見の食い違いや、言い合い、喧嘩や好みの違いやったりする
しかしそんな感じが実は幸せな日々やったのかもしれないって思わせるラストが秀悦やった印象
テンポもですが見せ方やセリフの言葉の選び方もほんと上手いなって作品

Bブロックを観劇
春野恵子 さんの(浪曲)
4年ぶりの #中之島春の文化祭 は #ABCホール開館15周年記念 でもあるんですよね
今回の浪曲はここまでの15年の歴史をって作品になってました
こういう感じをあまり親しみの無い浪曲で触れるのも新しい出会いになる魅力的なパフォーマンス

劇団SE・TSU・NA サクラユク
少し?かなり不思議なふたりの娘の母のお通夜での物語
ほんと不思議な流れをみせる作品は序盤ほんとにドタバタって感じではあるんです
その感じがまた良かったりするんですよね
何もない田舎が嫌で出て行った娘
母が死んだことによって久しぶりに帰る故郷
少し変わってるのは母はイタコだったってことかな?
それは妹にだけ強く受け継がれた霊感だったりもする
そこから登場するのがある意味ではマジックアイテムw
バタバタしながらもラストはいい話を見たなって雰囲気の作品かな

ばぶれるりぐる
独特な雰囲気を作り出される印象の団体さんですね
方言を大切にされて、そこから生み出される感じの世界観が魅力的
今回は鷹匠ってものにスポットを当てておられるんですが、ある意味でホットなワードなそうな
それは軽いアフタートークでお話しされてたことなんですけどね
喫茶店での男女の別れ話の物語なんですが、謎に流れを作り出すのは喫茶店のマスターやったりする
この辺の流れも良かったりしたんですよね
役者陣がパワフルで繊細な演技をされてた印象で、ほんと素敵な作品でした

無名劇団 コインランドリー改
もう最初にブラが落ちてる時点で波乱しか無いってシチュエーション
これを次々に手にしてしまう男たち、そして勘違いがさらに迷宮に誘うような展開
読めそうで読めない流れに翻弄される男たち
ラストには…
この作品も再演やったのかな?
とは言え初見やったので新鮮
この勘違いやワードの取り方によってって流れはいいんですよ
そうしたらそうなるよねってわかっていながらも、ハマっていく感じが魅力的な作品でした

Cブロックを観劇
N-Trance Fish
これは前回の公演のあるシーンを切り抜いた感じの作品ですかね?
とは言えそこをさらにブラッシュアップって感じですかね
始まりは男たちの踏み絵との葛藤から
そしてそこから一気に華やかなダンスシーンへと変化していく
それは妖艶でいてパワフル、それにさらにコメディって要素を加えていくんですよね
なかなかに複雑にそのあたりを融合してる作品やったりするのは、ほんと個性的やなって印象
ラストは…w

十三クラブ
短編集って感じの構成でしたかね
そんなに長くは無いシーンを時系列的に積み重ねていくような作品
最初のレタスが最後まで気になってたかもしれないw
結果的にはなかなかにドラマチックな展開をみせていくんですけど
笑い多めのイモちゃんの一生って感じかな

カヨコの大発明『Hey!Ho!Let It go!』
この団体さんらしい歌と演技の見事な融合って感じの魅力的な作品やった印象
あまり細かいことを書くといろんなところに引っかかりそうな作品かな?
最初から引き込まれるような歌声、そこから始まる話の展開も引き込まれる印象しかなかったかもしれない
個人的にはやはりカヨコの大発明の作品って好きやなって思って見てました
そしてご出演の役者陣もほんといいんですよね
そしてワードがたまらなくいいチョイスされるんですよ
ラストも良かった

匿名劇壇 透明な管理人
この作品ほんと頭をフル回転しないとついていけない、しかしその感じがほんと魅力的な流れになってた印象
最初いったいこの空間に何人の人がいるんだろう?
そして誰と話してる?
そんな感じになるんですが、いつのまにかこの世界に引き込まれてるんですよね
それは脚演の良さもありながら、役者のポテンシャルの高さもあるんですよね
見えないものが見える…様でって感じがこの作品の魅力やったかもしれないですね
やはりいい作品を作られるんですよね

オパンポン創造社 サブサブサブ
ある意味で終わってる様で何も解決してないのかもしれないのが、この作品なのかもしれませんね
駅のホームでやり取りされる3人の男たちの物語はある意味で噛み合ってる様でまったく誰一人噛み合ってない
この作品もほんとワードのチョイスが秀悦なんですよね
いつの間にか誰が正論を言ってて誰がそうで無いのかわからなくなっていくんですよね
でもそんな感じをいつのまにか楽しんでたりするんですよね
やはりこのあたりは本の良さ、さらには演技の見事さなんですよね

Dブロックを観劇
ダイナマイトしゃかりきサ〜カス
屋外ステージにもご出演と言うか、最初と大取をされる中心的な存在のハーモニーが美しい男性1人、女性2人の構成のグループ
今回は手話を入れるなどハーモニーに視覚までって感じの素敵な歌を披露されてた印象
こう言う変化もほんといい

男肉 du Soleil
これは間違いなく好みが分かれる感じやと思うし、今回の演目と普段されてる作風の違いも全くわからないのでコメントが難しい
セリフが聞き取りにくく言われてることが入って来なかったのも大きいのかもしれないんですよね
最初からの変化も不明やったかな

笑の内閣 笑の内閣のZOOM演劇ABCホール版
まずは高間さんの語りから始まる
そしてこの作品のコンセプトって言うか状況、コロナの最初の頃の生の舞台を作ることがほんと難しくて手探りやった頃の記憶を戻す感じから始まっていく
ほんと最初の頃はzoomて何?って世の中だった
そしてそれを使いこなせるもの、これから始めるもののイラダチみたいな感じを思い出させる様な作品やったかもしれない
そしてどこの劇団も最初はこれに近い様なやり取りが裏ではあったのかもしれないなって思わせる作品

ABCテレビアナウンス部です。
朗読で紡ぐ物語はサイコスリラーって言葉が合うんだろうか?
なかなかに引き込まれる世界を作られてて、ラストにワクワク、そしてドキドキさせられるストーリー展開
アナウンサーさんらしい感じもいいんだが、やはりラストの桂紗綾アナがいい

本若 剣劇
王道の殺陣芝居を持ってくるのかと思ったら意外?にある意味でコメディ作品やった印象かも
コメディって言いながらも殺陣の美しさや、舞の優雅さを入れながらもコメディタッチも入れてくるある意味で結構盛りだくさんの難しいことをやられてるのを感じさせない良さやったかも
確かに本若さんでもそんなシーンはあるが、それをクローズアップした様な魅力的作品

Eブロックを観劇
NICO×frogs produce 関西の役者が踊ってみた 梅子のお引っ越し
ダンスを多めに入れてくるんですが、これがやはりいい
そしてそれがニコフロさんの作品の良さやったりするんです
これはミュージカルとはまた違った物語への曲とダンスのコラボレーションって印象
ご出演者さんも多いんだがABCホールなら問題なし
物語の中心にはこのおふたり亀山貴也さんと成瀬遥さんがご夫婦としていい存在感を作られてたんですよね
そして今回の作品はたたみかけるように訪れる引越し業者
普通ならありえない感じに進むストーリーそしてラストもいい
次回のオオサワシンヤさんは注目?
彩月ユウさんのダンスもいいんですが、やはり表情と言うか表現がいい
そして一匹狼の引っ越しやってw
しかしそれを表現するポテンシャルが見事やったのが中村るみさん
登場から圧巻
やはりこの作品の空気感は成瀬遥さんであり植松ゆきさんなんですよね

彗星マジック 魔法少女ライジング
この作品は元々はメガネ6のアフターイベント植松ライジングで上演される予定やった作品
最終的にはDVDの特典映像となり、その後カフェ公演で一度上演されての再演ですかね?
ほんといい作品
そしていいブラッシュアップをされてる印象
それは池山ユラリさんの衣装もびっくりのクオリティ
さらに作る空気感が良かった
そして山本香織さんの存在感がほんといいし、絶妙なタイミングのセリフがたまらない
ラストもほんといい作品で引き込まれる世界

喜劇結社バキュン!ズ
最初のシチュエーションから謎しかない作品
しかしこの感じ、そして正論?真っ直ぐすぎるツッコミがツボに、ジワジワくる感じの作品
ある意味で全く意味不明なシチュエーション、そして気になるのにそこは触れないんやがラストに怒涛の伏線回収かな

劇団レトルト内閣 超能力人・沙耶 ~ダイバーシティ・バス~
最初の設定がなかなかにいいんですよ
この後の片岡自動車工業さんを見にいくためにバスで急ぐ女性
そこにバスジャック
少し非現実な要素がいっぱいなんですが、その絡み合い方がほんと魅力的な作品
福田恵さんの真っ当なツッコミもいいんだがたはらもえさんの正当な感じなんだが理不尽に責めるのもいい
とは言え佐藤みかさんの空気感がたまらなかったかな
ラストの表情、そして演出も良かった

片岡自動車工業『THE SECOND TAKE』
ある意味でこの作品はコンセプトと言うか設定がいいんですよね
この角度で作品をって視点でまずは上手いって
流れも、起きるトラブルっぽい感じも魅力的
そしてキッチリそこも入れてくるんやがお菓子w
まあ当然やけどその入れ方も上手い
そして役者陣の作る空気感もたまらないんですよね
ほんといい座組やなって印象
いい作品はラストも当然いいんです
2ndテイク見たかったw

Fブロックを観劇
変ホ長調
仲が悪い様でめっちゃ仲がいいとしか思えない2人の会話で進む物語
他愛もない日常の風景の様でそうでもない様な不思議な空気感やったりするんですよ
ほんと独特な空気感とテンポで進む感じの物語
ラストはそう来るんですかって感じではあったりするんですけどね

壱劇屋 寿司ミュージカル 鮨劇屋
この作品は再演ではあるんですが、びっくりのブラッシュアップやった印象やったり
この作品の最初って2018年の東寺でした?
その後も何回かされてますが、メンバーもかなり変わってのパフォーマンスではありますしね
独特なリズムで紡がれていく不思議に引き込まれる作品やったりするんですよね
言葉のチョイス、テンポ、リズムで作り上げられる不思議なせかいではあるかな

THE ROB CARLTON『LOW-KEYED PLAY 4』
4年ぶりにまた拉致られて謎な場所に連れ去られ監禁される闇の世界で生きる3人…いや今年は1人増えて4人
そんな4人は謎の課題をクリアーしないと脱出できない
そんな理不尽な状況の中、最初に語られるのは…3年も何もなかったのに…
もうここを使ってくるだけでいい始まり方の予感しかしない
そこから難題に向き合って行くんだが…
この流れもほんといいんですよね
結局ラストは…来年へって感じなのかもしれませんねw

田川徳子とユニット美人 金の魚
この作品ってある意味で本当は恐ろしいグリム童話って感じなのかもしれないですね
最初は間違いなくわがままばかりを旦那に押し付ける妻の話なんですが
いつのまにかその構図から外れて行くんですよね
そして最終的には…
なかなかに複雑なストーリーてんかいではあるんですよね
神話っぽい側面もあったりする
最終的にはその存在って神?とはなるんですが、謎が残る感じではあるんですよね
なかなかに複雑な物語かな

MousePiece-ree『ルパン三世 魂』
始まった瞬間その世界観はすぐに納得なんですが、やはりストレートには来てくれないのがこのお三方
ほんと独特で個性的な空気感を作られるんですよね
またそれがいいんです
そして久しぶりに見られたのが、新作の謎のカードゲーム
やはり中之島春の文化祭と言えばって感じでもあるんですよね
今回は真ん中にテーブルがあるからどうするのかと思ったら…やはりいい感じにずらしてきますね位置
ラストのパロディもいい感じ
大取に相応しい作品でした

狂人なおもて往生をとぐ

狂人なおもて往生をとぐ

TAAC

小劇場B1(東京都)

2023/10/27 (金) ~ 2023/11/01 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

矢継ぎ早に繰り出される出のセリフに詠うような愛子のセリフの不協和音、歪んだセット、見えない関係性と居心地の悪さが付き纏う。
それでいてTAACの作品に通底する静謐な美しさを感じた。
これが書かれた時代は、権力に対する反体制としての意味合いがあったかも知れないが、今作は家族関係や社会の関わりなど、現在も色褪せることなく上演されていた。
狂気をはらんだ出役の永嶋さんが素晴らしかった。
セットや仕掛けらた演出が印象に残る。

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