ほがら村、避難訓練会議
NO DAY BUT TODAY IN ACT
上野ストアハウス(東京都)
2024/05/29 (水) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
この世界の片隅に
東宝
日生劇場(東京都)
2024/05/09 (木) ~ 2024/05/30 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
大原櫻子さんの回を観劇
ミュージカルシーン中のアンサンブルのモーションが上手い。大戦中の日本が舞台であり、和のテイストがある曲にも関心した。動きは輸入の動きであったため、新たな表現にはたどり着いていない。
構成は分かりにくく脚本家の力量が足りていない。多くの場面や人を感動的な思い出として描こうとしており、シーンが物切れかつ、会話の積み重ねではなく印象的な台詞に頼った流し方をしている。最後まで見ると理解できるが、時系列や起こったことの意味が分かりにくい60分くらい進むのは、原作を知っている前提ということだろうか。実際に2曲目から客席に泣き声があり、ほかの媒体で筋を知っていれば感動作なのかもしれない。
演出、脚本に一貫性がなく舞台として十分に成立していない。
(株)デスゲーム工務店
電動夏子安置システム
赤坂RED/THEATER(東京都)
2024/05/29 (水) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/05/29 (水) 19:30
ベテラン劇団の安定の笑いだが、ちょっとブラックが入ったところも面白い。120分。
とある工務店はダークな仕事もしているが、その仕掛けに引っ掛かってしまった人々の脱出ゲーム、…的な展開。それぞれが個性的な登場人物の描き方も巧いし、ダークなんだけど笑える/笑ってしまう。前作『オスカーの教室』のネタを引っ張ってきたのも面白い。道井・新野・下平らのベテラン陣も相変わらず巧いが、前作に続いて出演した若手?の岡崎桃子・澄華あまね等の存在感が面白い。
ゲキ×シネ『メタルマクベス』ツアー2008
ゲキ×シネ
新宿バルト9(東京都)
2008/05/24 (土) ~ 2008/06/13 (金)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
2024年5月16日11時35分 ゲキシネ ブルク13
やっぱり映画は親切で良い。ここを見るんだ!ここを見ておけ!!がはっきりわかる。
ダンカン王を殺し、マクベスが新王になった時に客席の方にわずかに顔を向けながらほくそ笑むマクベス夫人の表情や、後半、殺人者の汚れた手についた血が取れないとハエのように手をすり合わせた末にベッドに倒れて流す涙が分かるのは、前方席の、それも松たか子マクベス夫人に注目していた人だけと思われる。ほんの一瞬目を離したり、遠くの座席だったりしたら、見落とすのではないだろうか。映画はちゃんとそこを捉える。
生でも見たかったけれど、こう言うことがあるとゲキシネにしてくれてありがたいとつくずく思ってしまうのでした。
内野聖陽さんは「きのう何食べた?」を見てから好きになれましたが、このマクベスを見ていたらもっと早くに好きになれたかもと思う私でした。
BUTCHERBIRD
GROUP THEATRE
浅草九劇(東京都)
2024/05/29 (水) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
観てきました。一言で言うと「切れ味鋭い」という感じですねえ、比較的若い役者さんで構成されていたのですが、機敏な動きと重たい題材を取り上げた演技、演出上少々雑な所もありましたが、大した問題はありません、今後改善していくでしょう。今後の活動に目が離せないかも。
マスターピース
余人会
イズモギャラリー(東京都)
2024/05/28 (火) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
べつのほしにいくまえに
趣向
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2024/05/23 (木) ~ 2024/05/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/05/25 (土) 13:00
テーマ設定が良かったよね。社会の変質に合わせ結婚も形を変えるべき、ってのは本当にその通りだと思う。
脚本からその端々は覗くんだけど、大きな枠組みをバン、と提示するみたいな(何親等まで結婚できるようになるの?重婚出来るの?離婚後の親権は?とかをまとめた)瞬間はあっても良かったかな、と思います。
役者は以前の趣向で見てきた、手慣れた人が多かった印象。また、登場人物多いが最終的に印象に残らない人はいなかった。
べつのほしにいくまえに
趣向
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2024/05/23 (木) ~ 2024/05/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いろんな問題が編み込まれているのだけれど、それをこんがらがることなく、シェイクスピアの世界や横浜の街を借景に描いていく力に惹かれる。見入った。
団地ング・ヒーロー
コケズンバ
サンモールスタジオ(東京都)
2024/05/21 (火) ~ 2024/05/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
現実のヒーローは.....
ヒーロー役の声の良さが印象に残ってますが、
怖さと笑いがミックスしており、面白かったです!
LALL HOSTEL
おぶちゃ
MsmileBOX 渋谷(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/05/26 (日)公演終了
世界ギュルルン滞在記
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2024/05/15 (水) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
見上げたらメンチカツ
艶∞ポリス
食堂ミアゲテゴラン(東京都)
2024/05/17 (金) ~ 2024/05/30 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
さて、今日私はどこで演劇観たでしょう?
もうこの質問から始まる時は、だいたい艶∞ポリスでございます!
昨年から始まった艶∞ポリスのこの新シリーズ。演劇の敷居を下げ、もっと身近なものにするべく暮らしに紐づく様々な場所で新作の演劇を上演しています。
1回目『生意気なからあげ』は目黒川沿いのおしゃれなカフェで、前回の美容室で上演された『角刈りのカリスマ』は、初回のカフェ公演を観た美容室の方から繋がった企画でした。
そして第三回目となる今回はなんと"居酒屋"で観る演劇、『見上げたらメンチカツ』。
前回の美容室同様に学芸大学の街と文字通り杯を交わすような企画で超楽しかった!
演劇はまだまだ街や暮らしと手を繋げる。
劇中に「私はこの店じゃなくて業界全体のことを考えてるんです」みたいなセリフがあった。キャラや文脈から笑える一言としてしっかり機能しているそのセリフになんだか私はグッときてしまった。それはそのまま演劇の敷居を下げ、劇場となりうる場所を拡張していく劇作家・岸本さんの姿に重なった。
上演場所や上演時間(1h)などの趣からイベント的に見えるかもですが、毎回しっかり岸本鮎佳ワールド満載の劇世界が広がります。人々の悲哀と可笑しみがぱちぱち点滅する艶∞ポリス喜劇をベースに、実際にそこで働いている方を巻き込んだ物語はまさにその場で上演する"ならでは"な意義がある。
今回も実際にこの居酒屋で働いている方も出演されていて、理屈では太刀打ちできない、彼の日々や生業に裏打ちされた圧倒的な存在感と説得力にグッときました。異業種とのタッグと接続によって「営み」というものについて様々を想像させられるし、演劇を通じて唐揚げやメンチカツなど商品PRを成立させてるのも面白い!
岸本さんの仕掛けや試みからはいつも演劇が決してコアな世界で収まらない、という可能性を教わるような気持ちです。演劇が詳しい人だけのものじゃないということ、もっと手の届きやすい場所や価格でさりげなく街に存在したらいいのだということ。内々には収まらない、常に外に向かっていく演劇。それは外に持ち出す人がいなければ当然始まらない。私は岸本さんの試みに共鳴するいちライターであり、艶∞ポリスの新たな演劇を待望するいち生活者でもあると改めて痛感。
しっかりレモンサワーとメンチカツ、なんなら梅水晶と焼きそばも食べたくなった(し食べた)最高の協働演劇!ずっと追いかけたい!
演劇って気軽には誘いにくい節があるけれど、艶∞ポリスのこの企画なら演劇観たことあってもなくてもいい、家族や友人と楽しく観られる。可能性が詰まった名企画です。場所のひらかれ方、演劇を初めて観る人への工夫、体験としての演劇の追求。観客の方の反応を見ていても「満足度の高さ」がひしひしと伝わる観劇でした!
いのうえ歌舞伎 「蒼の乱」
劇団☆新感線
東急シアターオーブ(東京都)
2014/03/27 (木) ~ 2014/04/26 (土)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
2024年5月21日 ゲキシネ(横浜ブルク13)
天海祐希さんが超カッコ良かったです!(語彙力が貧しくて済みません)
早乙女兄弟の殺陣はさすがでしたし、平幹二朗さんの二役も面白かった。高田聖子さんが意外に普通の感じの役をやっていました。そして、橋本じゅんさん演じる馬!!が舞台の仕掛けとして見事でした。
ゲキ×シネでは上演時より30分凝縮させたオリジナル版とのことで、生舞台版も見てみたかったです。
髑髏城の七人 Season花
TBS/ヴィレッヂ/劇団☆新感線
IHIステージアラウンド東京(東京都)
2017/03/30 (木) ~ 2017/06/12 (月)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
2024年5月28日 ゲキシネ(横浜ブルク13)
今回も笑わされたりハラハラさせられたり。ハラハラの方が格段に多いのですが、贋鉄斎(古田新太)がもう最高に笑わせます。絶対やりたくはないけど、その痛みわかる〜。
最後までハラハラドキドキでしたが、そこに落ち着いて良かったわ。
劇場がIHIステージアラウンド東京だったので、カーテンコールが豪華でした。そう言う順番で舞台が組み立てられていたのね!
中之島春の文化祭2024
ABCホールプロデュース公演
ABCホール (大阪府)
2024/05/04 (土) ~ 2024/05/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
Fブロック観劇。
●劇団レトルト内閣
出口のない理髪店
ホラー👻っぽくて好き💕
●変ホ長調
Final進出㊗️
●彗星マジック
残された姉に蝉が…前を向いて🙏
●N-Trance Fish
アルバイトしつつ…60迄ガンバ💪
●MousePiece-ree
身の毛もよだつ尾沢奈津子殺人事件?
愉し😁
中之島春の文化祭2024
ABCホールプロデュース公演
ABCホール (大阪府)
2024/05/04 (土) ~ 2024/05/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
Eブロック観劇。
●コマツマツリ
2.5次元猿かに合戦!
臼GoodJob👍
●匿名劇壇
借金取立 with タイムレコード?
匿名World愉し😍
●STAR☆JACKS&Cheeky☆Queens
木村甚八物語 泣けた😢
●男肉 du soleil
宇宙船?
鼠講🥴?
●メガネニカナウ
スナイパー in お祭り?
恐っ😱
中之島春の文化祭2024
ABCホールプロデュース公演
ABCホール (大阪府)
2024/05/04 (土) ~ 2024/05/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
Dブロック観劇
●無名劇団
3度目の世間様、何度観ても愉し🤩
●中野劇団
結婚報告と友人代表挨拶?
ムッチャ面白っ😂
●劇団壱劇屋
足音とマイム👌
●ABCアナウンス部です。
被害者の会!
メロス迷惑野郎やん😡
●テノヒラサイズ
小劇場あるある、先輩のアドバイス?愉し😁
中之島春の文化祭2024
ABCホールプロデュース公演
ABCホール (大阪府)
2024/05/04 (土) ~ 2024/05/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
5/4の野外リバーデッキステージ😍
公演の幕間に沢山のアーティストさんの演奏が聞けて、これまた幸せ😃
文化祭はこうでなくちゃ💕
晴れて良かった🌞
12:00~
ダイナマイトしゃかりきサ~カス
Sooners with ゴーゴー木村
15:10~
ウルトラソウル
17:30~
The Voices of Japan
とても楽しませてもらった👍
劇団Little★Star-team Spica-vol.6『草原の狼〜ピースを求めて〜』
劇団Little★Star
堺市立西文化会館・ウェスティホール(大阪府)
2024/05/04 (土) ~ 2024/05/04 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
私は所用で伺えず…
でも母が「行きたい」との事で、妹が母を連れて行ってくれて、二人が観劇してくれました。
「とても迫力があって良かった💓」との事です👍
私も稽古やリハ風景などYoutubeで拝見しましたが、子供たちの躍動、素晴らしかった💕
ライカムで待っとく
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2024/05/24 (金) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
コロナ禍の22年に上演され、評判は良かった(23年の岸田戯曲賞候補になっている。このときは加藤拓也)が、時節柄、横浜までは・・と見逃した。落着いたところでさっそく再演は、公共劇場とは思えないKAATらしい腰の軽さで、長塚圭史、芸術監督の役目をよく果たしている。
作者は、沖縄のまだ三十歳代の若い劇作家・兼島拓也、演出は、最近劇団でもプロダクションでも起用され、映画も監督出来る、こちらも若い田中麻衣子。キャストは小劇場の座組み。
いかにも、よくある沖縄舞台の「ヘイワ・ドラマ」の構えだが、敵役をあれこれ見つけて懲悪ドラマにするレベルを超えた優れた現代劇になっている。久し振りに若者が劇の中心でしっかり世の中を見据えて、舞台の先頭に立っている。
(物語)雑誌記者の浅野(中山祐一郎)は、上司に命じられて、60年前の沖縄で起きた米兵殺傷事件について調べることになったのだが、実はその容疑者が自分の妻の祖父・佐久本だったことを知る。事件の現場は元米軍本部のあったところで、いまは「ライカム」と呼ばれてスーパーマーケットになっているとか、住民の生活の実態とか、現地のタクシーの運転手(佐久本宝)の案内で調査を進め記事を書くうち、浅野は次第に沖縄の過去と現在が渾然となったドラマの世界にいざなわれていく。国境や地域文明の端にある辺境に生きる者が背負わざるを得ない「沖縄の物語」がそこにはある。その物語は自他がつくる「決まり」によって成立するが、時に自分自身も飲み込まれていってしまう現実がある。その場の政治や行政や、さらにはそこに住む人々の思いや、よそ者の観察だけでそれと抗うのはむつかしい。
だが、人々はそこで生きてきた。生きていく。
そこからがうまいのだが、それは、一つの地域の事情ではなく、今世界を見渡せば、どこにでもある話だ。そこで生きる勇気を持ち次の物語を作ることが希望になる。
素材は沖縄問題でよく選ばれる基地問題にまつわる物語だが、問題の捉え方が、新しく、しかも演劇的なところがこれまでの加害者・被害者のキャンペーン作品とはっきり一線を画している。本も演出も、ちょっと乱暴なところがあるのだが、あまり小さなところにこだわらず(こだわっても行き届かなかったのかも知れないが)ぐいぐい押していって若々しい。古めかしい人情ドラマでケリをつけるところからはっきり決別を宣言して、戦後長くこの国に居座っているいじけた精神を批判している。単に沖縄問題を超えて、現代日本に課せられたドラマになっていて見事である。ドラマの作りが普遍的で大きい。この若い作者、台詞が上手い。沖縄ものでなくても書けることは間違いなさそうだ。
ヒルなのに老若男女よく交ざった観客で満席。